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2012年06月18日

TRA京都ナパーム14インチ100-4Hバレル研摩2次元+パウダーコートクリアー

TRA京都ナパーム14インチ100-4Hバレル研摩2次元+パウダーコートクリアー 入手困難な人気モデル「TRA京都ナパーム100-4H」14インチへのスーパーミラーバレル2次元研磨からパウダーコートクリアーのリフレッシュ・リメークです。

ガリ傷修正からスーパーミラーバレル研磨(2次元)して最終の表面保護役として密着性、耐久性、塗装肌の頑丈さから静電式(固体)「パウダーコートクリアー」仕上げです。






TRA京都ナパーム14インチスーパーミラーバレル2次元研磨+パウダーコートクリアー
 
長野県のお客様・・元は黒と表面部のみ切削ポリッシュですが、2次元丸ごと研摩ポリッシュ仕上げしてパウダーコートクリアーを丸塗りしてポリッシュ面をがっちりガードしました。




 
塗装剥離からブラスト研摩します。





 
インナーリムは既に腐食が進行中です。






研摩機にて腐食の削除をします。
腐食、虫食いが酷い場合は完全には削除できませんが早い処置でしたので概ね削除出来ていました。




 
2次元ですのでリムとディスクは上面のみハンド研摩します。





 
バレル荒研摩からバレル仕上げ研摩を数回かけて肌を確認します。
バレルの中心部に当たる回転円周率の少ない中心部は旨く光ってくれませんのでハンド研摩で磨き込みます。




 
中心部となるキャップ、スタットボルト付近も光って来ました。





 
クリアーを塗る事によりポリッシュ光沢の艶引き感は避けられませんが、耐久性重視でパウダーコートクリアーを塗ります。




 
パウダーコートクリアーの完成です。




 
インナーリムもリム側面部もパウダーコートクリアーで丸ごと保護して有ります。



※注)ポリッシュ肉盛り溶接について
深いガリ傷は溶接でアルミを足す必要が有ります。アルミを足す事で肉厚や原型の復元をします。 しかし傷口へ足したアルミとホイール母材(アルミ合金)は全く同じではないため肌質が合わない事も稀に出てきます。それらはカラー塗装なら色で隠れますが、ポリッシュ素地表現でしかも磨き込むほど「足したアルミと母材」との肌質の違いが出て来ます。それを気になる人もいます。

その僅かな肌違いを回避するために溶接せずに削りこんでしまえば母材の肌がそのまま表現できますのでその方が無難で簡単な修理です。
しかし削り込んで肉厚が薄くなり、形状が変わるよりは一部の肌質違いより肉厚と強度確保を優先してあえて面倒な溶接の方が良いと判断して深い傷は肉盛り溶接で形成しています。


削り込みで肉厚が薄くなっても同質の肌合わせを重視するのか、溶接によりその箇所の肌質が微妙に違っても肉厚原型強度重視をするかの選択となります。


数センチ四方の微妙な肌違いを「気になる・気にならない」は個人差の問題ですが、たまにかなり神経質なユーザーもいますので、溶接で足したアルミとホイール母材とでは同じ金属でも同質合金では有りません事本来の肌とは材質、デザイン、構造、修理箇所により「目立つ目立たない」があるモノと理解してご判断ください。


一概に「鋳造・鍛造・合金プレス」「アルミ・マグ・スチール」と言っても「同じモノ・同じ素材・同じ製法」は各製造メーカーでそれぞれ違いますので、そんな違うモノへ補修用のアルミ合金を足して全く同じ肌になるはずも有りませが、ほとんど解らないレべルでもあります。ポリッシュ修理(ミラーポリッシュ・ダイヤモンドカット)はパテ埋め修理が絶対出来ませんので肉盛り溶接は「原型修復、強度確保」のための補修としてなくてなならない修理なのです。




ポリッシュへのクリアーコートには液体溶剤系(アクリル樹脂)と固体パウダー系(ポリエステル樹脂)があります。また液体溶剤系のアクリル樹脂にも1液型(硬化剤無し)と2液型(硬化剤有り)の2種類があります。

1液型(硬化剤無し)・・・新品ポリッシュホールへのクリアーコートは100%1液型(硬化剤無し)です。 硬化剤が入っていれば数時間で塗料とガンのノズルが固まってしまうため硬化剤の入ったモノは量産式には不向きなため自然硬化しなく肌が弱くても透明度が高い1液型が主流となります。透明度は高いですが塗装膜が薄く肌が弱い軟弱な事が欠点です。

2液型(硬化剤有り)・・・ワンオフ塗装向きで、1液が型よりさらに肌の硬い2液型は硬化剤の比率が高いほど硬質となり 塗料代も高くなります。艶感塗装肌の硬さも期待できるためワンオフでのクリアー塗装は2液型が主流となっています。

パウダーコートクリアー(ポリエステル樹脂)・・塗装膜と言うよりポリエステルの樹脂膜となるため肌が頑丈で密着性も高く 2液の溶剤系とは比べ物にならない硬質な肌となります。難点はコストが高いのと透明度が溶剤系よりやや劣ります。



溶剤系の1液型・2液型とパウダーコートクリアーを解りやすく例えて言えば
1液型が「サランラップを1枚載せた」のに対して2液型が「やや厚めのサランラップを3枚載せた」感じで パウダーコートクリアー「透明の厚い塩ビシート」を載せた感じと表現すれば特性が判りやすくなると思います。?
頑丈で厚い塗膜となれば光沢艶引きや透明度も若干失われてしまいます。
見た目重視か耐久性重視かです。


ポリッシュクリアーの詳細はこちら



以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。


4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。



お問い合わせやお見積もりは「みんカラ」メッセージではなく会社メール
nishi@243ok.co.jp  の方へお願いいたします。



PS:お問い合わせや見積もりなどこちらからのメールでの回答など手が空かず当日連絡は出来ない事も多々ございますが、2~3日以内には返信するようにしています。 それでも返信がない場合は携帯やPCの迷惑メール設定などが考えられますので2~3日以内に当方からの返信が無い場合は確認のため直接お電話ください。



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Posted at 2012/06/18 16:13:35

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この記事へのコメント

2012年6月18日 16:41
ブログを読むたびに勉強になります(^-^)

いつも楽しみにしてます♪♪(^o^)
コメントへの返答
2012年6月18日 16:52
いつもありがとうございます。

塗料や材料も完全無欠なモノは有りません。

修理だって100%なんてありえません。

全て一長一短が有ります。

目的に応じて選択することが一番の方法です。

日々良い塗料や材料を模索中です。

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