ダイヤモンドカットに限らず1Psホイールのカラー塗装&ポリッシュ「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ブラッシュド」など先にカラー塗装を済ませて先塗りカラーを剥ぎながら各種のポリッシュ加工して最後にトップコートの丸塗りのオンクリアーとなりますので後のポリッシュ方が違うだけで作業の手順は同じです。
「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ブラッシュド」などカスタムポリッシュはパウダークリアーが可能ですが、ダイヤモンドカットはパウダークリアーが出来ませんので溶剤クリアーのみとなり総合的な耐久性はパウダークリアーが出来る他のポリッシュ方より劣りますが純正オリジナル重視ならダイヤモンドカットになります。
日産Y30純正とHONDAプレリュード純正のパウダーカラーコートからのダイヤモンドカットフルリフレッシュ
福岡県のお客様・・・昭和の時代の年代モノの割には珍しく曲り、ガリ傷、腐食の無い程度良好な日産Y30純正15インチ鋳造(CAST)ホイールです。
埼玉県のお客様・・・こちらも25年前の年代モノですが曲り、ガリ傷、腐食など年相応に劣化したHONDAプレリュード純正鋳造(CAST)ホイールです。
HONDAプレリュードの方はダイヤモンドカット溶剤ポリッシュ特有の白ミミズが多く出ています。
純正ダイヤモンドカット白ミミズ腐食の原因はこちらhttp://www.243ok.co.jp/z.,window/simifusyoku.html
剥離からブラスト研磨
Y30純正の方は曲りガリ傷修理は有りませんが、プレリュード純正の曲り、ガリ傷修理!
プレリュード純正の溶接肉盛り修理!
インナーリムから側面リムまでパウダーコート下処理の本体丸ごとリム研磨
オリジナル溶剤カラー似のパウダーガンメタとパウダーシルバーの静電噴射!
先塗りカラーは溶剤カラーでは無く耐久性重でY30純正はパウダーガンメタでプレリュード純正はパウダーシルバーから天面をスライスカットしてダイヤモンドカットポリッシュになります。
純正ホイールは鉄の座金ブッシュが付いていますのでパウダーコートする際は座金ブッシュは外します。外したついでにサービスで錆をブラスト研磨しますが鉄の座金ブッシュはすぐに錆びますので出来ればパウダーコートするか新品と交換するかいずれかをお勧めします。
日産Y30純正パウダーガンメタ&ダイヤモンドカット溶剤クリアーの完成!
当時物オリジナルとほぼ同じような感じに復元再生出来ました。
HONDAプレリュード純正パウダーシルバー&ダイヤモンドカット溶剤クリアーの完成!
曲り、ガリ傷、腐食有りでしたが、当時物オリジナルとほぼ同じ質感風合いに復元再生出来ました。
デザイン表面パウダーコートしたついでにインリムまでパウダーコートして有ります。
●インナーリムまでパウダーコートしたの理由●
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんのパウダーコートにより「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点でインナーリムまでパウダーコートします。
Y30純正のキャップはプラ樹脂製のためダイヤモンドカット不可のためレンズクリアーで光沢復元
プレリュード純正のキャップはプラ樹脂製の溶剤シルバー塗装仕上げになります。
★ダイヤモンドカット不可なモノと注意点★
1・鉋でスライスするような天面カットポリッシュ方のためリムやディスクは角張ってエッジが鋭角になり角張ったエッジ部はクリアーが伸びて塗膜が薄くなるためディスク角部やバルブ穴の鋭角な箇所へ水が侵入で白ミミズ腐食が入る原因です。
こちらhttp://www.243ok.co.jp/z.,window/simifusyoku.html
2・繊細な虹色ライン保護のためオンクリアーは絶対条件ですがパウダークリアーは出来ません。
3・表面削り出しで平滑なディスク構造のみとなるため丸みを帯びたディスクにはダイヤカット不可。
4・歪み、横振れ縦振れの有るモノは均等にカット出来ませんのでダイヤカット不可。
5・合金プレス深リムや旧RSリム、旧式のOZ(AMG・フッツーラ)などの3Ps1枚型の肉薄リムは肉厚確保や強度確保の面からダイヤカット不可。
6・ディスク面へのダイヤモンドカットの場合、ホール穴がフラットタイプのディスクは旋盤取り付けの際、治具ナットが干渉しますのでダイヤカット不可。
7・2Ps溶接ハメ殺しのホイールはリム、ディスクが単体にならないため構造デザインにより不可。
6・肉厚の有る1Psはある程度複数回のダイヤカットは可能ですが、元々肉厚の薄い2・3Psのリムは何回もスライスすれば肉厚が薄くなってしまうためダイヤカットは2回までが限度です。
※「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ブラッシュド」など磨き修理は何回でも再研磨可能です。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
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電話番号 0995-65-7225
(有)オートサービス西
剥離からブラスト研磨します。
インナーリムの元は塗装無しで無垢の状態ですが、窓部からインナーリムは繋がっていますので今回はインナーリムまでパウダーシルバーを塗ります。
赤ライン部をマスキングしてパウダーシルバーの静電噴射
シルバーを残す窓部サイド面とホール穴付近をメインで狙ってそれ以外はパウダーコートが被った状態でいいです。
パウダーシルバー冷却乾燥後は先程の逆パターンのマスキングで赤丸部を塗装します。
デザイン天面をダイヤカットする事により「窓部サイド面からホール穴のシルバー塗装と赤塗装」は残りそれ以外はダイヤモンドカットになり丸ごとオンクリアーして完成です。
BBFバフポリッシュやバレル研摩はつる肌鏡面仕上げのためオンクリアーの有無は任意ですがダイヤモンドカットは虹色ライン保護のためオンクリアーは必須条件です。
BBFバフポリッシュやバレル研摩へのオンクリアーは素材や腐食程度により「溶剤クリアーとパウダークリアー」が選択出来ます。
ダイヤモンドカットへのオンクリアーは溶剤クリアーのみパウダークリアーは不可になります。
年代物の古いセリカ純正は今回無垢仕上げのため白ボケは出ていても虫食い腐食が無かったのはノークリアー仕上げだったからです。これがオンクリアーして有り数十年も経った物なら白ミミズや虫食い腐食が酷くなっていたかも知れません。
ポリッシュオンクリアーの腐食現象
↓
ポリッシュオンクリアーはアルミ素地とクリアーの間に水が浸入して密封され湿った状態のままになるため白ミミズ腐食が進行して素地まで侵されれば終いには虫食い状態になります。。そうなる前に早めの処置が大切です。
ポリッシュオンクリアーの損傷原因についてはこちら
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