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㈲オートサービス西のブログ一覧

2011年11月21日 イイね!

BBS-RGR18インチスーパーミラーバレル研磨(2次元)+パウダークリアー

BBS-RGR18インチスーパーミラーバレル研磨(2次元)+パウダークリアー曲り、ガリ傷修正からスーパーミラーバレル研磨(2次元)して最終の表面保護役として密着性、耐久性、塗装肌の頑丈さから静電式(固体)「パウダーコートクリアー」仕上げです。

お客様から「見た目も大切ですが曲りを直してキチント使えるように」と念を押されました。・・それが一番大事で極当たり前な事です。

BBS-RGR(鍛造ホイール)ガリ傷修理からミラーバレル研磨(2次元)+パウダーコートクリアー
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千葉県のお客様・・修理品の程度はまちまちのピンキリで、今回のRGRは曲り有りでガリ傷が思いっきり4本有ったため修理工程にやや時間を要しましたが、普段通り修理してからのミラーポリッシュ(オンクリアーパウダー)の完成です。





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どっち道塗装を剥ぎますので一旦塗装を先に剥いで無垢の状態からの溶接です。
溶接する箇所へ塗装やメッキなど他のモノが少しでも残っていれば溶接しにくいだけでなく溶接ムラやピンホールの原因にもなります。





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ガリ傷溶接部のリム研磨形成からディスク部のハンド研磨です。
ポリッシュはアルミそのものの剥き出表現ですのでパテなど一切使えません。
修理技の見せ所です。





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側面、裏面も荒研磨します。
裏が曲っていれば使用に影響しますので、追加料金にて直す必要が有りますが、裏リムの底に付いた多少の傷は見えない箇所で使用に影響しませんのでご要望が無い限り裏面傷直しまではいたしません。





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地味なハンド研磨からバレル荒研磨です。





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バレル荒研磨からバレル仕上げ研磨フィニッシュ時です。
ノークリアー仕上げならここで終了!梱包荷造りとなりますが、ここからパウダークリアーのためさらに数日の納期がかかります。




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裏面、側面も満遍なくパウダークリアーを載せています。





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パウダークリアーコート焼付け完成です。
写真では暗く写ったり明るく写ったりして旨く表現出来ませんが、メッキのような派手さでは無くアルミ独特の風合い柔らかい光沢です。





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曲り、ガリ傷肉盛り溶接箇所など全く解らないように原型修復は完璧です。
 



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写真によく写りませんがリム裏底には元々有った僅かな擦り傷は残っています。
この件はオーナー様へも伝えてあります。



※注)インナーリム(裏面・側面)傷について
インナー裏面の曲りはホイール自体が横振れ共振を起こします
ので使用に影響するため「直さなくても良い」と言われましてもこちらとしては「直さしてください」とお答えします。しかし裏リム底の傷などは見えない箇所で使用に全く影響しませので、デザイン面のようにシビアに傷取り修理の希望が無い限りあくまでもバレル研磨の下研磨的な処置としています。


完成納品してから「裏底リムや側面に傷が入ったままです。」や「裏底の傷も完璧に直して当然。!」など納品後にクレーム、トラブルの原因となります。
裏面、側面も表面と同様に傷直しをされる場合は事前に申しつけください。(別途追加料金となります。)




※注)ポリッシュ肉盛り溶接について
深いガリ傷は溶接でアルミを足す必要が有ります。アルミを足す事で肉厚や原型の復元をします。
しかし傷口へ足したアルミとホイール母材(アルミ合金)は全く同じではないため肌質が合わない事も稀に出てきます。それらは色塗りなら問題有りませんが、ポリッシュ素地表現でしかも磨き込めば磨き込むほど「足したアルミと母材」との肌質の溶接箇所の数センチが気になる人もいます。

その僅かな肌違いを回避するために溶接せずに削りこんでしまえば母材の肌がそのまま表現できますのでその方が無難で簡単な修理です。
しかし修理屋として削り込んで肉厚が薄くなり、形状が変わり薄くなるよりは一部の肌質違いより肉厚と強度確保を優先してあえて面倒な溶接の方が良いと判断して深い傷は肉盛り溶接で形成しています。


要は削り込みで肉厚が薄くなっても同質の肌合わせを重視するのか、溶接によりその箇所の肌質が微妙に違って来ても肉厚原型強度重視をするかです。


今回のRGRようなリム端の幅の狭い箇所の場合はほとんど目立たず気になる事はまずありませんが、ディスクへの傷の場合、ディッシュや面の広いスポークなどは後で足したアルミ合金と母材質との違いで鏡面研磨すれば微妙な肌違いを感じる事も有るかと思います。


数センチ四方の微妙な肌違いを「気になる・気にならない」は個人差の問題ですが、たまにかなり神経質なユーザーもいますので、溶接で足したアルミとホイール母材とでは同じ金属でも同質合金では有りません事本来の肌とは材質、デザイン、構造、修理箇所により「目立つ目立たない」があるモノと理解してご判断ください。


一概に「鋳造・鍛造・合金プレス」「アルミ・マグ・スチール」と言っても「同じモノ・同じ素材・同じ製法」は各製造メーカーでそれらがそれぞれ違いますので、そんな違うモノへ補修用のアルミ合金を足して全く同じ肌になるはずも有りませが、ほとんど解らないレべルでもあります。ポリッシュ修理(ミラーポリッシュ・ダイヤモンドカット)はパテ埋め修理が絶対出来ませんので肉盛り溶接は「原型修復、強度確保」のための補修としてなくてなならない修理なのです。




ポリッシュへのクリアーコートには液体溶剤系(アクリル樹脂)と固体パウダー系(ポリエステル樹脂)があります。また液体溶剤系のアクリル樹脂にも1液型(硬化剤無し)と2液型(硬化剤有り)の2種類があります。

1液型(硬化剤無し)・・・新品ポリッシュホールへのクリアーコートは100%1液型(硬化剤無し)です。 硬化剤が入っていれば数時間で塗料とガンのノズルが固まってしまうため硬化剤の入ったモノは量産式には不向きなため自然硬化しなく肌が弱くても透明度が高い1液型が主流となります。透明度は高いですが塗装膜が薄く肌が弱い軟弱な事が欠点です。

2液型(硬化剤有り)・・・ワンオフ塗装向きで、1液が型よりさらに肌の硬い2液型は硬化剤の比率が高いほど硬質となり 塗料代も高くなります。艶感塗装肌の硬さも期待できるためワンオフでのクリアー塗装は2液型が主流となっています。

パウダーコートクリアー(ポリエステル樹脂)・・塗装膜と言うよりポリエステルの樹脂膜となるため肌が頑丈で密着性も高く 2液の溶剤系とは比べ物にならない硬質な肌となります。難点はコストが高いのと透明度が溶剤系よりやや劣ります。



溶剤系の1液型・2液型とパウダーコートクリアーを解りやすく例えて言えば
1液型が「サランラップを1枚載せた」のに対して2液型が「やや厚めのサランラップを3枚載せた」感じで パウダーコートクリアー「透明の厚いビニールシート」を載せた感じと表現すれば特性が判りやすくなると思います。?
頑丈で厚い塗膜となれば光沢艶引きや透明度も若干失われてしまいます。
見た目重視か耐久性重視かの選択です。


ポリッシュクリアーの詳細はこちら





以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。


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Posted at 2011/11/21 19:51:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | BBS-1Ps/RG・RGR・DTM・RE・RT | イベント・キャンペーン
2011年11月03日 イイね!

BBS-旧RGスーパーミラーバレル研磨からパウダーコートクリアー

BBS-旧RGスーパーミラーバレル研磨からパウダーコートクリアー旧RG16インチ1Psスーパーミラーバレル研磨(2次元)ポリッシュ後、6画キャップも全てパウダーコートによるオンクリアー仕上げです。

今回はキャップ加工への拘りとして塗装でしか対応できないプラ樹脂製の6画キャップとアルミ製キャップと交換して磨きこんだホイールとのバランスを考慮したバレル研磨によるリフレッシュ・リメークです。


BBS-RG16インチスーパーミラーバレル研磨+パウダークリアー+アルミキャップと交換
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バレル研磨2次元ミラーポリッシュからパウダーコートクリアー仕上げです。
ピンクのBBSロゴもワンポイントちょっと手を加えてあります。




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写真を撮り忘れてしまいいきなりバレル荒ですが、ガリ傷修理から始まり塗装剥離~ブラスト研磨~ハンド研磨~バレル荒研磨のいつもの手順です。






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旧RGの6角キャップはプラ製品でシルバー塗装してあり、オーナメントの分解合体にも手間がかかる複雑で面倒な構造をしています。






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6角キャップを塗装してしまえば安っぽく見えますので、こちらで同品のアルミキャップを準備してこれを磨いて装着します。






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バレル研磨にて磨きこんだパーツもパウダーコートクリアーします。
※注重要 研磨、磨き自体はアルミ製キャップならほぼ全て対応できますが、プラ樹脂が一部でも付いるモノへはパウダークリアーはできません。パウダーは焼付け温度が180℃以上となりますのでプラ樹脂は溶けてしまいます。一部でもプラ樹脂をつけてあるパーツは低温焼付け(60℃前後)の溶剤系クリアーとなります。





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ホイール本体のパウダーコートクリアー噴射時です。
パウダークリアーは小麦粉のように真っ白けの状態です。




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パーツへのパウダーコートクリアー焼付け完了!




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スーパーミラーバレル研磨フィニッシュ時よりパウダークリアーした事でやや艶引き感を差し引いても今回はクリアーの耐久性重視です。




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6角キャップを塗装すると見た目が安っぽくなります。
アルミキャップも磨き込みなら磨き込みホイールと一体化して高級感がより引き立ちます。




●ポリッシュオンクリアーには大きく分けて3種類が上げられます。●

1・溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」新品ホイール量産型
2・溶剤系(液体)「2液型の硬質のクリアーコート」硬化剤混合硬質型
3・静電式(固体)「パウダーコートクリアー」塗膜ではなく樹脂膜の頑丈型(第3のクリアー)


溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」は透明度が高く、硬化剤がないため量産向となり新品ホイールはこの「1液型のクリアーコート」が主流です。
弱点は肌が弱いため飛び石傷や干渉傷が入りやすくクリアー劣化も早いのが難点です。 見た目は良いが軟弱です。
 

溶剤系(液体)「2液型の硬質クリアーコート」はワンオフでの塗装に向いておりで硬化剤の比率が高いほど塗料代も高いですが、塗装肌の硬さも高いです。
難点としてツル肌仕上げのポリッシュへの塗装は光沢仕上げのため「足付けの荒研磨」が出来ません。そのためどうしても密着性に難があります。


そこで期待できるクリアーとして第3のクリアーが、静電式(固体)「パウダーコートクリアー」です。

「密着性が高く肌が頑丈で艶引き感、透明度も2液の溶剤系と変わらない」となれば 第3のクリアーと呼べる「パウダーコートクリアー」が、今あるクリアーの中でポリッシュホイールへのオンクリアーでは最硬と言えるでしょう・・・・・・しかし弱点もあります。

第一にコストが掛かる事です。また虫食いや巣穴の出たポリッシュは沸きブツが出るためパウダー仕上げではレベリングが落ちるなど素材の良し悪しを選びます。
※カラーパウダーならパウダーパテでどうにか対応できます。

また違ったパーツを合体した2Psハメ殺しのような分解できないホイールはパウダー不可となるモノが多くデザイン、構造を選びます。

※2・3Psの分解可能はホイールは分解してパーツごとにパウダーできますのでもちろんパウダーコートクリアーはOKです。


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この機会に是非ご相談ください。



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Posted at 2011/11/03 12:42:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | BBS-1Ps/RG・RGR・DTM・RE・RT | イベント・キャンペーン
2011年10月10日 イイね!

BBS-RG溶剤カラー&ポリッシュ/リフレッシュ・リメーク

BBS-RG溶剤カラー&ポリッシュ/リフレッシュ・リメークスバル純正のBBS鍛造13インチとBBS-RG鍛造16インチへの溶剤ウレタン焼付けカラーによる塗り換えからリム部はBBFバフ鏡面研磨仕上げでのリフレッシュ・リメークです。

サイズやモデルは違いますが、1Psへのリム/ディスク個別仕上げの作業の流れは変わりありませんので、2台まとめてご紹介いたします。

同じ内容の作業でも現品の損傷状態の違いや修正の(有り・無し)と塗装メニューなどで料金や納期が違ってきます。

リムポリッシュ部は本来切削ラインのダイヤモンドカットですが、コスト面やメンテの配慮からオーナー様の希望でノークリアーによるBBFバフ鏡面仕上げとなっています。




1Psホイール/リム・ディスクの個別仕上げ

鳥取県のお客様・・修理工程が無い程度良好のスバル純正のちっちゃなカワイイBBSです。






埼玉県のお客様・・ガリ傷やポリッシュ面の痛み劣化が進行中のRGでしたが、早めの処置で問題なく綺麗になりました。
※注)「虫食いや腐食」の劣化が激しいポリッシュはいくら磨いても斑点、シミが残り、ポリッシュ表現が不可となりますので、早めの処置が必要です。





まずは両者塗装剥離~ブラスト研磨から始まります。!






16インチのRGはガリ傷肉盛り有りです。




 
溶剤ウレタンメタリックカラー用の下処理塗装です。





 
メインのゴールド&シルバーメタ塗装してさらにメタリック系は一旦クリアーを丸ごと塗って塗装を完成させます。
リム/ディスク丸塗り仕上げならここで作業終了ですが、ここからリム研磨に入ります。
塗装完成後、リム研磨の段階で、「BBFバフ鏡面研磨」「ダイヤモンドカット」などお好みのリムポリッシュをします。

ダイヤモンドカットの詳細はこちら







ディスクからリム部の側面、裏面まで全てBBS-LMと同色のゴールドを塗り、リムポリッシュ面は、「BBFバフ鏡面研磨」してスバル純正のBBS13インチは完成です。






ディスクからリム部の側面、裏面まで全てGR純正カラーを調色したシルバーを塗り、リムポリッシュ面は、「BBFバフ鏡面研磨」してBBS-16インチは完成です。



BBFバフリムポリッシュ研磨とは・・・
リム研磨専用の研磨機にて番手が80番・120番・240番の荒研磨から始まり、 それから仕上げ研磨の油研ぎ研磨が240番・320番・400番・600番・800番・1200番・1500番・2000番までペーパー目を細かくして手と顔が油まみれになりながらひたすら磨いて行くアナログ的な研磨ポリッシュ方法です。
アナログなため構造を選ばず低コストで臨機応変に対応が出来ます。


ダイヤモンドカットとは・・・
様々なデザイン、構造やこの世に二つとして同じ動きをしないモノに対して表面の形状を3Dで立体数値化して形状に沿って表面を均一に削り出しするワンオフ修理ではハイテクな切削ライン研磨工法です。
ハイテクでは有りますが構造デザインを選びコストがかかります。





●リムフランジ部への研磨について●
 
リムフランジ部の塗装部は残してのリムポリッシュ仕上げです。
リムにメリハリが付いてホイール全体が締まったような感じとなります。


 
リムフランジ部まで研磨してのポリッシュ仕上げとなります。
ホイール端まで磨いてありますのでホイールが大きく見えます。
1Psのリム/ディスク個別仕上げは一旦丸塗りしてからリム研磨となりますので、リムブランジ部を残すか研磨するかで、料金の差は発生いたしません。
お好みに応じて対処いたしますのでお気軽にお申し付けください。 


 

今回リムポリッシュ部はノークリアー仕上げとなります。
今回のこのリムにはピアスボルトやバルブなど突起物がないためノークリアーでもワックスやコンパウンド磨きなど簡単にヒト拭き出来ますのでメンテナンスが特にやりやすい構造です。
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら



ノークリアーのメンテナンスについてはこちら



アウターリムポリッシュはBBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル鏡面研磨・ダイヤモンドカットなどご予算、ご希望に応じてポリッシュ加工いたします。
アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら




完全なる修正が出来て4本リフレッシュ・リメークとなります。



4本セットリフレッシュ・リメークはご要望にお答えして「みんカラ」会員様は送料往復無料キャンペーンを復活しましたのでこの機会に是非ご相談ください。





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Posted at 2011/10/10 17:26:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | BBS-1Ps/RG・RGR・DTM・RE・RT | イベント・キャンペーン
2011年09月24日 イイね!

BBS-DTMバレル3次元研磨パウダークリアー

BBS-DTMバレル3次元研磨パウダークリアー磨き込みや切削カットしたポリッシュ面を保護するためにクリアーコートは、一般的に溶剤系(液体)の1液型か2液型のスプレー式によるクリアーコートをします。

ポリッシュフィニッシュ後のクリアーの透明度やコスト面から言えば溶剤系(液体)1液型のクリアーコート」が1番良いですが肌が弱いのが弱点です。 そのためワンオフ塗りのクリアーはより肌の硬い「2液型の硬質のクリアーコート」を使っています。

しかしそれよりさらに密着性、耐久性、塗装肌の頑丈さから言えば静電式(固体)「パウダーコートクリアー」がポリッシュ面保護に今一番、理想的なクリアーコートです。

スーパーミラーバレル研磨後からのオンクリアーに関し「透明度、艶引き感」など以前より格段に向上進化した「パウダーコートクリアー」のご紹介をいたします。





スーパーミラーバレル研磨(3次元)からのパウダーコートクリアー

以前当社でミラーポリッシュ(3次元)ノークリアーでお納めしたBBS-DTMです。
半年以上経過していますのでやや艶落ち感はありますが、BBFバフ研磨とは違い、大きな白ボケも無くコンパウンドでハンド磨きすれば光沢復元が可能です。
ハンド磨きなどメンテがご面倒との事で再研磨からパウダーコートクリアーのリクエストを頂きました。
もちろん以前当社で、バレル研磨をしていますので、格安料金でいたします。






タイヤカスやウェイトカス削除から始まり、下研磨となるハンドバフをかけて艶出しをします。 肌の光沢がやや不均等ではありますが、ハンドバフだけでも十分な光沢が復帰できます。




 
ハンドバフ研磨後は万遍無く、均一な光沢がでるまで仕上げ用バレル研磨機へ数回投入します。





バレル再研磨で元の光沢が蘇りました。バフ研磨との違いは一目瞭然です。 


 
  これからパウダーコートクリアーに入ります。
             




パウダークリアーの前処理として以前はパウダー専用のプライマーを使っていましたが、過去のプライマーでは艶引き感が大きかったため、つい最近から違う下処理としてマジックウォーターなるモノを発見・提案!
これでプライマーの欠点となる艶引き感が一つ解消が出来たと思います。
まだ未知のモノですのでメーカーの言う事を信用して使うしか手が有りませんが、この1工程をやら無いよりはやった方がマシと思ってやっています。





通電チェックしてパウダークリアー噴射!(小麦粉のように真っ白けになります。)






鍛造品ですので4本同時焼きでもいいのですが、熱伝道を考慮して念のため2本ずつ焼いて自然冷却します。






パウダーコートクリアー完成!
溶剤系2液型のクリアーと、ほとんど変わらない仕上がりです。
でもパウダーコートのクリアー肌の頑丈差は溶剤クリアーの比ではありません。





1Psへのパウダーコートクリアーはホイール丸ごと塗りますのでパウダーで完全に覆われます。






バレル研磨フィニッシュノークリアーとパウダーオンクリアーを比べて見れば艶引き、光沢、質感など若干の違いは当然出てきますが、どうでしょうか?



●ポリッシュオンクリアーには大きく分けて3種類が上げられます。●

1・溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」新品ホイール量産型
2・溶剤系(液体)「2液型の硬質のクリアーコート」硬化剤混合硬質型
3・静電式(固体)「パウダーコートクリアー」塗膜ではなく樹脂膜の頑丈型(第3のクリアー)


溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」は透明度が高く、硬化剤がないため量産向となり新品ホイールはこの「1液型のクリアーコート」が主流です。
弱点は肌が弱いため飛び石傷や干渉傷が入りやすくクリアー劣化も早いのが難点です。 見た目は良いが軟弱です。
 

溶剤系(液体)「2液型の硬質クリアーコート」はワンオフでの塗装に向いておりで硬化剤の比率が高いほど塗料代も高いですが、塗装肌の硬さも高いです。
難点としてツル肌仕上げのポリッシュへの塗装は光沢仕上げのため「足付けの荒研磨」が出来ません。そのためどうしても密着性に難があります。


そこで期待できるクリアーとして第3のクリアーが、静電式(固体)「パウダーコートクリアー」です。

「密着性が高く肌が頑丈で艶引き感、透明度も2液の溶剤系と代わらない」となれば今あるクリアーの中では 第3のクリアーと呼べる「パウダーコートクリアー」が、ポリッシュホイールへのオンクリアーでは今のところでは最硬と言えるでしょう・・・・・・しかし弱点もあります。

第一にコストが掛かる事です。また虫食いや巣穴の出たポリッシュは沸きブツが出るためパウダーが出来ないなど素材の良し悪しを選びます。
※カラーパウダーならパテで対応できますが・・・

また違ったパーツを合体した2Psハメ殺しのような分解できないホイールはパウダー不可となるモノが多くデザイン、構造を選びます。

※2・3Psの分解可能はホイールは分解してパーツごとにパウダーできますのでもちろんパウダーコートクリアーはOKです。

作業の煩雑さによる納期面やコスト面また手直し不可のやり直しなど作業リスクの高さや素材の良し悪しの対応など課題も多くあります。
また雨降りの日はパウダーコートは中止しています。天気や温度、湿度にもパウダーの付き具合い、焼き具合いが影響され天気が悪いとさらに納期が遅くなります。








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この機会に是非ご相談ください。



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Posted at 2011/09/24 13:06:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | BBS-1Ps/RG・RGR・DTM・RE・RT | イベント・キャンペーン
2011年05月05日 イイね!

純正BBS14インチ/パウダーコート&リムポリッシュ

純正BBS14インチ/パウダーコート&リムポリッシュゴルフ&ジェミニ純正鍛造BBS14インチの粉体パウダー塗装と溶剤ウレタンカラーによる塗り換えからリムBBFバフ鏡面研磨仕上げでのリフレッシュ・リメークです。

モデルが全く同じモノで、リム/ディスク個別仕上げの作業の流れは変わりありませんが、ディスクカラーの違いやリムフランジ部への研磨(有り・無し)で、それぞれ違った表現となります。

同じモノを同じような作業しても現品の損傷状態の違い、修正工程の(有り・無し)で料金や納期が違ってきます。





いすゞジェミニ純正BBS14インチのリフレッシュ(マットブラック&鏡面研磨)
 
富山県のお客様・・ディスク&裏面カラー部は粉体パウダー塗装のマットブラック
リムBBFバフ鏡面研磨となります。





 
まずは丸ごと塗装剥離から始まります。
裏が1本軽く曲っていましたが、表面は擦り傷程度で大きなガリ傷も無く、比較的程度の良い商品です。




 
塗装剥離後にガリ傷や曲がりがあれば修理となります。1本軽い曲りを直してそれからパウダー用の下処理となるブラスト、バレル研磨、脱脂してパウダーマットブラックの丸塗り(表裏全面)となります。

※パウダー用下研磨に1工程多いバレル研磨までするのは他所には無い当店だけの拘り作業です
通常は塗装剥離してさらにブラストしてからのパウダー施工となりますが、肌艶の仕上がり感向上のために鏡面仕上げ用のバレル研磨機を使い贅沢にパウダーコートの下処理にも利用しています

マットブラック丸塗り仕上げならここで完成!となりますが、ここからアウターリム面の塗装を剥ぎながらのポリッシュ仕上げが待っています。

粉体パウダー塗装についてはこちら





 
 
リムフランジ部の塗装を残してのリム面BBFポリッシュ鏡面仕上げです。

※提案注意事項)
このホイールもポリッシュ部へバランスウェイトを直付けてありました。
カラー塗装ならあまり問題ありませんが、ポリッシュ部へバランスウェイトを直に付けるとウェイト鉛にアルミが犯されていまい、その箇所へ黒墨状の腐食が現われます。
それは研磨磨きしても完全に取れませんのでやや黒点斑点が残ってしまいます。
ポリッシュホイールのデザイン面へ鉛ウェイトを直に付けない事をお勧めいたします。







ゴルフ純正BBS14インチのリフレッシュ(クリアーブラック&鏡面研磨)
 
広島県のお客様・・4本ガリ傷だらけで、パテなど使えないポリッシュ仕上げが前提ですので、ポリッシュ部はもちろん肉盛り研磨形成にて完璧に直してあります。
新品と交換したBBS赤パッチが、良く似合います。




 
4本ガリ傷有りと2本曲り有りの商品です。


 
塗装を剥ぐと傷の程度が良く見えてきて、修理もやり易くなります。



 
4本表面へガリ傷があり、さらにそのうちの1本はリム側面が全周削られておりこれを削り落としすれば1本だけリム幅が当然薄くなります。
面倒でも当然リム側面全周溶接となります。
溶接は簡単な事ですが、形成に手間と時間がかかります。





 
リム側面研磨形成とリム部、ディスク部の下処理研磨です。
ここから下処理塗装をしてブラック丸塗りからクリアー丸塗りとなります。




 
こちらは溶剤系ブラッククリアー仕上げからのポリッシュ鏡面研磨仕上げです。



1Psのリム/ディスク個別仕上げはマットブラックでもブラッククリアーでも塗装まで一旦完成させて後は塗装を剥ぎながらひたすらリム研磨です。・・ (汗)
80番・120番・240番の荒研磨して、
それから仕上げ研磨の油研磨が240番・320番・400番・600番・800番・1200番・1500番・2000番までペーパー目を細かく磨いて行き、顔も手も油まみれになりながら長い研磨の末に鏡面ポリッシュとなります。






●リムフランジ部への研磨について●
 
リムフランジ部の塗装部は残してのリムポリッシュ仕上げです。
リムにメリハリが付いてホイール全体が締まったような感じとなります。


 
リムフランジ部まで研磨してのポリッシュ仕上げとなります。
ホイール端まで磨いてありますのでホイールが大きく見えます。
1Psのリム/ディスク個別仕上げは一旦丸塗りしてからリム研磨となりますので、リムブランジ部を残すか研磨するかで、料金の差は発生いたしません。
お好みに応じて対処いたしますのでお気軽にお申し付けください。 


 

今回リムポリッシュ部はノークリアー仕上げとなります。
今回のこのリムにはピアスボルトやバルブなど突起物がないためノークリアーでもワックスやコンパウンド磨きなど簡単にヒト拭き出来ますのでメンテナンスが特にやりやすい構造です。



アウターリムポリッシュはBBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル鏡面研磨・ダイヤモンドカットなどご予算、ご希望に応じてポリッシュ加工いたします。


アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら






「色塗って磨けばよいってモノじゃないのです。」

基本・土台となるホイール修正がまずしっかり出来ないとリフレシュ・リメークして見た目だけお化粧しても意味がありません。



完全なる修正が出来て4本リフレッシュ・リメークとなります。

ヤフオフや中古販売店から直接当店へ送ってくださるお客様も多数いらっしゃいますので購入前にお気軽ご相談ください。


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Posted at 2011/05/05 09:37:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | BBS-1Ps/RG・RGR・DTM・RE・RT | イベント・キャンペーン
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プロフィール

「SSR14インチ2Psハイパー塗装(DBK)&光輝アルマイトDBK-P http://cvw.jp/b/782662/38349864/
何シテル?   08/08 13:20
鹿児島から全国展開しています、(有)オートサービス西です。 創業1988年昭和63年3月 創業当時ホイール修正を専門とするお店は全国でも数店舗し...

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