リットマンのブログ一覧

車に興味を持ち始めてからかなりの年月が経つんですが、

若輩者の私、世の中まだまだ知らない車は多い訳でして。



つい先日もネット徘徊していて、偶々見付けたこの車の記事を拝読し軽い衝撃が走りました。


VWゴルフA５９

という、VWゴルフ３ベースのホットハッチ。

パッと見、GTＩより過激なヤンチャ仕様なのかなと思いきや、





１９９４年からのＷＲＣ参戦目的の為に、たった１台製作された試作ホモロゲモデルなんですね！

こんな車が存在していたとは！


１９９２年頃、ＶＷがＷＲＣ参戦復帰を密かに計画していたって事も初めて知りましたね。


当時はグループＡ車輌で競い合っていた頃、

ランチアがワークス活動を休止し、

日本車勢(セリカ、ランエボ、インプレッサ)が活躍し始めた時代。

ここにⅤＷが割って入ってどんな活躍が出来たのか、今となっては分かりませんが、活躍次第ではＷＲＣがもっと盛り上がったのかもしれませんね。



それにしても、ワンオフの超貴重なゴルフの存在に驚きです。




張り出したフェンダーやボンネットのダクト等、如何にもな出で立ち。

勿論、４駆の２Ｌターボ。




試作車ですがロールバーを装備。

同じハッチバック車なのもあり、全体的にはランチア・デルタを相当意識していそうな雰囲気が。




結局財政難で計画は頓挫してしまったんですが、もしも計画通りにＷＲＣ参戦し果たしていたら、、、

実戦仕様はどんなラリーウェポンになっていたのか？？？

ホモロゲに必要な２，５００台の市販バージョンはどんな車になっていたのか？？？

正式名称は？？？


想像するだけでも胸熱な、非常に興味深い車ですね。

今年のルマン２４時間耐久レースは、

記念すべき開催１００周年というとてもメモリアルなレースでありましたが、

今年復活したフェラーリが１９６５年以来、５８年振りの総合優勝を飾りました！


やはりフェラーリの復活優勝は、モータースポーツ界全体が盛り上がるので素直に嬉しいですよね。

おめでとう、フェラーリ！




方やなんですが、、、、、




御存知の方は多いと思いますが、

国際自動車連盟・主催者側が参戦する各チームに前年の成績等考慮してＢoＰ(バランス・オブ・パフォーマンス：　性能調整)を課した上で参戦許可をしている訳ですが、

今回のルマン、決勝数日前になって突然更なる「調整」を与え、具体的にはトヨタには３７ｋｇ、フェラーリには２４ｋｇ、キャデラックには１１ｋｇ、ポルシェには３ｋｇ、プジョー＆その他は「調整」無しという内容。


レースを面白くしようという意図は分かりますが、、、


これは明らかにやり過ぎでしょう！？


５連覇しているトヨタに１番重いウェイトを、、、


これは明らかな日本人(日本車)を勝たせない為の政治介入と捉える事が出来、言い方悪くて申し訳ありませんが人種差別とも受け取れます。

最近では先のテニスの全仏オープンの失格騒動しかり、F１ではスペインGPの角田裕毅への不可解なペナルティしかり、、、、、

残念ですが、未だに白人至上主義が蔓延っているんですよね。



主催者のＦＩＡとＡＣＯ(フランス西部自動車クラブ)が１００周年を迎えた大事なレースを日本人(日本車)に勝たせてなるものかという魂胆が見え見えでして。



噂では、この「更なる調整」はトヨタ以外のメーカーには事前に告知してあったとか？？？　　

これが本当なら、トヨタ以外のメーカーはその「更なる調整」を見越してルマンに車を時間をかけて合わせこむ事ができた一方で、トヨタにはそれが出来辛くなる展開になり。。。。。


茶番な政治レースにはガッカリです。


世界三大レースの一つがこれでいいのか！？


更なる性能調整を課せられる事も無かったにも関わらず、表彰台争いすら絡めなかった地元の某メーカーと比べ、

１番重いウェイトを課せられていた上に、更に直前になって理不尽なウェイトを課せられても優勝争いをし２位表彰台を獲得したトヨタは本当に立派だと思います。
競合が増えた中で価値ある２位表彰台でした。


来年は「更なる調整」を踏まえつつ、今年の鬱憤を晴らす圧勝期待しています。