どうも(^^)v
今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…。
う~ん…まぁ触ったコトはありますね…あんま記憶に無いけど…(苦笑)
U31プレサージュ前期 一部改良時です♪
う~ん…正直あんまり売れてた記憶が無いんですよね…(汗)
ただ…覚えてるのは、お客さんで来てた60代位の方だったかな…。
ライダーに社外のCPU入れて、ヴィエナクライスの18インチだか入れてた過激な個体が来てたのだけは覚えてます(爆)
車体にステッカーがチラホラと貼られていましたが、ソレらのステッカーは全てダミーじゃなくてホントに組んだパーツのだけ貼ってるとかで…。
なんつ~過激なミニバン乗ってんだって思いましたね(笑)
さて、そんなU31プレサージュは2003年に2代目プレサージュとしてデビューしています(*'▽')
ティアナと同じ、FF-Lプラットフォームをベースとしまして、より低くなったフロアで大きくなった室内空間、そして「簡単、らくらくシートアレンジ」を特徴としています(^^)v
そして2004年に今回話題とする一部改良を実施。
主にハイウェイスターのエクステリアの変更、そして全車の装備がより充実に♪
当時のキャッチコピーは…
LONG DRIVE FOR A FAMILY
なんだろうかねぇ…変にシャレこもうとして、請求力の足りない感じ…(汗)
当時の日産は何でも統一化してオシャレな感じに持ってこうとしてましたからねぇ…その数年前まで男臭さの抜けないメーカーだったので違和感しか無い…(苦笑)
今回のカタログはその一部改良発表直後の2004年10月の内容になります。
ってコトでこのクラスでライバルって言ったら、パッと思い出すのはオデッセイ。
後はイプサム、MPV、グランディスって感じでしょうか…。
当時売れてたオデッセイと較べ、プレサージュは両側スライドドアを装備していたのに、今のように見向きすらされなかったのはやはりその時代のニーズか…(汗)
全体的に纏まってはいるものの、デザインが優しすぎると言いますか…煌びやかさに欠けている所も正直あったのはないかと思います…少々大人しいですね…(^-^;
そう…実はコレがハイウェイスター…つまりコレでも派手な方。
しかも一部改良でフロントグリルがメッキ化、ヘッドライトはブラックアウト、ホイールも17インチの光輝ホイールになって、より精悍になってもまだ大人し目。
一方で通常グレードは更に地味な感じになります…コレはボディカラーも影響しているとは思いますね。
丸味を帯びて控え目な感じもあるので、小さく見えなくも無いですが、実際には全長は4840㎜、全幅1800㎜と結構な巨体だったりします(^^)v
リア回りはハイウェイスターも通常グレードもソコまで大差がありません♪
ハイウェイスターはリアスポイラーがカラード化。
インパネはセンターメーターで上部はスッキリしているものの、センタークラスターがタワーのように立っていて、コレが結構圧迫感があるんですよね…(^-^;
シフトレバーはかなり直立していて、全体的な操作感や使い勝手は見栄え重視な感じではありました…(汗)
本来なら拡散しないといけないであろうエアコンの噴出口が狭い方向にラウンドしているのもやや疑問を感じます…(^-^;
ソレとこの時期の日産のカーウイングスナビは全体的に使いづらい…(泣)
室内はガランと広く、また低床になっているので初代より快適性は格段にアップしています(*'▽')!!
シートはこの仕様のみ…一見6人乗り。
実は8人乗り(笑)!
セカンドシートが横移動して、キャプテンシートモードとベンチシートモードが選択出来ます♪
ベンチシートモードにすると、2列目が3人掛けに。
3列目はコレでも3人掛け…だからトータル8人乗り。
サードシートがワンタッチで床下格納されるのもプレサージュの旨味であります♪
使い勝手&快適性はかなりイイと思いますね(^^)v
そんなU31プレサージュ前期一部改良時に搭載されるエンジンは全部で2機種…。
・QR25DE…直列4気筒2500㏄ツインカム、163馬力、25.0kg-m。
メインとなるエンジンはコレ。
けど確かこの頃のQRって電制スロチャンにカーボン溜まってエンストが多かったですねぇ…(^_^;)
動力性能的にはコレで十分だったかと。
・VQ35DE…V型6気筒3500㏄ツインカム、231馬力、34.0kg-m。
3.5Xにのみ搭載されるエンジンで、動力性能は正直十分過ぎる程でしょう(^_-)-☆
コレらに組み合わされるミッションは、3.5リッターがエクストロニックCVT。
そして2.5リッターが4速オートマ。
足回りはフロントがストラットでリアがマルチリンクの4独。
車体が大きいのもありまして、結構ユタ~ッとした乗り心地だったような気がします…もうウロ覚えですけどね…(^_^;)
さて…装備としてはセカンドシートがリモコンでウォークイン♪
この手のミニバンは3列目のアクセスが少々窮屈な時がありますが、少しでも乗降性をアップさせようとする工夫があります(^_-)-☆
更に助手席側のみですが、当時としてはまだ高級装備だったオートスライドドア♪
そしてこの一部改良で全車インテリキーが標準装備に!!
このカード型のインテリキー…キーホルダーを引っ掛けたりする部分が弱くてよく割れてましたね…(苦笑)
収納は豊富で、グローブボックス上部はおろか、運転席側までリッド付の収納が装備されてまして、少々の物なら意外と入ります(^_-)-☆
新車当時はカーウイングス機能付ナビの装着車が多かったですが、ごく稀に5.8インチの蛍光管ディスプレイを装着したクルマがいたんでですよね…。
正直ザックリとした画面で、正直質素だよなぁと思ったアイテムですね…(^_^;)
この時期からの日産車は車格問わずにプラズマクラスターイオンエアコンが装備されはじめていました(*'▽')
当時の日産車は何気に結構装備が良かったりしています♪
で…グレードはこんな感じで。
・ハイウェイスター (2WD/4WD)…257万2500円/286万6500円
専用エアロ装備のスポーティグレード。内装も専用でカーボンパネルを装備。
アルミも専用で17インチ。シート地はニット。
・3500X (2WD/4WD)…288万7500円/324万4500円
最上級グレードで木目調パネルやプレサージュスーパーサウンドシステムを装備。
アルミは16インチでシート地はヌバック調クロス。
・2500X (2WD/4WD)…248万8500円/278万2500円
2500の高級グレード。実は3500Xと装備が全く同じ。ならコレでイイじゃん。
・V (2WD/4WD)…232万500円/261万4500円
最廉価グレード。ヘッドランプが唯一ハロゲン、フォグ無しでホイールキャップ。
シート地はスウェード調トリコット。
ボディカラーは全部で7色。
自分でしたら2500Xで、ボディカラーはルミナスレッド。
オプションでバックビューモニター、サイドブラインドカメラ、ステアリングスイッチ、カーウイングスナビ、ETC、ツインサンルーフ、電動スライドドア、17インチアルミ、サイドエアバッグとカーテンエアバッグ、寒冷地ってトコでしょう(^^)/
あ…ちなみに今更ながらカーテンエアバッグは日本初の3列目まで保護するタイプとなってます(*'▽')
で…コチラはオーテック特装車。
つまり持込登録車のライダーとライダーS。
ライダーになると結構雰囲気が変わりますね(^^)/
コレ位押しがある方がソレらしい感じもします♪
ちなみにかなり白っぽい感じに見えますが、実写はややクリームっぽいパールですね。
シート生地はスウェード調のトリコットにパートナーというアキレスのビニールレザーがどうやらシートのサイド部分に使われてるようですね。
う~ん…個人的にはライダーなんでE51みたいなホワイトレザーをドーンと使った方がソレらしい感じがしてイイと思うんですがね…(^_^;)
専用装備では専用の木目調パネルにコンビステアリングで豪華さもあります♪
そしてコチラはライダーS。
ライダー系はクリアテールになります…う~ん個人的にはノーマル仕様のテールのが好みですね…(^_^;)
ライダーSはニット地のシートになったりで、内装はやや素っ気ない感じになるものの、専用のチューンドサスやフジツボ製のマフラーを入れたスポーティ仕様。
エンジンは3.5と2.5があります。
ボディカラーは全部で4色。
で…コチラがオプションカタログ。
オプションの内容的にはソコまでぶっ飛んだモノは無く、結構ありがちな内容。
見た記憶が無いのは、アクセントストライプ…こんなんあったんですね。
ソレとリアバンパーフラットベースは良いですね(*'▽')
リア周りがすっきりとします♪
さて…そんなU31プレサージュはその後、2007年のマイナーチェンジでガラリと雰囲気を変え、ラグジュアリーな感じが出たものの、どうもテコ入れが遅かったのか…。
その後も売れ行きが右肩上がりになる様子は無く、2009年にモデルごと消滅しちゃいました…(泣)
最近はこの手の車高が低めなミニバンは壊滅してますね…(汗)
もう極端に2m近いミニバン、またはSUVをどうぞって感じでこの手の選択肢が無くなりましたね…ってかそんなに誰もかしこもSUVになってしまうんだろうか??
ステーションワゴンもこの手のミニバンも…ジャンルはドンドン消滅していき、今やスーパーハイトかSUVだけの国になって行きつつありますねこの国は…(苦笑)
あぁ…脱線しまくりましたが、そんなプレサージュは中古車で検索しても歴代通して50台程度しか無く、マニアックな物件でも無いので、恐らくこのまま激レア車になって行くでしょう…(^_^;)