ま、マジでぇ？！　久々Cクラスネタ

■久々のCクラスです。今日お台場で開催されたスマートの試乗会場においてあったのが、C200コンプレッサー・アヴァンギャルドのアバンギャルドＳパッケージ装着車であります。

■アバンギャルドSパッケージは今までAMGスタイリングパッケージや専用キャリパー＆ドリルドディスク、その他AMGホイール、スポーツシート、パドル付き３本スポークステアリング、本革シート等々が含まれていたのですが、新たに「ダイナミックハンドリングパッケージ」もこの中に含まれるんですね。

■で、このパッケージ、マジでヤバいです。現在C200コンプレッサー・アヴァンギャルドおよびこれまでのアバンギャルドSのオーナーの方は、決して乗らない方が良いと思います。って、乗ったら腰抜かしますよ、本当に。

■駐車場から出た瞬間から「！」。ビックリする乗り心地の良さ。しかも17インチのAMGホイールを履いているのに、路面の継ぎ目もトントンっと軽くいなします。ええええーーーマジですかぁ、と叫びそうになってしまった。

■ダイナミックハンドリングパッケージは、SPORTSボタンを押すと減衰力が可変する、といういわゆる電子制御の可変サスペンションであります。で、SPORTSとノーマルの切り替えで、減衰力だけでなくスロットル特性やシフトマネージメントも併せて変える、というのがミソ。なんですが！！！

■そんなことよりもむしろ、ノーマル時の乗り心地の良さ。これに尽きるわけです。

■先日もアイスランドで減衰力可変システムを搭載した新型車に乗ったんですけど、これもやっぱり乗り心地が良かった。もっともこちらの場合は純粋なメカサスの試乗車が用意されなかったため、違いこそ見出せませんでしたが、先代比でもやっぱり乗り心地が良くなったなぁと。

■そこで思い出しました。減衰力可変のシステムを搭載しているモデルの場合、ノーマルのメカサスのモデルと比べるとスプリングレートが柔らかく設定できるということを。なぁるほど、それで減衰力可変システム搭載車の方が普段乗りでメカサスよりも乗り心地よく感じるわけです。

■ノーマルの場合、スプリングもダンパーも基本的にはレートは固定のもの（いやCクラスはノーマルでもダンパーは入力によって可変する仕組みをもってますが）となるけど、減衰力可変システムの場合、スプリングこそレートは固定でもダンパーが減衰力可変する分（Cクラスの場合はノーマルのそれよりも幅が大きい、ということですね）、つまり高い減衰力が出せる分だけスプリングレートを落とすことができるということなのでしょう。間違ってます？　ま、僕の頭では上手く説明できない部分ですがw

■そんなわけで、乗って目鱗。同時に心底「いい～！」と思ったのであります。

■いや～、ほんとクルマって時間が経つほど良くなります、を痛感した次第。と同時にくやしいぃい。とも。

■しかもこのダイナミックハンドリングパッケージ、アヴァンギャルドSパッケージ以外にも設定された特別限定車があり！　それがダイナミックハンドリングエディションと呼ばれるモデルで、先のダイナミックハンドリングパッケージに加えてパドルシフト付きの３本スポークステアリング（スポーツパラメーターステアリング）、専用デザインの17インチアルミ＆ワイドタイヤが付く上に、コンフォートバッケージ（パワーシート、分割可倒シート、電動チルト＆テレスコ、イージーエントリーステアリング、リバースポジション機能付きドアミラーなど装備豊富ながら、506万円という価格を実現しています!!　

■つまり今ならアヴァンギャルドSパッケージを選択せずに、ダイナミックハンドリングパッケージ装着車が手に入るというわけです。もちろん見た目はアヴァンギャルドSパッケージに譲りますが、この乗り味を求めるなら、まさにこれはお買い得！　って広告のようになってしまいましたが、それほど激しく良い！　と思ったので長々と書いてしまいした。