やんぢのブログ一覧

泡盛の話です。

別に毎日飲んでいるわけではないのですが、
家飲みは①泡盛②焼酎③ビールくらいの感じで、ほぼ泡盛です。


だからと言って、特にこだわりがあるわけではなく、その都度お店で売っているものを買って飲んでいるって感じです。







さて、そんな泡盛。
原材料表示がこんなことになっているんです。



昔は、ただ単に『米こうじ』と書いていました。
泡盛好きの人の間では、泡盛作りにタイ米を使うというのは常識でした。
でも、別にそれを表示しろという話が出たなんてことは聞いたことがありません。




過去に一度だけ泡盛のことをブログネタにしたことがあります。

その時の写真を見ると、やっぱりただ単に『米こうじ』と書いてありました。
でも、このときの泡盛もタイ米で作っていたんです。



それが最近は、原材料表示にわざわざ　（タイ産米）　と書いてます。

これを書かないとクレームをつけるバカがいるんでしょうかね？
これも食品偽装時代の一側面？

こういう風潮は、世の中がつまらなくなるような気がします。

日頃私と絡んでくださっているみんカラメンバーの中で、泡盛の好きな方はどのくらいいらっしゃるんでしょうか？

私は、家で飲むお酒は、ビール以外はほぼ１００％泡盛です。
ワイン、ウイスキー、焼酎…ほとんどいきません。（つうか家の中に在庫が無いし…）

とは言え、泡盛マニアというわけでもありませんし、
そのつど酒屋さんで適当に目についたのを買ってくるんです。

先日、近所の酒屋さんにあまり見たことの無い銘柄が有りました。
「白百合」と言います。
とりあえず買ってみました。

飲んでビックリ。
これが泡盛なのか？
今まで飲んでたのも泡盛なのか？
というほど味が違います。
個性的というか、なんというか…
正直な感想は「埃臭い味」。

早速ネットで調べてみると、「雨の日の土壁の味」「土壁をねぶるような…」「墨汁の味と香り」「かび臭い」などという表現が並んでいます。

いろいろ調べてさらにビックリ。
石垣島で老夫婦二人でやってる酒蔵で、洗米から（！）醸造まですべて手作業。
製造量も少なく、一部のネットショップでは３合瓶が１０００円台半ばというプレミア価格で売られていました。（プレミアと言っても泡波に比べたらかわいいもんですが）
どうやら希少価値のある泡盛らしいのですが、近所の店では普通に一瓶７００円台で売ってました。

ある泡盛の通販サイトには「好みが別れる味」と書いてありました。
私も最初の一口を飲んだときには、「えっ？」と吐きそうな気分になりましたが、
水割りを１杯飲み終わったときには、白百合の虜になっている自分がいたのでした。
あんまり衝撃的な味に出会ったので、思わずブログのネタにしてしまいました。

近いうちに、買い占めてこよっと。