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＜自動車＞警告灯放置なら車検通らず　２月から
毎日新聞 1/29(日) 8:30配信

自動車の車検審査が２月から変わり、運転席のメーターパネルにある警告灯が点灯している車の検査は受け付けてもらえない。独立行政法人の自動車技術総合機構は、特に古い車などは車検前に十分に整備をしてから受検するよう呼びかけている。

同機構によると、エンジンが動いている状態で、前方エアバッグ▽側方エアバッグ▽ブレーキ▽ＡＢＳ▽原動機－－の警告灯が点灯・点滅したり、警報ブザーが鳴ったりしたままの車については、２月から車検の審査を行わない。このため、車検が受けられなくなる。

これらの警告灯は、ブレーキなど安全性に関わる重要な故障を抱えた可能性も否定できないことや、安全に対する社会的機運の高まりもあるので、厳密にチェックすることになったという。
（中略）

ＢＭＷの整備を専門に行っている横浜市都筑区の整備工場「ポールポジション」の伊藤明社長によると、「これまでエアバッグ以外の警告灯を厳しく指摘されるケースが少なかったので、顧客からの問い合わせが増えている」という。

（後略）



今までは警告灯が点きっぱなしのクルマでも車検に通っていたってわけだ。

いや、自分でユーザー車検を受けたことは複数回ありますから、車検場で何が行われているかは十分に分かっています。

すなわち、
規定の検査項目が全て
であり
規定にない部分は見ない
わけですよね。


だから、警告灯は規定の検査項目にはありませんし、ブレーキの警告灯が点いていても、パッド厚が十分にあり、液漏れが無く、ブレーキランプが点灯すればそれ以外のブレーキ不調があるかどうかは車検場では関係ないわけです。

ＡＢＳについても同じ。
警告灯が点いていても、検査機に乗った状態で規定の速度から規定の範囲内に停止できればそれ以外のことは何も求められない。



今までそれでＯＫだったほうが驚きですけどね。



あと、記事の中の「ＢＭＷの顧客」って意識低すぎ。
警告灯が点いたまま車検に出すのが当たり前だと思ってたんでしょうか？
そのまま受け付けるショップもショップ。
名前出しちゃってるけど、今までは「警告灯が点いてても、車検は大丈夫っすよ」って言いながら受け付けてたって言ってるのと同じ。

ショップもユーザーも、アタマ悪すぎだと思いますけど。