社長（改）のブログ一覧

いろんな所で売られているので目にした事のある人も多いはず。








銘柄：活性原酒　雪っこ
酒造：酔仙酒造　株式会社
地域：岩手県陸前高田市（製造：大船渡市）
入手：岩手県大船渡市　酔仙酒造　
製造：2014.11　購入：2014.11
価格：276円税込
容量：180ml





原酒らしいフレッシュ感のあるにごり酒です。
味も原酒らしく、最初の印象は新潟菊水のふなくち原酒を甘くして、もろみの味を足した感じ。加糖されていてかなり甘く感じますが、にごり酒っぽい味の濃さで違和感は感じませんでした。
飲みやすいお酒だと思います。度数はきついですが。



大船渡の新しい蔵。山道を登った先にあります。


陸前高田の一本松。この左手は高台化の造成中でした（2014年11月）。被災した酔仙酒造がここに戻ってくるかはわかりませんが、街が回復するにはまだまだ時間がかかりそうです。

シンプルな名前のお酒だけれど、そこには強い思いが込められている。陸前高田にあった酔仙酒造は11年3月の津波の被害にあい、12年に大船渡市の高台に移転して再開しています。陸前高田の元の場所周辺は14年11月、まだ更地のままでした。ただ、復興の準備は少しずつ進んでいる。そんな気がしました。


銘柄：酔仙　特別純米酒　岩手の地酒
酒造：酔仙酒造　株式会社
地域：岩手県陸前高田市（製造：大船渡市）
入手：岩手県大船渡市　酔仙　
製造：2014.11　購入：2014.11
価格：324円税込
容量：180ml



表には元の蔵の場所、裏には今の蔵の場所が記載されています。


本日は生タコの足。


足の芯の部分は刺身、吸盤部分は茹でてから柚子ポンでいただきました。


吟醸の香りはしないですが、お米の香りを強く感じます。
口に含むと少し甘い香りが鼻に抜けていきます。
サラリとしてあとから酸味がジワジワ広がる淡麗の辛口酒。
辛口と言ってもそれほど強くなくて、ほどほど。


タコが甘めなので辛口の酒がよく合います。

金印はスクリーン印刷でしたが、こちらはラベル。
本醸造の文字がユルイ感じでいいです。







銘柄：千両男山　本醸造
酒造：株式会社　菱屋酒造店
地域：岩手県宮古市
入手：岩手県宮古市　酒かわべ
製造：2014.11　購入：2014.11
価格：234円税別
容量：180ml



金印よりも熟成感のある香り。
こちらは淡麗の辛口で酸味がかなり強めに感じます。
アルコールっぽさを感じる金印より、こっちの方がスッキリして雑味がなくて美味しい。

男山というと北海道の酒というイメージですが、これまでに紹介したものも含めていろいろありますね。






銘柄：千両男山　金印
酒造：株式会社　菱屋酒造店
地域：岩手県宮古市
入手：岩手県宮古市　酒かわべ
製造：2014.10　購入：2014.11
価格：212円税別
容量：180ml




香りはアルコールっぽさも感じますが、うっすらと若竹のような香りがあります。
口当たりは優しく甘め。甘みが引くと酸味が強く出てくる感じです。
吟醸とは違う爽やかな香りが終始あって、なかなか美味しい。
ちょっと甘ったるくも感じますが、甘党の私にはちょうどいいです。



菱屋酒造は震災の津波でさらわれてしまったようです。同じ所で再開したようですが、11月に行ったときは日が暮れて閉まっていたのでわかりませんでした・・・すぐ近くに酒屋さんがあり、そこで購入です。

上撰も昨日の金印と同じグラス。







銘柄：福来　上撰
酒造：株式会社　福来
地域：岩手県久慈市
入手：岩手県九戸郡野田村　道の駅のだ
製造：2014.10　購入：2014.11
価格：243円税込
容量：180ml

金印の緑に対して上撰は赤。


金印と違って少し米の香りを感じます。
味の方は、上撰なのにこちらも加糖酒なので甘みは強い。でもうまくバランスが取れていて違和感は感じないです。コクも金印の福来と同様に強く、酸味も比較的強調してくる旨口の辛口。
酸味料がなければ加糖でもこのレベルを維持できるのか。でも、入れない酒の方がいいんだけど。


11月に訪れた時のもの。お休みでした。