5代目…NISSIN SKYLINE 通称 JAPAN。
3代目GC10ハコスカから4代目GC11ケンメリにかわり、ケンメリのフルモデルチェンジでこのジャパンが発売されたのが昭和52年(1977)
環境問題がクローズアップされ排ガス規制が強化される時代。53年排ガス規制をクリアさせるためパワーを犠牲にしなければならない時代だった。
GC210はシングルキャブ、昭和55年にはインジエクション化されGC211となりターボが追加、同時にディーゼルも発売された。2枚ドアのハード、4枚ドアのトップセダン、バンとワゴンのラインナップ。
ちなみに自分の車は、このはざまで出来た前期のシングルキャブ53年排ガス規制対応車のGC211である。パワーも公表値で105ps(^_^ゞ
昭和55年の仕様変更のターボ化により145psにパワーアップされることになる。
後期と言われる車は角目2灯化され、テールランプもモデルチェンジされた。

後期型KHGC211TURBO
ちなみにハードトップの場合は、型式にの最初にKが付く。
スカイラインは昔からモデルごとに愛称が与えられ、この210はジャパンと言われる。
これはコマーシャルのキャッチコピー「SKYLINE JAPAN」からくるもの。
この当時のテレビコマーシャルの影響は大きかったんだね。
エンジンはGTグレード2000ccとTIグレード1800ccによって違い、ともにL型エンジンと言われている。
この当時、エンジンにはソレ・タコ・デュアルと言われ、ソレックスキャブで吸い込んで燃焼し、等長タコアシエキゾーストマニホールドで吐き出し、デュアルマフラーで排出する事がいいと言われた。
環境問題が厳しくなると言っても、現在のマフラー排気音は相当でかく、車検対応デュアルマフラーでバリバリにうるさいぐらい。でも当時の基準には適合しているので、公道で保安規則に違反しないレーシングカーの様な車になる。って、言うより、正確にはするようにカスタマイズ出来ると言った方がいいだろう。
あくまでも純正状態は静かで快適だ。
でも、タコアシとマフラーは案外ハードルは低く導入しやすい。しかし、キャブ変更となると排ガスレポートが必要となり、手間がかかり改造費も半端じゃない。パワーを求めればソレックス化にL28に載せ替えしている車も多い。でも、純正にこだわっている人も多いと思う。
またジャパンは、マフラーのセンターパイプに触媒が入っていなければ車検は通らない。
これ以前の時代の車が今でも走れるのは、アナログであるからだ。これが現代の車の様にコンピューター化されていたら、交換部品もなくなり長期維持は難しい。

フジツボタコアシ

フジツボステンレスデュアルマフラー

純正シングルキャブ

ノーマルなエンジンルームだけどとても気に入ってる(^_^ゞ
当時もののキーホルダー
なぜ、ジャパンがいいかって??
何故だろう…理由はないただ好きだから(^_^ゞ
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2017/01/09 16:12:05