
先週末から盛んに注意喚起されていた週末明けの寒気。
ある程度予想されていたように月曜の夜から雪が降ってきた。
結構、日中は路面が溶けていて夕方から冷え込み、夜から火曜日の朝方にかけて雪が25センチ程度降り積もった。
気温もかなり下がり、細かい雪が積もってその厚さ25センチ程度。
残念ながらにその間、十分な除雪は入らなかった。
ただ冷え込んでいるため降り積もった雪はパウダースノー!
積雪の中、雪をかき分けスタッドレスのみで問題なく走れる状態であった。
風もそれ程強く吹かずに済んだことが有り難い。
日本海側はどうだったのだろう。
心配だね。
この寒気で先ずは25センチほどの積雪ではあったが、深夜にかけて降り積もった事、気温が低かったのでサラサラな雪だったこと、だから除雪も入らなかった事、それでも働く車は夜通し走るのである。
月曜の夕方は日差しで雪が溶けて道路はウエット、走ればドロがはねて車が汚れる状態であった。
そこへ夜からのサラサラ雪が朝まで降り積もり、その間も走り回る営業車。
交通量が少ないまっさらな道を降り積もった雪の中を漕いで走り回るのが働く車である。
で、早朝仕事終わりに汚れた車を洗車する必要があった。
本来、一日通して寒い場合だとお湯を使わないでガラスだけでの清掃でするはずが、一部温かいとかなり汚れる。
日が落ちて寒くなったのを確認して一度サッと洗っておけば問題は解消されるが、忙しいと走りまくりで洗車は後回し。
そして深夜まで走って車庫に納車、3時間後にはまた走るため出発するのだ。
で、早朝に車が動かないと報告が上がる。
通常この時期ならサイドブレーキが凍結しタイヤが回らなくなることがあるが、回らないタイヤはリアではなくフロントと言う‥?!
長期動かなかった車のディスクブレーキパッドがディスクと錆びて固着し動かなくなることはあるが、数時間でタイヤが回らなくなることはない。
で、現状を確認しに行くと‥タイヤの内側に入り込んだ雪に洗車した際の水がかかりそのまま凍結、タイヤとブレーキキャリパーが凍結し一体化したためフロントタイヤが動かないことが判明した。
30年見てきているが始めての現象である。
サイドワイヤーが凍ってサイドブレーキが解除されなくなることは稀にあるが、タイヤが凍ってしまって回らないことは初めてだったわ。
新雪の中を走り回り、タイヤ内側に入り込んだ雪の塊が、そのまま凍っていまいタイヤが回らなくなる。
雪国ってこんなことも起きるやなwww
完全にホイール内側が氷に覆われて動く隙間がないわ。
フロント両側がロックしているので、作業するにも動かすことも出来んw
フロントロックしたまま何とか移動させ、リフトで上げる。
ジェットヒーターの熱風を当てて解凍!www
一気に溶けてドライバーで突っついて氷を排除。
フロント両側が凍りついているので、この作業を左右行う。
しかし、今まではこう言うパターンはなかったと思う。
なぜ起こりうるかといえば、通常雪が降る際にはかなり温度が下がっていて、日中通して天井からお湯をかけての洗車は行わないで済んだだからと思う。
今回は、日中溶けて汚れたので、雪の中を漕いで走った後に通常通り水洗いをしなければならなかった。
ドライバーは、タイヤの間に雪が挟まっている認識がないため鉄板ホイールを洗う際に水を掛けたが、その水が雪に染み込み納車後このままガチガチに凍結、タイヤが回らなくなったものと考えられる。
朝からドタバタであるwww
また1ついい経験をさせていただきました。
そして、更に12時間後、またしてもフロントタイヤが動かない車の報告。
そう、同じ状況のまま半日空いた車に乗る際に同じ現象でタイヤ不動www
またしても動かなくなった車にジェットヒーターを使って解凍w
ある程度は動くようになってからリフトに上げてしっかりとすべての氷を解凍させた。
あっ、これって二度あることは三度ある??www
氷って恐ろしいね。
凍れば体積が増えて硬度も高い。
水道管凍結は、あの水道管すら亀裂をもたらすんだからね。
怖っ!!
ラジエターにクーラント入っていなかったら、ウォータージャケット破裂してエンジンブロック割れるよな。
ロケーションによってもたらすトラブルでした!www
皆さんもお気を付けて!
一般のドライバーで新雪の中走り回ったあと、洗車する人はいないよねwww
エキゾチック〜ジャパン!
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2023/01/24 21:40:18