
平成12年新車のTOYOTA CROWN COMFORT
平成12年は西暦にすると2000年‥現在24年が経過する車両である。
新規登録は某タクシー車両として乗り始め、記憶してないが私が乗るようになって10年以上が経過していると思う。
現在の走行距離は19万キロ程度。
調子悪い箇所はほぼ皆無である。
常に車検はお取り引きの関係であえてトヨタデーラーにお願いし車検更新している。
ただ下回りは何もしていない。
で今回車検を取得する際、流石にまずいところが出るかもしれないのでリフトで上げて各種点検をした。
流石に下回りは錆びてきている。
モノコックはまだしっかりしていて今のうちにサビ防止対策をすれば多少は延命できそうだ。
デフなどは結構錆びが浮いていて、スタビは特にサビサビである。
中性洗剤で水洗いをした後、脱脂剤で脱脂し水性シャーシブラックを吹いた。
サビ防止対策と言うよりは臭いものには蓋をすれ対策だろうw
本来はブラストをかけて完全にサビを排除した上でサフ吹いて塗装すれば良いのだが、そこまでは時間とコストをかけてられない。
ジャパンとは全く対応が違うw
重症となりうるようなオイル漏れもなく、まだまだ行けそうだ。
そりゃそうだよね。
タクシー車両であれば50万キロ程度までは消耗品交換で乗れる車両だから、現在97万キロだから機械部品的にはまだまだ余裕だろう。
今時OHVのエンジンだ!w
ロッカーアームをプッシュロッドで持ち上げてバルブを稼働させる。
今時そんな機構なエンジンはほぼ無いだろうね。
ただトルクが大きく高回転がいらない特性で、アメ車辺りはまだ採用されてる場合あるんじゃないかな。
故障が少ない事が一番のメリットかな。
もちろんシングルカムなので構成部品は少なく、しかも丈夫に作られている。
今時OHVだが、されどOHVである。
決して高回転型とは言えないが、シンプルな作りなだけあって故障は少ない。
しかもチェーン駆動なのでエンジンに対してはほぼメンテナンスの必要はない。
オイル切れとクーラントさえ見ていればエンジンがブローすることは間違ってもないエンジンだ。
またタクシー車両で使われるエンジンであるため、エンジン回転数を結構回される環境にもある。
が、回しているエンジンほど調子が良いのも事実。
最近はミッションがATが主流なため案外回されていないエンジンばかりで、変な癖がついていたりして気持ちよく回らないエンジンも多数ある。
皮肉なもので昔のMTでぶん回している車のほうが調子良いのだ。
エンジン限界を超えては元も子もないが、レッドゾーンを超えないぐらい回されてるエンジンほど調子良い。
そんな耐久性高いエンジン、使いっぱなしだと外観も汚れてくる。
今過去の画像を見てまたら2年に1回程度は外観メンテ、4年に1回程度はエンジンルームの清掃をしているみたいだ。
今回もエンジンルームから外観をメンテし、見た目の改善を行おうと思う。
エンジンルームって結構油汚れがあるんだよな。
そんな時は家庭用アルカリ洗剤のマジックリンやルックなどの洗剤が良い。
表面活性剤がバンバン入ってる油汚れを落とす家庭用アルカリ洗剤が安価でコストパフォーマンスに優れてる。
気兼ねなくバンバン掛けて一本使い倒したとしても微々たる出費だw
車用の洗剤は高いからね。
マジックリンで十分だよ。
電装品とか養生もせずも適当に洗剤を振りかける。
洗剤自体は出来るだけオルタネーターやデスビにはなるべくかからないように注意はする。
とは言え遠慮なくゴシゴシ丸洗いが基本だ。
ブラシでゴシゴシ擦って、水で流す。
油汚れがひどい場所はグラスターを吹いて筆で油を溶かすようにし掻き出すように洗浄する。
ビフォー画像がないので、ビフォーアフター画像は無し!(笑)
パワステポンプ周辺も油汚れがなくなったきれいになった。
コレでパワステポンプからの多少のオイル漏れはカモフラージュ可能だろうw
まだ交換するにはもったいないからね。
ギリギリまで使い倒すのである。
今度はボディーの洗車。
いつもはキュキュットで洗車するが、洗車用洗剤を初めて使ってみる。
そう、泡を振りまき「洗車してるぞ!」と言う見栄えで満足するのである(爆)
ドア内側まで掃除するのはいつぶりだろ??
そんな事を考えながら洗剤振り撒いていたらやらかしたw
運転席ドア開いてたのねw
お陰でスピードメーターも綺麗になりそうだ!(爆)
ドアのヒンジもアワアワで筆を使って汚れを掻き出しで綺麗にする。
この洗剤、汚れ結構落ちるね。
リピート出来そうだな。
洗車の洗剤はキュキュットと決めていたが、この洗剤も案外汚れ落ちていいわ。
でもコストパフォーマンス的にはキュキュットが一番だけどね。
ただ泡切れはキュキュットにはかなわない。
こんだけアワアワだと洗車も楽しくなるわけよ。
給油口の中なんぞ、一度も洗ったことないぞ!(爆)
汚れが落ちて泡が黒くなるので、見た目で汚れ落ちるのが確認できて大変満じゃ。
で今回洗車だけでは収まらず、傷だらけなので吾輩として禁じ手である水アカ一発を使う!
この水リンレイアカ一発!も相当昔のだわ。
使えそうだ。
良く振ってコンパウンド成分を撹拌させる。
付属のスポンジはボロボロになって使用不能。
似たような水アカ取りからスポンジ取り出して作ってみたが、このスポンジもボロボロだw
成分的にはスポンジを劣化させる成分が入ってるんだろな。
これぞ表面活性剤の威力かな?!
今まで乗っていた同じ車の塗装とは思えないほど空が反射してるw
この水アカ一発の見た目効果は凄いと思うわ。
結局、ワックス成分にコンパウンドが入っており擦る度に塗装を削り傷を消す、この一方でワックス成分で細かな傷を埋めることで鏡面に見えるようにつくろうのである。
数回の雨でこの油分が落ちて流れればまたカサカサした塗膜に逆戻りw
そのデメリットとして、削った塗膜は薄くなる一方で塗装膜は減り元には戻らない‥やりすぎればいずれ下地が出てくることになる。
そうだ、昔オレンジジャパンの時は、このテロテロの塗膜に心奪われ、週末には水アカ取り一発で磨いてたっけ。
そうしたら3年でくらいで色落ちするぐらい表面が劣化、塗膜が薄くなりすぎた経験がある!
やはり程度をわきまえないと後で痛い目にあるということだ。
まぁ、2年に一回程度なら誤差の範囲だろう。
本当にツルピカになって見るだけでワクワクするのだ。
一種の麻薬かっ?!www
細かな傷が目立たなくなりますワックス成分でピカピカ!
ただ数回の雨でこれらワックス成分は流れてしまうので、そのギャップは凄いものだ。
で、今回コンパウンドをかける手間を省き水アカ一発で研磨作業を代用、このあとガラスコーティングを実施する。
折角ワックスかけたのにボディーをまた脱脂してコーティング作業だ。
脱脂すれば細かな傷が目立つようになる。
傷隠と言うよりは、今後耐久を意識してソリッド塗装に保護膜としてコーティングしておくのである。
このコーティン感想として30分で硬化する、素早くスプレーして伸ばすだけ。
超簡単にクリア膜ができる感覚だ。
長年の使用によって元々ついた細かな傷がなくなったていないので、コーティングした見た目もそれなりに傷が残って見える。
本当に鏡面にしてから施工すれば満足いく塗装面となるだろう。
だが古いのでこれ以上塗装研磨を追い込みたくなかったためので水アカ一発での研磨で妥協だ。
クリアを載せたような表面となっりそれなりに綺麗に見える。
これで塗装自体の耐久性が延びれば儲けものだ。
問題は、このガラスコーティング皮膜自体の耐久性だろうな。
どこかの時点で、ガラスコーティングが劣化し剥がれかかってこえば見た目表面はまだらになると思う。
そうなればこのガラスコーティング皮膜を落としてから対処しなければならないため、長期の維持は逆に難しくなるのではないかと思う。
定期的にメンテするつもりであれば、コーティングせずにクリア皮膜をギズつけないように洗車して維持したほうが結果的には綺麗な塗装膜を長期維持できると思うわ。
これで下回り、エンジンルーム、ボディーが綺麗になれば室内やトランクルームも清掃しなきゃね。
24年前の車がマジに新車になる勢いだよ!(爆)
トランクサイドには、ケースに入っている鉄製チェーン。
FR車なんで雪国ではチェーンが必須である。
まぁ、チェーン履いてまで乗る人も少なくなったが、その点で少なくとも4WDかFF車を乗る人が今ではほとんどだな。
普段はたくさん荷物が積まされているトランクルームから荷物を降ろし車検に出す準備ついでに清掃。
普段は応急的な整備のためレンチやドライバー、テスター、ジャンプカードと牽引ロープなど、荷物がいっぱい積んであるw
いざとなれば救助に行けるようになきゃならない工具。
水が入った形跡もほぼないトランクルーム、24年前の車とは思えないほど綺麗なもんだ。
ただ毛羽ばたきを積んでいた関係で、細部にダチョウの毛がたくさん出てきてビビった!www
スペアタイヤもまだ使えそうだ。
そうして車内も清掃し、新車になった24年前のコンフォートちゃん!
今イカれるとすれば主要パーツは壊れないと思う。
消耗品ときて考えるなら、エンジンマウント交換かスタビブッシュ交換ぐらいかな。
あえて言うのならエアコンコンプレッサーが危ないかな。
流石に使う使わないに関わらず、24年という期間の耐久は難しいと思う。
次ナニか問題があるとすれば、間違いなくエアコン関連の故障だろう。
去年エアコンオイルを充填したので多少は軽減できたと思うが、稼働させなくてもコンプレッサーは劣化するからね。
使いっぱなしだと寿命は短命に終わっちゃう。
長年持たす事を意識して暑さが厳しいときぐらいしかあえて使っていないエアコン、さていつまで持つだろうかっ?!
夏に有難〜いエアコン、そんなエアコンがない趣味車である1979 NISSAN SKYLINE 2000GTの通称ジャパン。
ここ数年の猛暑を考えるとエアコンは欲しいところだが、少なくとも後付けエアコンを装着したとしても10年耐久あれば御の字だろう。
いずれ故障することを考えれば、ない方が費用対効果考えないほうががっかりしなくて済むだろうな。
その点、コンフォートにエアコンがあるだけありがたいね。
昔はエアコンなくて当たり前、エアコンは高級品で贅沢品!w
ジャパンの点検である。
ジャパンは11万2千キロ走行。
ヘッドのみオーバーホールしただけのL20エンジン。
先ずはラーメンでミネラル補給!
いつもの道の駅へ。
ジャパンも雨に当たってないないが、2ヶ月ぐらい洗車してないのでホコリだらけで光沢はないw
「綺麗に保ちたいが出来るだけ塗装膜に傷をつけたくない≒擦らない」だと思ったているので、最小限の洗車にしようと思っている。
だから濡らしたくない!(爆爆)
まともな車としての使用ではないことは確かだ。
贅沢やね。
で屈足ジャパンにご挨拶。
今シーズン会うのは最後になるだろうな。
数十年このままに野ざらしになって朽ち欠けてる。
塗装されていれば鉄板も結構耐久あるということだろうな。
新得ジャパンにもご挨拶!(爆)
ハードトップもイイね。
昔はハードトップ乗っていたので4枚乗りたくて今のジャパンは4枚だけど、昔から人気あったのは4枚けども今となればやっぱりハードトップの2枚もイイね。
オレンジとブラックのツートン、いい色や!
エキゾチック〜ジャパン!