
もう9月も終わるこのタイミングで訪れる低気圧のお陰で数日くもりや雨に見舞われ一気に外気が下がってきた。
半月前まで最高気温30℃オーバーだったことが信じられない。
下手すると朝晩は寒すぎでストーブを焚きたい気にもなる(;´д`)www
これからが寒さの本番、こんな気温でストーブにまだまだ世話になってはいけない(^_^;)))
で、エンジンは特に何もしてはいないが、問題なく始動性は悪くない。
この前グズっていたのが嘘のよう。
実際、燃料ポンプとフィルター、デスビ、あとはキャブの空燃比の影響が影響しているのかな。
だとすれば、やはり高所になり気圧が低くなったためのキャブ設定範囲外になってしまったため爆発しずらくなっていたのかも知れない。
実際、キャブ設定では空燃比を測ることはできないだろうから、ここは調整する人の経験でしかないだろう。
少なくとも今後は高所のところに行ったらエンジンは止めるな!ってことかリスクを負わない対処法ということだろうねwww
もうビビってエンジン止められないわ(T_T)
何気なく普段乗っている車両のインジェクション…最高気温35℃の猛暑もマイナス20℃厳寒期にも幅広い温度範囲に対応できるインジェクション方式は便利って事だね。
さて、最近の問題は腐食である。
サビとは違い、バッテリー希硫酸による腐食。
バッテリーの劣化により充電放電を繰り返す度に沸騰をし、キャップから希硫酸が染み出してくる。
適度に拭き取っているが、数時間連続して走行していると、滲んだ希硫酸がボンネット内に流れる風で吹き飛びヘッドカバーやストラットタワーバーやブローバイパイプのアルミ部分に跳ねて腐食するのである。
せっかく綺麗にならしたアルミ表面か腐食し跡が残ってしまうのだ。
溶け出すまでとは言えないが、かなりピカールで磨いてやらないと跡は消えない。
アルミ表面はコーティングしていないからすぐにダメージを受けやすいんだよね。
定期的に磨かなきゃ光沢維持は出来ないが、この腐食跡を消すとなるとかなりモチベーションが下がるのである。
問題は、バッテリーだよね。
一番は封入式バッテリーに交換すれば解決となるであろうが、何せコストがねぇ。
まだまだこのバッテリーも使えるはずである。
通常は暗電流をカットするためにカットオフスイッチで回路を遮断、その状態でソーラーパネルによる電力供給をし放電分を補っている。
だから常に満タン状態に近いだろう。
これから特にバッテリー劣化による沸騰による影響は悪くなる一方だね。
で、考えた。
何とか沸騰して染み出した希硫酸を飛ばないようにするにはどうしたら良いか…。
アルミニウムを加工して作れば見た目もいいかなぁと思ったが、固定するリスクを考えると電気導通する素材はトラブルを生むことになるリスクがある。
やはり樹脂が一番はということで、某車両の廃品を加工してバッテリーカバーフードの作製!
普通このカバー、バッテリーに被せて設置するのが正しい使い方で、もちろん使っているが、今回はこれをもう1つ使い、逆さにしてバッテリーフードを作ろうと思う。
大体のデザインをマッキーで書き込み、あとはサンダーでカット。
ボンネットとのクリアランスはかなりあるね。
ここに流れる空気をコントロールしてやらなきゃならん。
立ち上がりを5センチ程度にしてみた。
バッテリーターミナル側は構造上、カットしなければならない。
ボンネットに入る風ではラジエーターからの風でに引っ張られ、ライトグリルから入った風がバッテリー上部を通り、腹下に抜けていくイメージだろう。
↑空気の流れはこんな感じね。
だから、沸いた希硫酸の粒が風に乗り、ヘッドカバーなどに当たるのだと思う。
要は、バッテリー上部に風の流量を少なくしてやれば良い。
バッテリーギャップから飛び出した希硫酸の粒が風に乗らず、真下に落ちればある程度のの問題は解決である。
取り付けはバッテリーを固定するバーに挟み込み固定。
ざっくり目分量で切り込み入れたが、穴大きすぎたかもなぁwww
バッテリー固定ステーで挟み込む部分の強度強化させるため張り合わせて厚くした。
見た目はカッコ悪いが、十分目的にあった効果が期待できそうである。
メンテナンスの事を考慮すれば、完全に囲ってしまうわけにもいかない。
こんな感じが無難ってことだろうね。
次バッテリー交換の際は封入式バッテリーを指定だなw
昔乗っていたジャパンもそうだったが、バッテリーいじる際にこの希硫酸が色々のところに飛んでボディーやアルミに染みができちゃったりするから特に注意が必要だ。
希硫酸をバカにしちゃいかんのよ。
放置すると蒸発により濃度が上がって、色抜けや劣化など取り返しつかないことになるからね。
とは言え、色々な種類のバッテリーがあるが、費用対効果から見れば鉛バッテリーが一番は使いやすいよね。
希硫酸を飛ばさないように注意しなければならない。
ボンネット内のサビ対策に筆で塗ったサビキラー、希硫酸にも強いと見えて目立った腐食は見受けられない。
ヘッドカバーに飛んでいるということは、恐らくボンネットの内側壁面にも飛んでいるはず。
特にサビが浮いていたブレーキマスターバックとワイパーモーターは、違う腐食防止塗料で塗ってあるが、ここには表面が劣化した形跡が見受けられる。
そういう意味ではサビキラーは強いのかもね。
ただ長期によりひび割れが起きてきて、この隙間から水分が浸透することがダメージを大きくする可能性を否定できない。
ビビの隙間から入った水分は二度と放出さることはないからだ。
内部からのサビ進行は表面上見えないためダメージが大きくなりやすい。
何れにしても普段からの目視確認によりダメージを早期に見つけてやらなきゃならないのだ。
エキゾチック~ジャパン!