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2020年10月29日 イイね!

打倒、デポジットの中間検証

打倒、デポジットの中間検証見なければ良かった…第一声の心の声である(^_^;)))w



エンジンはメカニカルをスムーズにするため稼働部にオイルを回り、焼き付け防止と冷却を行っている。



そのオイルが悪さをする。

オイルが悪いわけではない。

全てにおいて劣化は付き物である。

オイルがシリンダー内で燃えカスとして発生するカーボン、そして水蒸気や未燃焼がスなどが複合して形成されるデポジットと言われる固形物である。

こう言った不純物がシリンダー内に蓄積すると吸排気効率が落ちたりしてエンジンのレスポンスが低下すると言われている。

コレを極力抑えるために、ある程度高回転まできっちり回して、シリンダー内カーボンを燃やしきることが必要と良く言われるね。

だから、時には引っ張って回せって!

いくらそこら辺を心がけても経年劣化と共にシリンダー内が劣化、自然現象の影響でデジポットができてしまうだろう。

ちなみにうちのジャパン、昭和54年式(1979年)である。



製造から約40年が経過、私が取得した際のオドメーターは6万キロ強であった。



この頃の車両は、オドメーターが5桁しかなく、必然的に10万キロになればまた0キロからのスタートになった。



ちなみに現在新車発売されてある車両のオドメーターはデジタル化されており、6桁表示であり表示は『999,999km』がマックスである。



そして現在、最大走行距離の表示が車検証記載義が務付けられ、総走行距離メーター改ざん対策が取られている。



また最近の車はデジタル化されたメーターは999,999kmを越えたらこのままの表示で止まってしまう設定になってるのだ。

ぜひ100万キロ達成の場合、確認してみてほしい!(爆)

話題を戻して、デポジットの話である。



我輩のジャパンは、キャブ仕様。



元々純正のシングルキャブから三連ソレックスへ変更。



新車から30年以上経過したシングルキャブは、本当に調子が悪かった。



吹けないし、パワーもなく、ノックはするし、起動時アイドルアップも働かなく、とてもじゃないが実用的な車とは言いがたい状態であった。

ただ新車の時はある程度良かったのではないかと思う。

いくら昔がゆとりある生活だったとはいえ、車で移動するのにエンジンはかかりにくい、夏でも暖気が必要、吹けず2000CCなのにパワー力はない…流石にんな状態でなかったであろう。

当然、こんなに使いづらい車なら、売れないよな。

だが、当時は相当売れて回りはジャパンが相当走っていたからである。

私が昔のっていたのはインジェクションターボであったため、こんな状態になったことはない。

通常走行に耐え得るものであったが、このシングルキャブの状態は正常とは言えない状態であったと思う。

なぜかと言えば、気候によってはある程度の暖気は必要ではあると思われるが、年中10分は暖気しないとノックして前に進まない…流石にこんな車ではなかったものと判断する。

あまりにも使いづらいのでシングルキャブの修理を試みたが、機械的に各部に使われているダイヤフラムなどの純正部品がほとんど製廃されていて部品が手に入らず、修理できない状態であった。

本来、シングルキャブのままで維持したいと思っていたが、あまりにまともに走らない車なのでキャブ変更を行い現在に至る。

当然、シングルキャブよりはレスポンスが数段向上したが、調子良いエンジンとは言いがたい。

そんな44Φ三連ソレックス化されたL20、少しでも調子上がるように、添加剤に投入によるオイルライン洗浄やデポジット軽減のため燃料添加剤を頻繁に使っていた。



かなり効果を期待していたのは事実である。



実際、オイルに入れたe-clean plusを使った後、フラッシングオイル活用でオイル交換を数回した後、ヘッドかバーを外して内部を確認したら、カムやロッカーアーム、ヘッドカバー内側も金属がピカピカしていた。



燃料添加剤を頻繁に使うか事で燃料キャップからのパイプ付近もベタベタした感じがなくなり、それなりに効果があると実感していた。



だからこそ内燃機関のシリンダーヘッドもある程度はきれいになっていると期待していた。

それを実感したくて今回、プラグホールから内視鏡カメラでシリンダー内を確認する切っ掛けとなった。

オイルが減る現象は認識していたが、コレほどカーボンやデポジットが出来ていることを目の当たりにし、かなりショックである。



このデポジットを見る限り、走行距離は10万キロ以上の走行でないかと個人的には思う。

流石に長期間とはいえ8万キロ走行の状態ではないとおもう。



で、結果的に今回この作業がこの車にとって効果的なことであるかは不明である。

ある研究機関(商品化されたサービスのようだ)では、エンジンの分解をしないで、プラグホールからメディアを吹き付けるブラストに近い工法でデジポットを取る方法もあるらしい。

問題は、その後のエンジンへの影響である。

その研究機関の場合は、メディアとしてクルミ粉末を使ってブラスト処理りをするので、微細に残ったメディアは内燃機関が燃焼することで一緒に燃焼し排出されるため安全だという。

そう考えたら、デポジットも微細であれば問題なさそうである。

でも、どうかな?!



少なくとも剥がれ落ちは固形物はエアーをシリンダーに吹きいれて外に出した方が無難であろう。



この作業が将来的にこのエンジンの寿命を縮めなければいいが…(^_^;)))w



プラグホールから排出されたカーボンらしき固形物。



指の平に出して擦ってみた。



シリンダー内から出てきた固形物は簡単に粉になった。

かなり細かく砕けるので、バルブへの影響はそれほど影響がないかな?!

乗りかかった船…何とか好転へ導き出さなければならない。



これで問題が大きくなるようで、もはやプロにお願いしてエンジンオーバーホールしかないな。



エキゾチック~ジャパン!
Posted at 2020/10/29 18:40:19 | コメント(2) | トラックバック(0)

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