
最近のネット記事にも上がっていたが、中古スカイラインの異常なほどの値上がりがハンパないね。
記事では、ジャパンを取り上げて『当時10万円で買えた中古ジャパンが今では300万円?!当時の新車価格より高い取引』なんて話題にあげていた。
しかも、53年排ガス規制のため当時は不人気車、残っている台数も少なく今では貴重ってね!(^_^;)))w
不人気車と名指し!大きなお世話だ!www
まぁ、不人気車だったかわからないが、当時は相当走っていたさ!

※某ネットより総販売台数資料
バンだってあったぐらいだし、グレードによって割と安く買えた車種でもあるからね。
特に1800ccのTIなんかは商業車として需要は結構高かったと思うしね。
2000ccのGTなんかはファミリーカーとしても多く走っていたと思う。
販売台数は53万台!
ケンメリが歴代販売台数が一番多くて67万台。
当時の日本の発展状況を考慮しても、車普及に多いに貢献したものと思う。
やはりそこはレースで活躍し名前が知れ渡ったハコスカからのスカイラインのネームバリューだろうな。
前期の新車販売ではおじさんユーザーが多かったと思うが、後期のターボ販売から若者のユーザーも一定数増えたのだと思う。
ターボという魅力…加速とタービン音、若者の心を鷲掴み、憧れただろう。
今の車と比較して当時価格は安かったと思うが、若者が新車を買うにはとても大変なことであったと思う。
ローン組んだらガソリン代はらえないとかだろうなw
購買層であるファミリーカーユーザーは車に興味があっても、この車種限定にこだわりがないので次の新車が出たら入れ替え、もしくは辛抱してのっていたとしても10年経過し1年車検になったタイミングで廃車行き決定。
それまで乗らなくとも、中古車として若者が激安で乗り継ぎ、ボロボロになって結果的には10年程度で一時抹消、最後は雑品屋さん行きだ。
新車から10年経過した車の下取り価格はゼロ、逆に鉄の相場から引き取り料金が発生し、雑品屋さんにお金を払って下げてもらうこともあったぐらいだからな。
そこで野ざらしになった廃車達。
目立ちがりやな若者が目をつけて、屋根を切ったりボデー加工したりして一定数の需要があってジャパン!
初日の出暴走につながるのである?!www
こうしてアッという間にマニアが車有する以外のジャパンは姿を消して行った。
今から10年前で相場は70万円ぐらいで手に入ったジャパン。
ここへ来てこの10年で一気に5倍ぐらいになっている。
少なくとも5年前に手に入れた時の2倍となっている現在の相場。
ここへ来てすごい値上がり率である。
ジャパンだけてなく中古車全体のその原因の一つにリサイクル法の実施だ。
雑品屋さんに野ざらしになっていた車が一斉に永久抹消となり地球上から姿を消しのだ。
残っているのは、草ヒロと言われる不法放置車輌ぐらいしかないのではないだろうか。
その不法放置車輌ですら回収して部品販売としての価値すら出てきている始末。
山奥の放置車輌をコッソリ引き上げてくる業者だっていそうだ。
車自体もそうだが、流通する中古部品も皆無となってしまった。
少なくとも登録されていない現在残されている旧車達は、誰かの意図があって残された車ある。
高額になるのは仕方ないよね。
現在売っていない車が欲しいんだから、需要と供給で値段が決まる。
例えば、何気に乗っている現在の愛車。
誰かが保存してくれていたから現存している車。
40年後も乗ってようと考えたら、少なくとも車保管だけ考えても、駐車料金が月額5000円かかっていたとすれば、40年後間に必要な駐車料金経費だけで240万円だ。
だから240万円以上で売らなければその価値はないね。
ただ40年後に240万円で売れると考えられないよな。
広大な土地に屋根付きの建物がほぼ無料で確保できる人なら可能かな。
田舎の農家さんぐらいしか半世紀近く眠らせて置く環境確保はできないだろうね。
俺が農家なら昔のっていたジャパンを母屋に突っ込み保管、間違いなく50歳に復帰させていたと思うけどな。
そうだったら今のジャパンとは巡り会わなかったろう。
てな訳で、現在それ相当に走れそうな状態ジャパンは350万円台で業販させている。
業販仕入れ価格はその半分以下だろうがね。
後期ジャパンターボ走行距離2万キロという個体では800万円弱の値段がつけられてた。
目ん球、ブッ飛ぶね!(;´д`)www
新車価格の5倍以上?!
俺が30年前売った100倍以上の金額での取引である!(;´д`)w
しかし、800万円はもはや売る気があるのかないのかも判断不能な金額だな!(爆)
そんな中、20年近く日産の主力エンジンであったL型エンジンの部品も製廃となっている現在、車輌の維持が非常に難しくなってきている。
1か月前にデスビ関係では、デスビキャップしか部品が出ないことが判明。
取り敢えず交換部品を確保したあと、スペア部品を追加調達。
昨日、入荷連絡があり早速受け取りに行ってきた。
ついでにドアストライカーとその取り付けボルトを注文した。
あと在庫部品としてオイルエレメントもね。
で、ディーラーフロントで部品受けとる際に言わなかったが、こんなことある??www
部品屋からするとこんな事当たり前なんだろうね。
4個頼んだストライカー、色ちがい(;´д`)
数が少なくなってきて在庫場所から集まって来たものと思われる。
同じ場所から出荷して、4つ注文あえて色ちがい混ぜるかな?!(;´д`)
まぁ、現在装着されているストライカーはこの黄色っぽいメッキのやつ。
ドア開閉に不具合が出なけらば交換する予定はないが、ちょっと色違いは残念だわ。
せめて当時物と違ったとしても、4つとも同じ色がいいよねw
今回注文した部品合計が15000円程度(;´д`)
痛い出費であるが、メーカー製廃してしまっては更に取得金額が上がってしまう。
問題は、どこまでの消耗品パーツをストックしておく事だな。
何れは車本体も転売しなければならない運命…あと何年乗れるかな?!
その時まで、健全な『俺らしい車』のままで維持させてあげたい。
それは既に純正部品が手に入らない時代となり、全て純正に戻せないレベルの車であるから。
足周り、キャブやマフラーは既に純正部品はない状態でもうあと戻り出来ない。
もう純正には戻せないのだ。
あくまでも道交法に触れない程度のカスタムで長く維持できるようカーライフを楽しんでいきたい。
エキゾチック~ジャパン!