
一昨日話題に出した97歳の交通事故の件。
身近の問題度あり、時間経過とともに自らの問題でもある。
社会構造として自動車とどう向き合っていけばいいか、とても難しい難題だ。
地域によって交通インフラの違いによりそこに住んでいる人の生活スタイルが違うからね。
都会は人口が多いため公共交通網が発達し移動も安価で楽、その代り地価が高く生活水準も高い傾向が強いだろう。
一方田舎は、人口が少ないために公共交通網はバスがメインとなっており、そのバスですら利用率が落ちて赤字運営、バス廃止でオンデマンド交通による小規模化となりつつある。
田舎では、コストを考え自家用車での移動がメイン、自家用車がなければどこにも行けないと言う人々も多い。
そりゃそうだ、自家用車ではドアtoドアが可能。
バスなどの公共交通では、乗り場などに出向くなど歩かなければならない。
身体的衰えがある高齢者はあるきたくないし、鍵を回してアクセルブレーキを踏めれば自家用車が一番便利な乗り物である。
今回、高齢の方が起こした重大事故、大変な社会問題であり、対策しなければならないしまこうと思うが、本来交通事故による話題としてこれが一番の問題であるのだりうか。
2020年の交通事故死者数は2839人、統計開始以来最小を更新し初めて3000人を下まわる
ソースhttps://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1298268.html
あるサイトにある交通事故統計によれば‥
2020年
交通事故発生件数 368601件
死亡者数 2839人
比率にすると0.77%
ちなみに死亡者が一番多い年は‥
1970年
交通事故発生件数
981096件
死亡者数 16765人
比率にすると1.7%
であり、この当時からするとかなり交通事故発生件数も死亡者も減っている。
もちろん不幸となる交通事故撲滅必要と思うが、車が動く以上、物理的に衝突事故は起きると思う。
昭和から令和に移り変わる上で、道路も良くなり、交通安全広報も浸透、何よりも自動車の安全衝突機構向上が現在の死亡低下に貢献していると思う。
昭和45年の死亡者数1万6千人とか凄い数字だな。
当時2歳の俺にとって見ればよく生き残っていたとも考えられる数字かっ??w
無事でいられた事、親に感謝しなきゃならんな。
交通事故発生件数が一番多い年は2001年
事故発生件数 1181039件
死亡者数 8757人
比率0.74%
この数字を見れば2000年から交通事故は減っているが、それら事故の死亡者比率はほとんど変わっていない状態である。
では、年齢層別交通事故死亡者数の推移はどうなのか。
残念ながら交通死亡事故死亡統計は、年齢別に統計を取った数字であり、状態別ではないため私が知りたいドライバーの年齢別死亡事故の統計数字は調べられなかった。
一般的に言う死亡事故は歩行者も含まれ、低年齢及び高齢者の死亡事故原因は歩行中によるものが多いからである。
高齢ドライバーの第一当事者で発生した死亡事故の統計は見つけられなかった。
日本が置かれる少子高齢化における状況を鑑みれば、高齢者が増える一方で若者が減っている。
当然、高齢ドライバーによる事故は増える傾向にある訳だ。
その中にあって現在、高齢ドライバー死亡事故だけが大きくクローズアップされている。
実際、死亡事故の背景は、若者の無謀運転による死亡事故の方が圧倒的に多いはずである。
おそらく20代以下と65歳以上の第一当事者による死亡事故を比較すれば、若者起こす死亡事故発生比率のほうが多いと思われる。
問題は、年齢的身体能力の低下をどうやって客観的に判断し、免許返納義務を課すかだろう。
ずっと乗っていたい自家用車、本当にそう思うわ。
でも、どっかで自らがストップしなきゃならない時が来るんだろうな。
皆んなタクシー使って!w
だけどそのタクシーも高齢者が大半だけど(T_T)
運輸業界全般がこのような構成となってしまっているので仕方ないと思う。
まぁ、日本という国が法の元に『運転免許証』という車に乗っても良いというお墨付きを出している以上、本人に乗せてはダメと言える権限はないもんな。
どうやって運転免許証剥奪するか法律に謳わないとならないわね。
Posted at 2022/11/22 11:58:15 | |
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