
NetNews‥「自分にも危険が及ぶのでは」従業員から不安の声、日産9000人をリストラへ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4acb70a9476151d0d33e7068ada542a8af66cf4e
今の日本を象徴している記事だと思う。
世界に踊らされEVシフトへの成れの果て‥。
政治的に国策がうまく行かないタイミングとなり、選挙に勝つために最低賃金を1500円にするとうわべだけの話で具体的の対策はなし、その上、労働人口がこれから更に激減と分かっているにも関わらず一人あたりの労働時間削減とか、選挙ウケするだけのイメージアップ作戦みたいな施策、これでは産業が活性化する訳が無い。
生産性を上げずして労働対価は上がらんのや!
ましてや国外が競争相手、一昔前は材料は輸入に頼らなければならなかったが技術革新の末に付加価値を付けた商品が国内でバカ売れし、その勢いで国外に進出し国際的な自動車メーカーとして認められてきた。
そんな状況の中、1970年代に売れに売れたのがスカイラインであり、車を庶民のものにしたのが日産の顔となる車種達である。
ケンメリなんて67万台売れた人気車種であった。
当時売れたからこそゴミみたいに扱われて現在残ってる車が少なく、今となって価値が上がって高価になってんだよね。
皮肉なもんだな。
またこの流れは勢いつく日本の時代背景にもあったものと思う。
そしてバブル崩壊、2000年代で業績不振でルノー傘下となります、あのカルロス・ゴーンさんがガンガン工場を閉鎖しリストラ、2兆円の負債を前倒して返済し立ち直った。
企業として生き残るためには数多くの犠牲の上に成り立った日産。
企業経営的にうまくいっていたように見えたが、日産のお家騒動となりカルロス・ゴーンさん率いる経営陣は臨時取締役会で締め出しされています。
それが2020年頃かなぁ。
それから4年‥また負債を抱え込む過去と同じ様な状況となってしまったということか。
まぁ、その間コロナ感染症のパンデミックなど不安要素が多くあったため、現在の経営状況であるが、それはみんな同じ条件であり、その中でトヨタの車作りは日産のものとは全く違っており、その違いが経営状況に表れてあるということだろう。
カルロス・ゴーンさんが日産私物化していたことは良くわからないが、少なくともリストラ実行をすることで日産という企業を助けたことは事実だと思う。
それから4年でまた同じ状況とは、流石に経営陣として格好取れないよな。
記事のコメントでその取締役報酬が6億円?!を50%カットするらしい‥半額でも3億円?!w
もう笑うしか無いなwww
工場でリストラされる人は最低賃金ではないにしても9000人が職を失い無給となる‥会社都合での退社だから直ぐに失業手当もらえるか?!www
会社はリストラにより労務費や経費は圧縮できるが生産性も失われる訳だ。
売れる車があれば生産することで粗利は確保できると思うが、日産社員が「売れる車が無い」と言い切れちゃう状況であればもうどうにもならん。
工場閉鎖一択だもんな。
日産には欲しい車がなくなっちゃったんだよ。
デザインだとか、技術革新とか、単にマーケティングによる需要とか、魅力ある車が無いのだと思う。
私は日産が好きだ。
それはレースで一世風靡したハコスカ、その後後継としてケンメリが爆売れ、その後のシャパンである。
たまたまそのジャパンに乗ることで圧倒的に揺るぎない日産ファンとなったのは確か。
でも普段乗る車の選択となれば、やはりトヨタ車となる。
トヨタが優れてるのではなく、日産がイマイチと言えるからだ。
昔は「技術の日産」ってCM打ってたけど、今じゃ経費圧縮のため耐久良い車とは言えない。
ましてや時代を先読みしすぎ、国際社会に無理に合わせようと舵を切ったEV車が中国に敵わず、その隙間を唯一埋める事が出来るハイブリット車もトヨタのみ。
日本の基幹産業として車業界を盛り上げていかなければ、日本社会は成り立たない‥電気自動車が主流となれば自動車関連部品会社は淘汰される、関係者は仕事を失う事となる。
日本の国益にも何とかならんものかな。
日産のモノ作り、いつの間にか余裕を削ぐ方向となってしまい、
「技術の日産」
どころか
「手抜きの日産」
になってしまったのではないかと個人では思う。
技術革新をイメージさせる戦略で日本の有名ロック歌手を起用し「やっちゃえ日産」とか、車の自動化で一歩先をゆくイメージを発進させたが、車に必要な安全向上の技術は「自動運転」ではないと思う。
人間のミスをカバー出来るあくまでも「運転補助」の強化であると思う。
イメージだけが先行した結果、費用対効果もあって通常使うクルマには「先進的車両」と思うが、実際には「必要ない」機能なのだと思う。
そん事より基本性能である安全性や耐久性、その時代のライフスタイルに合わせたデザインとかが購買力を上げる要素と思う。
日産の最高峰であるGT-Rは素晴らしい車だと思うが、高価であり和製スーパーカーだからこそ普段の乗る車ではなく、バカ売れしない車である。
利益率が良くても売れなきゃ会社は儲からない。
高機能な車の心臓部には技術の結晶が存分に注ぎ込まれ、それを維持するためのメンテや消耗品も桁外れに高価となっている。
素晴らしい車であるが、たくさん売れる車ではない。
てか、一般ピーポーには高くて買えないだろ??
いやいや、そんな性能すら求めてないよ。
走って止まって移動できて金がかからない車を求めてる。
そりゃそうだ、普段奥様が近所に買い物に行く時に乗っていく車ではないからな。
ケンメリ時代は薄利多売出来た時代であるが、今は安すぎても高すぎても売れない時代だろう。
価値に見合う値段付けがされてあれば売れるし、必要がなければ買わない‥そんな時代。
日産には残念な思い出がある。
そう、2014年ぐらいに日産の商用車が販売されるNV200が販売され、当時日産がニューヨークに導入されるタクシー専用車として日本で販売された。
販売当初日産では「タクシー専用車」と言って販売を開始、つまり営業車ベースで過酷な使い方にも堪える車であるとアナウンスし販売していた。
だが、4年走行し20万キロを超えたぐらいでオイル下がりが起きて、オイルはダダ漏れ、シリンダーで燃えて直ぐにオイルが無くなる。
これを改善するさせるためには、車からエンジンを降ろし、ヘッドを取り外してバルブステムシール交換をしなければまともに走れない。
そこ一方でトヨタのタクシー専用車どあるコンフォートはほぼ50万キロ程度までオイル下がりは起きない。
少なくとも2.5倍は寿命が少ないのである。
まぁ、20万キロ走行のオイル下がりが異常と見るか、50万キロ程度までオイル下がりが起きないことを異常と見るかは人によって違いはあるが、少なくとも道具である車の耐久性が2.5倍低いと言うことは完全なるデメリットでしかない。
2014年当時センセーショナルなデビューであり、真っ黄色なボディーをまとい当初タクシー専用車と謳って販売していたが、そのタクシー専用車のコンセプトは一体なんだったのかを問いただすために日産のお客様相談室に電話をしたことがある。
上記を説明し、NV200バネットはタクシー専用車で販売した車であるがエンジン耐久性が低すぎて、営業車専用とはいい難い状況であるが、他車はどうなのか?メーカーとしてはどの様な見解なのか質問した。
他車についてはデータ公表は出来ないが、タクシー専用車の見解については改めて検討し、連絡し返答しますと回答をいただく。
数時間で返答の電話があり、回答を聞いてみたら「タクシー専用とはモノコックだけであり、エンジンは通常販売のNOTEと同じであり、エンジンはタクシー兼用ではありません」と回答された!
車はモノコックだけで製品となるのか?エンジンはそこら辺の奥様が乗ってるノートと同じ車をタクシー専用車と言い切って良いのか?そんな疑問が脳裏をかすめる。
流石に怒ったねwww
モノコックだけで車を使えるのかね?!
そんな回答する日産‥もう文句を言う気にもならなくなった。
「そんな詐欺みたいなこという日産はもう買わない」と思った訳だ。
流石にその時良ければ後先は関係ない‥みたいな売り方はどうかと思う。
これが企業としての信用に繋がり、現在のモノづくりにそのものなんだろう。
取り敢えず売れてしまえば問題出るときは時間が経過してるから逃げられる‥みたいなwww
まぁ販売したのはメーカーではなく、販売店だからメーカーは関知しないのかもしれないが、少なくともゴーンさんが世界に先駆けてニューヨークで知られるタクシー専用車としてNV200は大々的に販売したんだからね。
たかが4年経過して、当初の見解は嘘でしたと言われてもな。
企業としての無責任さを感じたね。
そんな日産になってしまった事から、今回この様な事になってしまったのだろう。
電気自動車のサクラもいいが、中国生産の使い捨てみたいな値段のEVに勝てるわけもなく、全世界で沈み込んでしまう結果、大幅なリストラ。
この景気下では長期継続は難しいかも知れない。
本当に踏ん張りどころだと思うが‥取締役会報酬を減額してなお一億円とか言ってるんだからやる気あるのかねwww
結果的に私はスカイラインジャパンという日産車に乗っているが、それはスカイラインジャパンが日産から販売された車であることから日産が好きだであって、現在は日産車に乗ろうとは残念ながら思わない。
この頃の日産が好きなのである。
大変残念なことだと思う。
エキゾチック〜ジャパン!