
某トヨタのオートガス車のネタ。
LPG燃料なための5年に1回、LPG容器検査を受けなければならない。
具体的には、容器期限が切れてるとスタンドでLPG充填をしてくれなくなる。
よって、新しいガスが入らなければ、容器に残っているガスで動かなくなってしまうのである。
で、LPG容器自体は経済産業省管轄である高圧ガス保安法により法律として定められている。
だから自動車との扱いが微妙であり、法律的にバランスが取られていないのである。
例えば、オートガス車を新車をオーダーする。
車体を完成させるためには、既に高圧ガス保安法により定められたオートガス用に作られたLPG容器を乗せるため、既に半年前に作られた容器が乗ってくることもしばしばある。
例えば、新品のガス容器では1回目のガス容器検査は5年後である。
車検から考えると、一般乗用車だと1回目の車検で3年、2回目の車検で2年後となり、合計5年後の車検時に、丁度ガス容器期限のタイミングになる。
しかし、新車時にの半年前に作られたガス容器が乗っていると、5年目の車検の際には半年前に燃料の充填ができなくなってしまうのである。
つまり、車検の前にガス容器検査を受けなければならない。
この作業が大変なのである。
そのため、経済産業省では施行令として、新車登録の1回目のガス容器は、その車検日までガス充填が認められているのである。
LPG車に乗らない人にとってはどうでも良い話である!(爆)
このガス容器検査であるが、地元では検査場はなく、定期的に釧路まで検査に出すため、合格して戻ってくるまで約3週間もかかるのである。
しかも末端価格で3万円強のお値段である。
で、ちなみにこのタイプではない新しいガス容器は、直噴に対応するためタンク内に循環ポンプがついており、ここ循環ポンプ交換が高額となる。
新しいタイプのガス容器は、その倍のコストとなってしまうのである(T_T)
何れにしても白ナンバーの乗用ガス車は2回目の車検の際にタンク検査料が重くのし掛かるのである。
で、検査完了まで3週間車に乗れない(T_T)
で、対策するには、スペアタンクを用意して事前に容器検査に合格しておくことが有効だ。
通常、スペアタンクを用意して乗っているレアの人はそういないだろう!(爆)
何かしら、その業界に近い人でなければ、オートガス車にのるメリットはない時代になってしまった。
昔は、ガソリン価格の半値ということもあり、長期間であればそれなりのメリットがあったが、現在ハイブリッドカーによる燃費向上によるオートガス車離れが進み、燃料単価も30円程度の差になっているのでわざわざオートガス車にのるメリットはなくなってしまった。
そんな事情のオートガス車。
で、普段の足で使っている車ではなく、別の車輌であるがガス容器交換を先週実施。
問題なく容器交換したが、それ以来テールランプの警告灯が点灯するようになったのだ。
やはり警告灯が点灯するのは気持ちいいものじゃない。
気になるよね(^_^;)))
当然、リアコンビネーションランプのブレーキ&テール、LEDハイマウントランプは球切れしていない。
問題なく点灯している。
だが、ブレーキを踏むと警告灯が点灯するのだ。
一度点灯した警告灯は、イグニッションをOFFにしないと消灯しない仕様である。
一端、点灯したらエンジン切るまで点灯しっぱなし。
問題は、何故ガス容器交換のタイミングで警告灯点灯するようになったのかである。
少なくともガス容器交換以外の改修はしていないので、配線や状況が変わったわけではない。
この車、中古での取得である。
色々と探っていくと、年式からLEDハイマウントではなく元々はT16の電球式ハイマウントが装備されていた車であることが判明。
で、おかしいのはガス容器交換前に警告灯が点灯していなかった事が腑に落ちない。
また、通常、ブレーキを踏むと運転席でリレー稼働の音は聞こえないが、ブレーキを踏む度にリレーのカチカチする音がする。
ここで、昔の仕様を想像する。
おそらくクラウンコンフォート用のコンビネーションランプに交換し、足りなかった電流をリレーによって供給していた可能性である。
見る人にしかわからないが、違う車種のパーツ流用があるのである!
トランクとコンビネーションランプをそっくり交換、ポン付けである。
同じボデーでグレード感がアップするのだ。
この価値の違いはほとんどの人にとってはどうでも言い話である!(爆)
ただ点灯するランプが増え、消費電力も上がることから、ヒューズや配線負担軽減の対策をしなければならなくなる。
で、転売するときにもとに戻すのである。
だから一見無加工に見えてもオリジナル配線でない加工がされている場合も多分にあるのである。
何故かというと、交換する手間をかけてもトランクやリアコンビネーションランプの価値は高く、需要もあるからだ。
おそらく新品で揃えると10万円オーバーはするであろう。
しかしながら、現行で回路がおかしいのか、何が原因なのか良くわからない。
回路図を見てもランプフェイリアインジケータセンサーも単にダイオードと抵抗で出来ていて故障の可能性も低い。
なんだろうな?!
まぁ、結果的には、致命的警告ではないためメーターパネルの警告灯の電球を外してしまうのが手っ取り早いwww
車検項目にも該当しないからオッケーでしょう!www
エキゾチック~ジャパン!