
NetNews‥ダブルワークで自殺 「労災」認定 大学と企業の掛け持ちの60歳
https://news.yahoo.co.jp/articles/f83be216fb4b045497fa9f0a09866d76ca987354
以下記事の内容から‥
【「複数の業務による心理的負荷から精神障害を発症した」と認定。24年4月に労災に当てはまると結論付けた。岐阜大とパスコはそれれ取材に「個人情報保護の観点から回答は控える」とした。遺族側は大学と会社に損害賠償を求める訴えを起こすことも検討している。 政府は改正労災保険法の施行に伴い、本業と副業の労働時間を合算して残業時間を計算し、パワハラなどによる心理的ストレスも各職場の状況を総合的に考慮するとした考え方をまとめている。】
雇用による問題であるが、この記事では詳細は読み取れず判断ができないと思う。
勤めた民間企業もダブルワークありきで雇用を認めてると言うことだろう。
本当に雇用契約なのだろうか、委託契約ではないのだりうか。
そして少なくとも自らの判断でダブルワークを行ったと言う事。
個人にはそれぞれ能力があり、その労働対価は一律ではない。
専門職でもあり、それらの仕事に対しての成果を出す責任もある職種であり、問題はその責務だけ報酬を受け取っていたかにもよるよな。
本当にアルバイト感覚で、時給960円だった??
だが最賃960円だから、問題あるなしの評価がわかっても問題となる。
難しい問題だ。
しかもダブルワークの概念も時代とともに大きく変わってきている。
掛け持ちでの仕事をダブルワークと言うと思うと思うが、ではどちらが本職なのか。
おそらくこの場合、大学の研究員が本職であろうし、収入を確保する為に技術を活かし民間会社でダブルワークをしたのだろう。
その雇用形態も影響しているよな。
ダブルワークとして雇用する側もその技術と成果を期待した雇用であるだろうが、一人で仕事を受け持っていたところを考えるとひょっとして個人事業主として仕事を受けていたのではないだりうか。
技術系であるならば民間企業がそんなリスクを冒すとも思えない。
民間会社は下請けに外注した感覚であったのではないだろうか。
ただ労働基準法では、仕事を行い対価を受ける事全般を規制する訳で、アルバイトだろうが本職であろうが、個人事業主であろうがその労働対価についてが規制される。
実際、個人事業主であれば労働基準は除外されるが、本来最賃法は働いたものが得る最低の賃金額を明記しているわけで、雇用形態自体は関係ないはずである。
個人事業主が最低賃金をもらえないのは違反であるが、払っていないのが自分との位置づけてあるから大きな問題とならない。
それが雇った人に払わなければ、雇われた人の権利が前面に出るから問題となるだけ。
だから結果として、本当に外注を受けている個人事業主なのか、みなし個人事業主なのかぬ問われるところだ。
ここでインボイスがでてくるんだよね。
個人事業主であればインボイス登録し、税金を払う必要がある。
それ以外は雇われとして源泉所得税として取りにかかるんだろう。
企業もインボイス登録者に外注をだしたら、消費税は外注をだした方が負担することになるから、インボイス制度が動き出した現在では個人事業主に仕事は振れなくなってきている。
3年前だとそこら辺曖昧だったから、個人事業主として仕事受けていた可能性が高いと思うな。
今後、こうしたみなし個人事業主かどうか大きく問題に関わってくるだろう。
そもそも時間外割増とは、その人が法定労働時間以外に働く時間であり、その時間外割増をどの会社が負担するべきか労働基準法には明言されていない。
ほとんどダブルワークしていてもその点については議論されておらず、宙ぶらりんになってるはず。
こう言った自殺問題が発生し事件としてその労働状況を行政が把握した時点で公になり、そして行政はジャッジしにかかる。
誰も調べなければそのまま闇に葬られるだけだ。
遺族の動き次第だということ。
企業側としても大きなリスクとなるが、人手不足による対応による臭いものには蓋をする状態だろう。
そもそも新型コロナウイルスでパンデミックが起きてからは、リモートワークやダブルワークの働き方がスタンダードとなった。
その延長線上にあって、タクシーもダブルワークが基本とするライドシェアが解禁されるぐらいである。
本来、タクシードライバーは労働基準法で厳しく労働管理をされているので、安全運行のためには法外な時間外労働は是正されるべき。
現場は、事故を起こさせてしまっては身も蓋もないので、従来就業規則等でタクシードライバーのアルバイトは禁止されていた。
大抵問題となるのは、タクシードライバーが日中働く事で社会保険や労働保険加入をすることができ、夜間はガソリンスタンドでバイト‥みたいパターンとなる。
管理されない業務なので、本職が運転なのにアルバイトで疲れているからサボるんだよな。
それでも会社は売り上げのために走れと指導する必要がある。
そうなれば夜間十分な睡眠が取れないため、日中の運転に問題が発生し事故誘発となるからだ。
考えてもみて、乗ってるタクシーが信号待ちで止まったまま青になっても動き出さず、乗客が不審に思って運転手さんに声かけたら目つぶって熟睡していた‥なんて話が本当にあるんだよwww
悪いことじゃないさ。
事故を起こすよりは休憩したほうがいい!!(爆)
それを会社で事前に管理することで事故防止するのが運行管理である。
それをダブルワークオッケーで夜間一種免許の人が乗務するのが日本版ライドシェアだ。
そもそもアルバイトありきである。
こんなので同様に自殺でもされれば、労災がみとめられ労働基準法で是正勧告を出されるなんて無謀な話であって企業としてのリスクは大きすぎる。
なのにライドシェアをゴリ押しするのか?!
でもこれが現実なんだ。
規制緩和はいつだってそうだ。
コレで重大事故で被害者が出て初めて以前のような規制をかけるのだ。
何か対応したという単に時間稼ぎでしかない。
本質は良くならないのである。
しかもこの方は、誰もが認める特殊な技術を持った方であって、その技術を活用するために行ったダブルワークが原因で精神病、そして自死、家族が雇用主を訴える流れとなっている。
この流れは、これからも変えられないだろう。
ダブルワークにそうしたリスクが高いとなれば、ダブルワークを導入する企業はなくなるわよね。
それか個人事業主として、労働に当たらない方法で外注に出すしかない。
ちなみにタクシーのアルバイト(日雇い)は禁止されてある。
短期であったとしても月給で雇えばせればアルバイトとは言わないのでその場合の雇用は可能だ。
でも本人はアルバイトのつもりで働いている場合るので、この解釈は運転手個人の判断。
企業としては、タクシーのアルバイトは存在しない。
それが今回日本版ライドシェアでアルバイトもオッケーとなるのだ。
逆に考えれば、ライドシェアがアルバイトオッケーなら、本職のタクシードライバーも非番や公休でアルバイトもなし崩しにオッケーとなるのは明白。
だから安全のためにアルバイトのライドシェアは危ないと言っている所以である。
まぁ、この案件も労災認定されてるようだから、確実に大学と企業は訴えられるだろうな。
しかも労働時間の管理、健康診断など行わせた書類を確保していなければ簡単に訴えが認められるだろう。
少子高齢化で起きている。労働人口激減の影響が今後日本における大きな問題となる事は明白。
どうしたらいいんだよ??
どっちが本職で、どっちがアルバイト、そして時間外労働はどっちの労働か把握したうえで「精神病になる前に退職する」念書をもらわないと雇用できなくなるわな。
そんな事できる訳ないやないの。
ましてま精神病に対しての耐性は個人によって大きく違うから。
俺だって物凄いストレスで当に精神病になってるわ!w
精神病になってる人は、そんな事言わないか?!www
心のケア、注意しなきゃならんね。
ご冥福をお祈りしたします。
エキゾチック〜ジャパン!