シリーズ連載 #6号エンジン製作記 -まずは腰下より-

というわけで，新連載開始です．

腰上に関してはまだ決まってない部分があるんですが，壊れた腰下はリプレースしないと始まりませんので....秘蔵の92後期腰下を引っ張り出して来て，使えるか点検してみました．結論はメタル交換すればOK!です．
この腰下，#2号エンジンのもので，むかし，#1号エンジンがウォーターハンマーで水没ブローして，#3号エンジンを造る為に仮に載せたエンジンです．#1号に較べて燃費も悪かったのであんまり良い印象がなかったんですが.....
なんでか知りませんが，この腰下，標準状態で超低フリクション，各部の歪みが凄く少ない．当たりブロックみたいです．燃費が悪かったのはヘッドの問題だったのかな? 腰下様には期待ですね．

で，なんで92ブロックかって....92NAのミッションセンターマウントをちゃんと着けられるのは92or86ブロックのみなんですよ．今の#5号はマウントと干渉するスティフナーをいい加減な固定で装着してありますので，とってもよろしく無い．今回は耐久性重視仕様なので，マウント，スティフナー類が全部ちゃんと付く仕様を選びます！ブロックは92後期できまり．

コンロッドは92後期純正か，社外品か....実は一番軽い111を使いたくもあるんですが....5バルブのコンロッドはオイルの抜き方が微妙に信用ならないのもあって，多分，競技程度では絶対に壊れない92後期が良いのかなぁ.....

そんな感じで徐々に造って行く予定です．

#5号は#4号のブローを受けて結構突貫で造ったんですが，#6号は20万km持つ，じっくり仕上げ仕様で行きたいですね．