続タイヤを潰す

続です．

先日のビツクのリザルト，1本目はフルウェットでA1で見るとトップ，A2も含めてもまぁまぁ速い(3位相当)．が，ドライだとそこまで速くはない．gammaの腕は筑波初めてレベルですし，クルマはAE92．と考えると使っていたV720がレインでかなり速いって事なんでしょうね．

と，レインでのグリップのさせ方ってのは，熱力学的な表現で言うとヒステリシスでグリップするか，これは温度はほとんど関係ない，それとも低温でも無理に融かして結合の破壊でのエネルギー解放(粘着)を増やしてグリップするか．
そこでレインタイヤをメーカーも標榜するV720を考えてみる．人によっては硬いとか，トレッドが融けないとか言われますが．．．レインタイヤの評価としては変な話．考えてみりゃ，ヒステリシスでグリップしていればトレッドが融ける必要は無いですし，雨の様な超低温でもグリップしますよね．V720が現代的な性能を持っている割に意外と摩耗しないのはヒステリシスに頼ったグリップをしているんじゃなかろうかと思ってきました．だからケース剛性の様子が他のタイヤに較べて特殊なんでしょうかね．

さて，だとするとそういうタイヤに適した走りがあるはずですね．もうちょっと考えてみて，次に走れるときに試してみますかね．．．．