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2016年11月01日 イイね!

シボレー純正16インチ/バレル2次元研磨ノークリアー

シボレー純正16インチ/バレル2次元研磨ノークリアーシボレー純正ポリッシュオンクリアー白ミミズ腐食研磨削除からのバレル研磨によるポリッシュ光沢復活です。

旋盤切削やマスニング形成は鋭角な角張ったデザインになるため溶剤オンクリアーしても鋭角な角張った角部はクリアー層が極端に薄くなりその角部のアルミとクリアーの間に水が侵入して早期に白ミミズ腐食が確実に入りる原因で屋外で使用する以上ポリッシュオンクリアーの宿命ですのでいくらメンテしても無駄な抵抗です

ポリッシュへのオンクリアー&ノークリアーの特性と一長一短を詳しくご案内いたします。


シボレー純正16インチ/バレル2次元研磨ノークリアー

茨木県のお客様・・・・曲りガリ傷は有りませんがポリッシュオンクリアー特有の白ミミズ腐食が酷く進行しています。




アルミとクリアー塗装の間に水が侵入して常に湿った状態のままとなり白錆びが出ますが、白錆びは早めの処置をしないとアルミ地金まで腐食が浸透して虫くい陥没状態になります。




薄っぺらいクリアーを剥離してブラスト研磨します。




マシニングされたディスク窓部が特に腐食が進行していますのでブラストで集中的に狙い研磨




リム研摩とディスク面はハンド研磨で腐食が有る程度消えるまで追い込んで研磨削除します。




バレル荒研磨からバレル中研磨





インナーリムから側面リムは研磨機による研磨





裏インリムもかなり腐食していますが裏ですのでデザイン天面(フェイス)部ほどの研磨では有りません。




バレル2次元研磨の完成!
今回はノークリアーのリクエストですのでここで完了!




側面リムは普段タイヤで覆われていますので殆どのモノは腐食していません。




インリムは特別磨いた訳ではなく1Ps本体水槽漬けのバレル研磨でついでに綺麗なるレベルです。




マシニングされたスポーク側面窓部は特に腐食が進行していましたので虫くい、陥没が多少残りました。




当社のバレル研磨メディアは「バレル荒研磨・バレル中研磨・バレル仕上げ研磨」の3種類のメディアを使い研磨していますので大概のモノは光沢復元出来ます。





ノークリアーですのでアルミ光沢がそのまま表現され量産の薄いクリアーによる白ミミズ腐食は入りませんがアルミ無垢のため酸化白ボケを起こしますので普段の磨きメンテが必要です。


ポリッシュオンクリアーの白ミミズ腐食現象について
     ↓
【A】バフ磨きポリッシュノークリアー


ノークリアーの場合は雨泥が付いても水気はすぐに蒸発しますので湿りが無く白ミミズ腐食は入りませんが雨泥が付いた状態のままでは酸化ボケはしますので普段のメンテが必要です。
乾燥した所へはカビは生えませんが、水気、湿気がある所へはカビが生えるのと同じ現象です。
インナーリムは汚れてやブレーキパッド痕は付きますが、インナーリムは剥き出しかカラー塗装のため虫食い腐食の現象が起きないのもそのためです。



【B】切削カットポリッシュ溶剤一液型オンクリアー

ダイヤモンドカットオンクリアー新品卸しで僅か2年程度で全て角部からの水の浸入により発生した白ミミズシミ現象です。屋外で使う以上角部への水の浸入は避けられませんので毎日手入れしても無駄な抵抗の自然腐食現象です。


切削ポリッシュやダイヤモンドカットは天面を鉋で切るような手法のため平面の角張った構造になりただでさえ薄く弱い量産式の一液型クリアーで鋭角な箇所はクリアーが伸びてさらに薄くなるためクリアー層の薄い角部から水が浸入して腐食が起きる原因です。



ポリッシュ「オンクリアー&ノークリアー」長所・欠点
ポリッシュ研磨完成後のクリアー塗装の有無はご要望の応じて対応いたしますがどちらも一長一短がございます。


●オンクリアー(クリアー塗装有り)の特性●
アルミ剥き出しは酸化白ボケ現象や水泥が付いてそのまま放置すればシミの原因となります。それらを防ぐためにクリアー塗装で保護皮膜をかけます。
1・鏡面研磨終了後のフィニッシュ時の光沢輝きからプライマー、クリアーコートをした時点で光沢輝きは1割ほど落ちます。

2・年数劣化により角部よりアルミ素地とクリアーの間へ水が浸入してに白シミ、ミミズシミ、塗装の浮き、また飛び石によるクリアー剥げなどポリッシュ仕上げ特有の損傷劣化は避けられません。 
 
3・一部の傷補修でもカラー塗装のように部分直しが不可のため一旦クリアーを全面剥離する必要がありリペアー代が割り高となります。

4・ユーザー自信で部分傷補修はできません。
※傷、シミの入った箇所を研磨しても部分的にクリアーを剥いでしまいアルミ素地が出来るだけで不格好な仕上りとなります。

●ノークリアー(クリアー塗装無し)の特性●
・アルミ素地剥き出しのため傷が付きやすく、雨風に触れると酸化白ボケ現象を起こします。また水や泥が付いてそのまま放置すればシミ、腐食の原因となりますので普段のメンテナンス(洗浄・ワックス・磨き)など常に必要となります。

2・一部の傷補修や少々の傷消しはサンドペーパーとコンパウンドさえあればユーザー自身でも傷修正可能となります。

3・肉盛りを要す深いガリ傷修正でもクリアー塗装剥離やクリアー再塗装がないため、リペアー代が安く上がります。

4・アルミ素地剥き出しのため、汚れやすく、傷が入りやすくなりますが、塗装の変色、剥げなどはなくなります。
※クオリティの維持は使用条件化や普段のメンテナンスの有無に左右されます。
ノークリアーメンテについてhttp://www.243ok.com/menu/noclearmente/


ポリッシュへのクリアーコートには液体ガン吹き溶剤系(アクリルウレタン樹脂)と固体パウダー系(ポリエステル&アクリル樹脂)があります。
液体ガン吹き溶剤アクリルウレタン樹脂にも1液型(硬化剤無し)と2液型(硬化剤有り)の2種類があります。


その1・溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」新品量産型

その2・溶剤系(液体)「2液型の硬質のクリアーコート」硬化剤混合硬質型 ワンオフ向き

その3・静電式(固体)「パウダーコートクリアー」塗膜ではなく樹脂膜の頑丈型(第3のクリアー)


その1・溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」は自然硬化しないため120℃前後の強制乾燥の釜焼きが必要です。透明度が高く、量産向となり新品ホイールは「1液型のクリアーコート」が主流です。 
弱点は塗膜が薄く肌が弱いため飛び石傷や干渉傷が入りやすくクリアー劣化も早いのが難点で新品ホイールやパーツのポリッシュは数年で白ミミズ、シミ現象が入るのは塗膜が薄く肌の弱い1液型のためです。1液型は見た目は良いですが塗膜肌が軟弱です。


その2・溶剤系(液体)「2液型の硬質クリアーコート」はワンオフでの塗装向きで、1液型よりさらに肌の硬い2液型でよりよい高価な塗料を選別して使っています。硬化剤の比率が高いほど塗料代も高くなりますが、塗装肌の硬さも期待できるため一品物ワンオフでのクリアー塗装は2液型が主流となっています。
難点としてツル肌仕上げのポリッシュへの塗装は光沢仕上げのため「足付けの荒研磨」が出来ません。そのため肌が硬くても密着性に関しては1液型と同レベルです。
※注)カラー塗装へのクリアーは足付け研磨しますので2液型でも問題ありません。これはあくまでもポリッシュへのオンクリアーの場合の事を指します。


その3・静電式(固体)「パウダーコートクリアー」は「密着性・褪色性・耐UV性、耐熱性・頑丈肌」など総合的な耐久性UPでポリッシュへのオンクリアーとして最強のクリアーですがパウダークリアーにも一長一短が有ります。

■パウダークリアーの長所■
1・地金素地への密着性が高い

2・退色性、耐光性が有り色褪せしにくい

3・頑丈な樹脂膜で塗装肌が固く干渉傷や飛び石に強い

パウダーコート肌実証動画 https://www.youtube.com/watch?v=EwgV3IQNJiU

■パウダークリアーの短所■
1・素材を選ぶ(一部海外製など質の悪い鋳造ホイールは不純物が多いためブツなど発砲を起こします。)

2・腐食の有るモノも腐食痕周辺からブツなど発砲を起こします。

3・ポリッシュ光沢が若干艶引きします。

4・1Psなどディスクや窓部など溶剤カラーを塗って有るモノは温度差の関係上パウダークリアーと混合が出来ません。




バレル研摩の仕上がりは腐食の有無と素材造りの違い「鋳造(CAST)、鍛造(FORGED)」や「生産国(海外品・国産品)」などで大きく左右されます。

以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。


4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!

お問い合わせやお見積もりは「みんカラ」メッセージではなく会社メール
nishi@243ok.co.jp  の方へお願いいたします。 


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日曜祝祭日はお休み。

電話番号 0995-65-7225
Posted at 2016/11/01 13:14:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | バレル研磨/欧米車 | イベント・キャンペーン
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