ご覧になったとは思いますが

プジョーの公式ファンサイト「Le Club PEUGEOT」にある、日本での陸揚げの舞台裏を紹介したネタをご存知でしょうか？

販売台数が少ない車は海上コンテナで輸送されたり、特殊な車（競技用車両や開発中の試作車など）は航空機で空輸されることもありますが、海外で生産されて日本で販売される車は大部分がこの方法で輸入されますね。

実はこの作業にはいろいろな裏話があります。例えば…
日本のこういった荷役作業の技術は世界最高レベルで、ウン千台の車を1～2日程度、もちろん無事故で終えるのは日本だけだそうです。国によっては、運転が荒いだけでなくカーステレオをつけて運転したり、コーラの空き瓶が新車のトランクに転がっていたり（某超大国の場合）。発展途上国に至っては、勝手に乗り回して接触事故を発生させたり、部品を盗まれたり…かなりトホホな状況らしいですね。
あと、もう一つ。車を固定するロープを外す「アンラッシング作業」以外にも、重要なのが「エンジンをかける作業」です。そんなの当たり前じゃない、と思われるかもしれませんが、1カ月以上も船に積んだままだとバッテリー上がりを起こしている車が多く、それらの車のエンジンを始動しておく作業が必要とか。
因みにこういうときに一発でエンジンがかかり、かからないのは満載したうちの数台だけというのは日本車と韓国車くらいだそうです。

まだまだありますが、この辺にしておきます。