長い冬が終わりを告げ ようやく春
マイZ4Mも約2か月のモディ期間を終えて ようやくその走りを楽しむことができるようになった。
もともと 走行距離が8万5千を越えてブッシュなんかの消耗部品の更新を予防整備的に行うついでに取り組んだモディファイ
素人のDIYとしてはかなり大規模にやったつもりです。
今までより大幅に進化したということで Z4M-EVO と呼ぶことにします。
(^^;;;;;;
モディファイメニューは下記になります。
1.吸気系チューン
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aFePower Magnum FORCE Pro 5R Stage 1 Air Intake System
2.EG&MTマウント強化
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Turner Motorsport Street & Track Polyurethane Engine Mounts - 90A
034Motorsport DensityLine Mounts
3.サブフレームのセミリジッド化
⇒
FMオリジナル”RAC46”インストール
4.足回りのマウント類をハード化
フロントロアアーム交換、⇒
マイレHD
ロアコンブッシュ交換 ⇒
Powerflex”PFF5-5601G” へ交換
リヤトレーディングアームブッシュ交換
⇒
Turner Motorsport Sealed Monoball Rear Trailing Arm Bushings (RTAB)
リヤアッパー&ロアアームのブッシュ交換
⇒
パワーフレックス ブラックシリーズ 品番 PFR5-4618BLK
スタビリンク変更⇒
マイレHD スタビブッシュ変更⇒
パワーフレックスブラックシリーズ
5.ブレーキフィーリング改良
ブレー気ホースをステンメッシュ化
⇒
ECS Tuning のZ4M用コンプリートキット
フローティングキャリパーガイドをソリッド化
⇒
FMオリジナル”リジピン”装着
で ようやくインプレへ
1.吸気系について
すでに吸気系については
走行インプレで報告済み
今回のメニューで最も激変したのがこの吸気系でした。
本来 今回のモディで目指したのは 曲がるときの気持ち良さ
うちのZ4Mの足回りはモディ前でも ARCの強化スタビとリヤのロアアームが変更されてて
完全ノーマルよりはマシな状態でしたけど・・・・
Z4Mノーマル特有の緩さを何とかしたかった。
具体的に言うと操作に対しての位相遅れによる 自分のイメージとの乖離を少なくしたい
すごく簡単に言うとソリッド感を増したいということになります。
その目的に対してのインプレですが
総論としては かなりイメージに近い仕上がりになりました。
入力に対しての位相遅れがかなり少なくなったので自分のイメージした挙動に持っていきやすくなりました。
横Gがかなりかかった状態での加速時のトラクション抜けも少なくて気持ちいいです。
全部同時にやったので 各パーツの寄与はわかりにくいですが・・・
僕の中でのイメージによる切り分けでインプレします。
2.EG&MTマウント強化 これはちょっとやりすぎた。
EGマウントが硬すぎかも? Turner MotorsportのEGマウントはウレタンの硬さとして70Aと90Aがあるのですが、僕が選んだのは90Aのトラック用
シェイクダウンの時は「どうしたもんかな~~」というくらいアイドリング時にソリッドな振動感があったのですが これはマイレHDのロアアームと強化プレートの干渉もあったからみたいで 現在は慣れれば何とかなるレベル という感じです。
ただし、重いエンジンがボディの動きと近い感じで動いてくれるので、Z4Mのノーマルにありがちなコーナリングに前がグラッときてそこからさらにもう一度深く揺れる不快な動きはなくなってコーナリングにはいい感じです。
それとノーマルのエンジンマウントだとアクセルonで一瞬エンジンが傾いて動力が伝わるけれどこのTurner MotorsportのEGマウント90Aバージョンはそんな動きが皆無なんで実にダイレクトにアクセルに反応してくれます。
結構気持ちいです。
3~4の足回り強化に関しては
おそらく効果の高い順にいうと
トレーディングアームブッシュのボールジョイント化
→サブフレームのセミリジッド化→ロアコンブッシュ強化 の順
特にトレーディングアームブッシュのボールジョイント化については 減速時からコーナリング中、コーナー脱出時の加速時においてすべてに効いていると思います。
ノーマルは良くも悪くもブッシュで挙動を吸収して緩やかにしてくれてると思うけど変化が大きすぎてどうしても違和感がある。
その違和感を軽減してくれているのでリヤの挙動がわかりやすい。
サブフレームのセミリジッド化の寄与もそれを補完してくれていると思います。
またサスの動きが格段に良くなった感じもします。
フロントのロアコンブッシュについても格段にサスの動きがよくなったのとブレーキング時の不要な動きが抑制されてコーナーに入りやすくなったと感じます。
⇒
装着から3000km走行でパワーフレックスのロアコンブッシュ砕け散って純正に戻しました。 エキマニのすぐ横にあるんでウレタンブッシュはNGですね
あんまりいらなかったんじゃないか?と思うのはリヤアッパー&ロアアームのブッシュ交換。
この部品 ノーマルでもボールジョイントなんですよね。
経年劣化でがたが出てなければ わざわざウレタンにして緩くすることなかったかも?
その意味ではパワーフレックスでもブラックシリーズにしといたのは正解だと思います。
足回りの強化でなんか車自体のがっしり感は出たのですが・・・・
ここまで固めちゃうと 純正サスの減衰力不足が非常に気になりだしました。
変更してみると純正サスの減衰力は純正ブッシュの緩さと連動したセッティングだったんだなぁとよくわかります。
車が気持ちよく動くようになって、アプローチが速くなっているんでロールさせるスピードも速くなっているけれど減衰力が足りないので揺り戻しが起きやすくそうなったときの挙動がソリッドなんでバランスが悪い。
($・・)/~~~
予算が許せば ダンパー変更までやりたかったなあ・・・・
5.ブレーキフィーリング改良
ブレーキホースのステンメッシュ化の効果は 皆さんご経験の通り
でしっかり感が出ました。
リジピンの効果はおそらくリリースのコントロール性が上がったこと
いずれにしろ ブレーキは扱いやすくなりました。
まとめとしては 吸気系でエンジンの迫力は増してくれたし、足回り強化で狙っていた走りのソリッド感も出てきた。ブレーキのコントロール性もよくなったんで 結構大変だったけど やってよかった!! という実感があり満足です。
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Z4Mロードスター | クルマ
Posted at
2021/03/16 17:50:56