”駆けぬけるおっさん”が 旬なインプレをお届けする Fisher's Blog
本日のインプレは アジアンタイヤファン待望の
出たばっかりの”
フェデラルSS595RS-RR”のインプレ
です。 サイズによっては未だ日本未入荷というものです。
とは言っても 狙って装着したのではないとこが僕らしい。
スマートロードスターのフロント サイズ215/40-17 (交換前はネクセンN9000)を
ネットで探してたら SS595RS-Rが すごく安く出てるのを見つけて即注文!
タイヤフィッターさんに交換予約入れて待ってたら お店から携帯に電話が・・・
「SS595RS-Rの在庫切れてて次回入荷が9月になります
新型のSS595RS-RRならメーカーに2本在庫あるんで それでどうでしょうか?」
「良いですけど お値段は?」「今回は同じ価格で結構です」
ということで 最新型を処分特価で入手できました。
交換前のネクセンN9000は3万kmくらい使ってて グリップも切れてて
コーナーで上手くアプローチしまいとアンダーが出てたので
ハイグリップにしたかったのはしたかったのですが・・・・
・・・・・やりすぎですな(^^;;;
まあ アジアンはフェデラル、ネクセン、マランゴーニ、ATR と経験豊富な僕ですから
変な先入観無しでインプレができると思います。
では インプレを
外観:目を引くのはやはりトレッドパターン
写真で診る印象より実物のほうが違和感が大きいです
どう見ても意匠性重視のパターンで見るからに雨に弱そう
しかも 新品でも溝がかなり浅いです
ロードノイズ:溝は浅いが溝巾が広いことが災いして60km/h以上では非常に気になる。
うるさいスマローで常に気になるレベルなので
静かな車では使えないレベルと思われる。
グリップ:非常に強力 車種もタイヤサイズも違うZ4Mで履いていたRE11の
グリップ感と比較しても明らかに上のレベル。
このグリップ感はゆっくり走ってても明確に判ります。
まるでフロント周りの剛性が上がったように フロントにがっちり感が出てくる。
ワインディングを走ると非常に強力なグリップのおかげで
相当無理したスピードで突っ込んでも アンダーにはならず滑らずに減速していくか?
リヤがブレークする動きに出るか?の挙動になります。
今回はフロントのみに履いたので フロントががっちり食って
リヤが外に出て行く動きが顕著になりました。
アンダーが出なくなったので僕的には非常に乗りやすくなりました。
ブレーキについてももABS効かせずに深く突っ込むことが可能になりました。
反面 スマローみたいな非力な車ではグリップにパワーが食われる感覚が強いです。
Z4Mのリヤに履いてみたい(^^; トラクションバッチリ稼げそうです
ハンドリング:依然履いたことがあるSS595はサイドが弱かったイメージがありましたが
SS595RS-RRは完全に別物で
サイド剛性はかなり強いです。
アジアンもかなり履いてますけど、いままで履いた中では文句無く最強
冷間で1.9くらいでは峠で走るとまだ固いくらい。
よれる感じがないのでレスポンスはすばらしいと思います。
ブレーキのときのつぶれの感じも横剛性の強さの割にはほどほどしなやかな感じです
また、アジアンにありがちのタイヤの真円度の問題についても問題無しでした。
総論:うたい文句どおりサーキットで力発揮するタイヤだと思われます。
峠レベルではリヤに履くとかなりのハイパワー車でないと
パワーが食われて面白くなくなる恐れ有りです。
フロント限定で言うと僕みたいにフロントのプッシュアンダー避けたい&テールハッピー好き
な人には良いチョイスになると思われます。
Z4Mの19インチリヤサイズはラインナップあるので次回は履いてみようと思います