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2020年03月01日 イイね!

POTENZA RE-71RS インプレ

発売されたばかりの ブリジストンタイヤのPOTENZA RE-71RS
その実力を試す機会を得たので インプレ上げときます。

コンディションは気温4℃ 路面温度3.7℃ ドライのグッドコンディション
シーンはBRABUS君で走りこんだ中低速ワインディングで路面はスムース

マシンは

写真の一番前のチューンドS2000(SP2)300PS仕様 
なんやかんや弄ってあって オーナー曰く「完成形に近づいてきた」という逸品

タイヤのパターンは

非対称で外側のブロックが異様にでかい
見たとき結構減ったように見えたんで「もう結構走ったんですか?」と聞いたら「いや 今日初めて」
距離にして10kmちょいの新品
もともとの溝が浅いタイプなんですな~

うちのフェデラルNS-2Rは

むちゃくちゃ溝が深い。
「すごくグリップするよ 乗ってみる?」というありがたい言葉
あんまり 人のマシン乗らないんだけど 誘惑には勝てず・・・・

では インプレを
走り初めは明確に転がりが重いタイプです。変形が大きくヒステリシスロスは大きいでしょう。
直進でもグリップ力が感じられるほどがっしり路面をつかんでます。
マシンも初めてだったんで最初の3個くらいのコーナーは遠慮しましたけど
・・・「こりゃ ちょっとやそっとでは滑りそうにも無いね!」ということで
遠慮なく踏ませてもらいましたけど、スゴイです 
いままで経験したことの無いグリップレベル。
路面温度が低いのに夏場のNS-2Rよりも数段上
というか、今まで履いたタイヤはグリップレベルは違うえど・・少しはスリップしている感覚がつきまとうんだけど・・相当ペース上げても、その感覚はがっしり路面をつかんでいる感じでした。
スマローで走っているときには経験したことの無いコーナリングスピードでも安心して踏んでいけるって、マシンの仕上がりもいいんだろうけどタイヤの性能が段違いだと思います。
ターンインで少し無理して突っ込んで行っても、出口でわざと少し切りながら全快くれてやっても少しグニュッと滑るだけで破綻しない。
オーナー曰く「滑るときでもグニュ~っとゆっくり滑るんで安心だ」とのことです。

いや~~~ スゴイタイヤ出ましたね
・・・・・・でも お高いんで買えません(^^;;;
Posted at 2020/03/01 20:11:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗レポ | クルマ
2018年09月15日 イイね!

Alfa Romeo 4C

Alfa Romeo 4C











”駆けぬけるおっさん”が 旬な試乗記をお届けする Fisher's Blog
本日の試乗記は ”Alfa Romeo 4C”です。
って 2014年デビューの車なんで 出て4年経っているので旬でもなんでも無いんですが・・・・・
4Cがデビューしたての頃は 「乗ったら絶対欲しくなる」と思って 試乗をひかえ
最近では 試乗したくても試乗車が無い ということで 憧れてたのに試乗チャンスの無い車でした。

先日のABARTH 124 spiderの試乗の際に 4Cの話してたら・・・・
Dラマンから 「4Cの試乗車出来たので試乗しませんか?」と連絡いただき
ようやく試乗させてもらいました。

・・・とは言っても 15分ちょっとの試乗なんで 4Cの本領は全くわかんなかったですが、片鱗は味わえました。

Z4Mとの比較と共に 最近乗った中でダントツに出来の良かった718ボクスタとの比較を交えて素人目線で語ってみます。

試乗車の仕様は 
スポーツパッケージ+レザーパッケージ付き
 ● スポーツエキゾーストシステム+ ● スポーツサスペンション
 +● 18-19インチ アロイホイール(5ホール、ガンメタリック仕上げ)
 +● 205/40R18タイヤ(フロント)+235/35R19タイヤ(リア)
というもの

■主要スペック比較
     アルファ4C       718ボクスタSPDK     Z4Mロードスター 
サイズ:3990×1875×1185mm 4385×1800×1280mm  4120×1780×1300mm  
重量 :   1050kg         1410Kg           1430kg       
ホイールベース:  2380mm       2475mm             2495mm   
パワー  : 240PS/6000rpm   350PS/6500rpm       343ps/7900rpm  
トルク:35.7kgm/2100-4000rpm 42.0kgm/1900~4500rpm  37.2kgm/4900rpm   
エンジン:直列4気筒ターボ1742cc/水平対抗4気筒ターボ2497cc /直列6気筒NA3245cc
ミッション:   6速TCT        7速PDK         ZF製6MT     
0-100km加速: 4.5sec      4.4sec(MTは4.6sec)      5.0sec

エクステリア

後姿言うこと無し すばらしい

横 車高が恐ろしく低い割には 寸詰まり感があるけど これも好き


斜め前から これもすばらしいんだけど・・・・
日本のナンバープレートの大きさゆえに ナンバーの収まりが悪い
エクステリアで気になるのは ここだけ
僕的には ヘッドライト形状好きです。

1.エンジン
  基本的にはジュリエッタに搭載されたものと同じらしいですが
  車重と駆動方式が違うと こんなにも違うのか?と思うくらいスポーティ
  ただ・・・・
  718ボクスタと比べるとターボラグも大きいし アクセル抜いたときのパワー残りの違和感がある。レスポンスもゆるく伸びもないと感じだけど 
  軽い車重とMR特有のトラクションがあいまってロケットみたいな加速はスバラシイ!
  Z4Mのカミソリレスポンスまでとは言わないけど もうちっとレスポンスがよければ言うこと無いんだけど・・・・

2.ミッション
  スマロー乗ってるお前が言うな状態だけど・・・
  718ボクスタのPDKと比べると・・・・厳しいなあ
  チェンジのときのタイムラグと唐突間は単なる演出ではないような・・・・
  これだったらMTで乗りたいなあ

3.ブレーキ
  これは良いです 
  すごくコントロールしやすくて グリップがわかりやすい
  ABSの効きかたも 違和感無かった。
  

4.コーナリング・ハンドリング・サスペンション
  乗り心地はかなり硬いけど 先日までのうちのスマローよりはマシ
  パワステ無しのステアフィールは極上と言いきって言いと思う。
  前輪のグリップ感がわかりやすいのがすごく良い。
  数箇所しかグイーンとやれるとこがないのでコーナーの実力は垣間見ることはできなかったんだけど秀逸なブレーキとステアフィールのおかげで気持ち良い
  馴れたら気にならないと思うけど アクセル抜いた後のパワー残りが若干気になるくらいです。
  恐ろしく剛性感のあるせいなのか? コーナリング中のGが強く感じた。
  718ボクスタは乗ってすぐにある程度のとこまで追い込めそうだけど、4Cは馴れがかなり必要と思う。
  剛性感と前輪のグリップ感のわかりやすさは4Cのほうが良いように感じました。

気になるところ

ロータスもそうだったけど 恐ろしく広いサイドシル 
スカートの女性を乗せるときは エスコートは必須!


以外に前のオーバーハングが長くて あごの先っちょが低い
相当気をつけて乗らないと ぶつけそうです


約30万円のオプションシートのホールド性はいまひとつか?


価格(^^;;;;
やっぱ 1千万円 持ってきてくださいとのこと・・・・ハァ

総合インプレ
 いや~~ エンジンやミッションの違和感はあるけど すばらしい車です。
 対Z4Mで言うとエンジン以外は すべてにおいて4Cが圧倒していると感じました。
 718ボクスタ比で言うと ”出来”は718ボクスタが圧倒していると思うけど、なんというか 癖のある車を乗りこなす喜びは4Cが勝っていると感じます。
 単純に峠&サーキットメインなら4C ツーリングも視野に入れるなら718ボクスタという感じでしょうか?
 久しぶりに”欲しい!!”と思える車に試乗しました。
 オーナーのみなさん 大切に乗ってください 
 そして 飽きたら格安で僕に譲ってください(^^;;;;;
       
Posted at 2018/09/15 20:38:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗レポ | クルマ
2018年04月22日 イイね!

ABARTH 124 spider 試乗再び

ABARTH 124 spider 試乗再び









”駆けぬけるおっさん”が 旬な試乗記をお届けする Fisher's Blog
今日の試乗記は マツダ渾身の新型ロードスター”ND”から派生した
日本で生産されるイタリア車”ABARTH 124 spider”です。

実は この車 約1年半前の2016年11月に試乗は済ませてある
この時は試乗コースが短めだったので いまひとつ良さがわからなかった。(^^;;;

今回 八光グループさんが”TEST DRIVE at 芦有ドライブウェイ”というイベントを開催されて そのイベントに参加させてもらった。
試乗車は
 アルファ ロメオはジュリア、ジュリエッタ 
 アバルトは 124 spiderと595というラインナップ
 その中から 事前申し込みで申し込むというもの。

今回はZ4Mとの比較を書いて見ます。

        ABARTH 124 spider(6MT)      BMW Z4M
サイズ    4060×1740×1240mm        4120×1780×1300mm
重量        1130Kg                 1430kg     
ホイールベース  2310mm                2495mm
パワー       170PS              343ps/7900rpm
エンジン   直列4気筒ターボ1368cc       直列6気筒NA3245cc  

集合時間の30分以上前に会場に着いたんですが
綺麗な尾根遺産のいる受付で受付済ませてすぐ出発


コースは 芦有ドライブウェイの往復
いや~ 太っ腹です 通行料金高いんだよ~
しかも 試乗のお土産として 芦有ドライブウェイの往復回数券6回分(約5千円)
をプレゼントしてくれるなんて さすが 八光グループさん!

六甲のコースの中でもっとも高速で走れるワインディングとして有名な芦有ドライブウェイ  
僕は それなりのペースで走ったことが1回も無いというか? 夜中に夜景を見に1回行ったことがあるだけなんで コースもわかんない。(^^;;;

で走り初めてすぐに 124 spiderにムチを入れる。
・・・・う~~ん 加速しないというか遅い 芦有ドライブウェイの上り勾配がかなりあること差し引いても物足りない。
しかも 相変わらずアクセルレスポンスが悪い。
124 spiderのターボセッティングはどっかんなんだけど なんか2速と3速のつなぎが悪くていまひとつリズムに乗れない。

足の感じは ストロークが大きくてロールしやすくて挙動がつかみやすいんで
下りでブレーキ残しながらのアプローチもやりやすくて良い感じなんだけど
肝心のアクセルレスポンスが悪いんで アクセルで向き変えるのがやりにくい
Z4M搭載のS54エンジンのカミソリレスポンスと比べるべくもない。
そのおかげで Z4Mより300kgも軽いはずの車重が その恩恵を感じにくく
挙動的にはZ4Mの方が軽やかなくらいです。

124 spider  僕には合わないというのが結論です。

試乗後同じコースをBRABUS君2で走ってみましたけど
”BRABUS君 速っ!」て思いました。

せっかく 良いコースで存分に味あわせていただいたのですが 残念です。
先日乗った718ボクスターと比べると 同じ時代の車とは思えんなあ・・・



気を取り直して 展望台で休憩
オフ会だったのでしょうか?
僕が降りるときに 一斉に下っておられました。
Posted at 2018/04/22 23:02:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗レポ | クルマ
2018年01月13日 イイね!

”ポルシェ・ボクスターS(718)PDK”

”ポルシェ・ボクスターS(718)PDK”










”駆けぬけるおっさん”が 旬な試乗記をお届けする Fisher's Blog
本日の試乗記は ”ポルシェ・ボクスターS(718)PDK”です。
って 出て1年以上経っているので旬でもなんでも無いんですが(^^;;;;

なんかエリアメールってのをもらって”特別コースで試乗させてあげますよ♪”
というのと

”これあげますよ♪”って書いてあったんで 予約もせず一見で行ってみたのです。
ちなみに カプチーノとエスプレッソをいただきましたが 実に美味しかったです。

ボクスターは前の型の981を kazutenさんのご好意により
箱根でワインディング試乗させていただきましたので それとの比較も含めて
Z4M との比較を素人目線で述べさせていただきます。
ちなみに今回の試乗は高速道路中心でしたがそれなりにコーナーをグイ~ンってやれるコース。
1時間ちょいの試乗でした。スポーツ+モード使用でのインプレです。

ザクッとした仕様は2.5LターボのボクスターS  右ハンドル 7速PDK
スポーツクロノ PASM付き ブレーキはノーマルです。

■主要スペック比較
    ポルシェ・ボクスターS(718)PDK     Z4Mロードスター          
サイズ    4385×1800×1280mm     4120×1780×1300mm    
重量         1410Kg             1430kg            
ホイールベース   2475mm             2495mm           
パワー     350PS/6500rpm         343ps/7900rpm     
トルク      42.0kgm/1900~4500rpm    37.2kgm/4900rpm      
エンジン  水平対抗4気筒ターボ2497cc    直列6気筒NA3245cc  
ミッション       7速PDK            ZF製6MT     
0-100km加速   4.4sec(MTは4.6sec)         5.0sec            

1.エンジン
 981時代のボクスターSのエンジンはZ4MのS54と比較すると明らかに
 非力だったんですが 718のターボエンジンはむちゃくちゃにパワフル。
 昔借りたTT-RSと遜色無いし伸びが良いので
 981の6気筒と比べても加速の頭打ち感を感じにくいです。
 さずがにS54と比べると「ああ ターボだな」って感じますけど、TT-RSの5気筒エンジンに比べれば 非常に良く出来たエンジンだと思います。
 営業マンによると 2.0Lのほうが伸びが良いとのこと。
 極低回転以外はどこからでも加速してくれるし 回転が上がっていくときのドラマティク感もそこそこあります。
 S54で勝てるのはレスポンスと回転上昇するときのドラマティク感だけかな~
 なんか出来が良すぎて 良い意味でエンジンを意識せずに走れると感じました。

 エンジン比較一覧表
       ポルシェ・ボクスターS(718)   Z4Mロードスター      TT-RS
パワー感    TT-RSとZ4Mの中間     極めて乱暴        パワフル
パワーバンド  極めて広い       幅広く息が長い加速   狭くシフトが忙しい
回転の伸び   比較的伸びる    レブまで一気に伸びる   唐突にパワーダウン
 
 実際の速さはトルク順で 718ボクスター=TT-RS>Z4M>981ボクスター
 と思います。
 
2.ブレーキ
 いうまでも無くポルシェのブレーキは良いです。 
 制動が手に取るようにわかるし 製動力自体もすごく効きが良い。
 Z4Mは慣れが必要だし ポルシェのノーマルと比べるべくもないほどプア~
 
3.コーナリング
 981ボクスターのコーナリングもすごく出来が良いな~~と思ってたけど
 718はものすごく出来が良いです。
 レーンチェンジをものすごく早くやっても挙動の収まりがすごく良いし、
 高速コーナーでスリップギリのGかけてても安定感が半端無い。
 おそらくボディ剛性も高いんでしょう、まるで自分がすごく上手くなったか?のような錯覚を覚えます。
 なんというか実に安定感があるんだけど、操作したなりの挙動はしっかり現れてくれる。車がどんな状態になっているか?が手に取るような気がしました。
 Z4Mとは時代も違うんだけど 718乗った後にZ4M乗ったら怖くて走れないかも?
 (^^;;;;
 
総合インプレ
 718ボクスターはむちゃくちゃ出来の良い車に思えました。
 格は違うけど時代の近い車として ABARTH 124 spiderと比べてもむちゃくちゃに出来が良いです。
 価格以外はけちの付けようもありません。
 速く走れて しかも挙動も楽しめる。いわゆる良い車を求める方にはほんまにお勧めです。
 僕は出来の悪い車を乗るのが趣味な変態なので縁が無いかもしれません(^^;;;
Posted at 2018/01/13 19:56:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗レポ | クルマ
2016年11月23日 イイね!

ABARTH 124 spider

ABARTH 124 spider









”駆けぬけるおっさん”が 旬な試乗記をお届けする Fisher's Blog
今日の試乗記は マツダ渾身の新型ロードスター”ND”から派生した
日本で生産されるイタリア車”ABARTH 124 spider”です。

***まず最初にお断り***
124spiderオーナー及び 納車待ちの方はこれから先は絶対に読まないでください。
検討中の方は一読いただいてご自分で試乗されることをお勧めします。
今回の試乗記は 珠玉のストレート6であるS54エンジンと超軽量級で日本車では絶対ありえないピーキー「なエンジン特性を持つスマローに乗っているある意味基準がずれてるおっさんが好き勝手書きなぐってるだけですので、一般の方とは感じ方がかなり違うことを前提でお読みください。

大きさがうちのBRABUS君と似ているので少しスペック比較を・・・・
・・・と書きながら Z4Mのサイズに近いのが判ったけどめんどくさいのでこのままいきます。

        ABARTH 124 spider(6MT)      スマローBRABUS
サイズ    4060×1740×1240mm        3440×1615×1185mm
重量        1130Kg                 850kg     
ホイールベース  2310mm                2360mm
パワー       170PS            101PS(チューンで実力120ps程度)
排気量     1368cc(4気筒ターボ)       698cc(3気筒ターボ)

重量はZ4MとBRABUS君の中間
サイズはZ4Mにかなり近いけど、パワーはBRABUS君に近い。
このことから ある程度キャラは見えてくる・・・・・・


エクステリア

 
試乗車はROSSO COSTA BRAVA 1972 レッドにオプションのABARTH 124 spider ヘリテージルックをラッピングで施したもの(Dラマンが塗装バージョンって言ってたけど塗装であんな段差を付ける理由無いのでラッピングと思います。)

赤いボディーカラーに黒いスポークホイールってウチのZ4Mと同じ組み合わせ

親ばか承知で言わせてもらうと・・・・・
”Z4M カッケー!” ”124 spiderって なんか普通っぽくない??”って感じです。
NDロードスターが徹底的にこだわった前後のオーバーハングの短さ。
このオーバーハングが短いコンセプトってZ4Mもスマローも全く共通です。
せっかくNDロードスターで達成していたバランスが良く一体感のあるプロポーションがぶち壊し。特に前のライトがでかくて無駄にオーバーハングが長い感じが出ていることがスポーティー感が無いんだよな~。
ウエッジシェイプにしてその結果オーバーハングが長くなってしまったというスーパーカーにありがちなスタイルならまだしも、厚みのあるまんまオーバーハングが長くなるとなんかまとまりが無いです。
それと 日本で生産する宿命か? タイヤとフェンダーの間が大きすぎるのが雰囲気ぶち壊しになってます。
ヘリテージルックのOP価格は塗装で38万円、ラッピングで23万ですが、その価値は感じられない。そのお金をいずれアフターで出るであろうカーボンボンネットに回したほうがマシだと思います。
まあ エクステリアに興味があったわけでもないですが・・・・
も少し イタリア~ンなスポーツカーらしい雰囲気が欲しいと思いました。

インテリア
 試乗車はOPのレザーシート/ナビゲーションパッケージ:216,000円が装着されていた。ノーマルでも 座面と背面がアルカンタラということなのでひょっとしたらノーマルのほうがその他のOPのアルカンタラ内装とマッチングがよいのかもしれない。
 ともあれ NDロードスターと比較するとかなり高級感があり好印象。
 シートの座り心地もまあまあ良い感じだけど ホールド感はイマイチ
 ホールド感は順番で言うとZ4M→スマロー→124 spider
 ハンドルは握りが細めで径が意外に大きいと感じた。
 全体的には価格なりの仕上がりと感じました。

走行インプレ(短めだけどそこそこ回せて そこそこコーナリング確認できるコース)
 エンジン&ミッション
 最初スタートしようとすると・・・
  やっぱ極低回転のトルクが細い
  NDロードスターよりもマシだけど、3000rpm以下だとターボラグもすごくて使い物にならない。かといって回してみてもターボラグはあんまり改善しない。
  スポーツモードにすると多少マシだけどレスポンスが悪すぎて・・・
  「これじゃ峠走ってもつまらないなあ」という感じです。
  Dらマンは「でかいタービン装着してるのでラグはどうしても大きい」と弁解してたけど・・・・
  BRABUS君でドッカンターボ&BIGタービンのターボラグに慣れてる僕でさえ
  「これは あかんな・・・・」と思うくらい。
  端的に言えば”きびきび走らせるのは非常に難しい”ユニットです。
  FRの醍醐味って”後輪で姿勢を変えられる”ってことで、それに重要なのはレスポンスだと思います。
  パワー無いけどNDロードスターの1.5Lユニットのほうが楽しめそうです。
  ちなみに加速感はBRABUS君の方が上だしゾーンに入った領域でのレスポンスも完全にBRABUS君の勝ち
  実際の速さは124 spiderのほうが速いんでしょうけど、感覚がもっさりしてるんだよなあ。ROMセッティングで改善できる可能性は高いので買われた方はROMチューン必須でしょう(^^;;;
  
  クラッチとかシフトフィールとかは 非常に馴染みやすく、NCロードスターのミッションを採用したらしいので納得です。
  
 ブレーキ
  ブレンボ製を装着しているのですが、特にその恩恵を感じることも無く、コントロール性も「まあ普通かな?」といった感じです。
  なにしろNDロードスターとハブを共有しているのか?ブレンボにもかかわらずホイール4穴です。

 サスペンション
  NDロードスターよりも明確に硬いです。雰囲気的にはZ4Mと似たような感じ。
  初期入力に対して固く感じるけど、コーナーで荷重かけると大きくロールしていく。 個人的にはまあ好きなセッティングなので、はじめた乗った車にもかかわらずそこそこエイっと行けました。
  このセッティングってコーナリング途中にアクセル踏むとリヤに荷重がかかっていく感じがわかりやすいと思うのですが・・・・・なんせEGレスポンスが悪いので思うように姿勢が作れず気持ち良くない残念な感じです。

総合インプレ
 メディアの試乗記事が好評だったので 期待して乗ったのですが・・・・
 僕の評価では そのまま乗るには"残念で不当に高価な車”となります。
 乗り出し500万は高すぎる。
 未だ試乗してませんが ND-RFロードスターのほうがかなり期待できると思います。
Posted at 2016/11/23 18:44:29 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗レポ | クルマ

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本名はJean・Manuel・Fisher(ジャン・マヌエル・フィッシャー)と申します。(^^;;; ワインデイングをリズミカルに走るのが好きで結構日本全...
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