2021年を最後に30年続いた鈴鹿のソーラーカーレースが終わりを迎えた。
日本国内のソーラーカーレスとしては
秋田県大潟村で開催されるWSRもあるんだけど・・・
開催される場所が東北であること 及びレース期間が長いことから
いまや参加台数が激減
ソーラーカー競技は 今まさに終演を迎えたかに思えた。
2017年にソーラーカー業界から引退した僕を 芦屋の高台にある某大学の監督にスカウトしたN君が 新しいソーラーカー競技を始めることを決意!
それに賛同した漢達が その大会を手伝うことになった!
大会の名前は”白浜Eco car チャレンジ”
和歌山県白浜町にある 旧南紀白浜空港で開催される。
レースは9/23,24 コース準備・ソーラーカー搬入は9/22
同時に究極エコカーのWEM大会シリーズ戦も開催される。
で僕は ボランティアとしてこの大会をお手伝いすることに・・・
朝4時起きで4時半に家を出て 高野龍神スカイラインルートで白浜を目指す。

何気にボランティアのメッセンジャーを覗くと不吉な画像が・・・

道は空いている 高野山のかなり手前から完全に貸し切りで快調快調
標高の下の方はハーフWETくらいのコンディションで良かったんだけど
護摩壇山に近づくに連れ 土砂降り&濃霧 トイレに行けもしない(TT)
まあ でも土砂降り区間をさっと抜けて
白浜には4時間もせずに到着

旧空港のゲートは10時に開くとのことだったのですることもなく観光(^^;;;
時間余るけどゲートで寝てようかと9時にゲートに行ったら

主催者のN君たちが着いたばっかりでラッキー?

誰も居ない滑走路 気持ちいいねえ・・・・・
まあ 気持ちよかったのはここまで ここから夜20時まで怒涛の作業

コースにできた巨大水溜りとドロを皆で撤去(真ん中の白い帽子が僕です)
コースにほうきかけてテープ貼ってパイロン立てたり
することはむちゃくちゃある
手にはまめができてつぶれた そこに泥水がむちゃくちゃしみる(TT)
で 僕の所属する大学のチームは むちゃくちゃゆっくりご到着

練習走行を むりやり2周させて
いろいろやって ホテルに着いたのは21時頃
ちなみに この日の昼食はコンビニで買ったドーナツ1個のみでスタ
それと9時から20時まで立ちんぼ なかなかハード
2日目 4時起きで 本業のリーマンの仕事を1時間半ほどやって
6時前に会場到着 天候は本降りの雨
やることは無限にある 車検要因としてはもちろんのこと

再び溜まった水溜りを縮小するための作業
ちなみに スコップ持っている2人は かつてのうちのチーム員
どろくさい作業はお手の物
大会スポンサーが展示用に持ち込んだ新品同様の電動ユンボが大活躍!
バラスト確認の車検員にお弁当配布 大学チームを車に乗せて解説したり
2日目も ほぼ休み無し
天気があまりに悪いのと スケジュールが押して 1日目のソーラーカー競技はキャンセルしてWEMだけやることに決定!

WEMは2ヒートやったんだけど 土砂降りの2ヒート目は阿鼻叫喚の地獄絵図
開始13分で 多数のチームが横転・スピン・パンク
マーシャルや回収車出動で ボランティア休む暇無し
ウインドウが曇って前見えずでコース逆走車出たりして なかなか楽しめますた

まあ でもレースは無事終了して 表彰式では皆いい表情!
と怒涛の2日目は終わり それと同時に 3日目に所要の遭った僕も撤収
帰りも 高野龍神スカイライン使ったんだけど 日が暮れてからの濃霧は
行きの比ではなく 視界10mくらいなのに鹿が結構飛び出してきて
疲れた体にハードな洗礼
あまりの濃霧に 上下の感覚もぼやけてくるくらいだったんで 気の弱い人だったらどうなってたんだろう?
そんな状態でも 途中で飯食って4時間半で帰宅。

レース最終日は それまでの鬱憤を晴らすかのような快晴だったとのこと
秋田のWSRも豪雨が続いていたので 今季のソーラーカーレースで
はじめてまともなソーラーパネルで発電できたレースになりました。
参加者皆さんの日頃の行いが良かったのでしょう!
新しい試みでタイムスケジュールどおり行かなかったりいろんな事あったけど
関係者みんなの熱い思いで成功させた今回の大会はソーラーカー史上に大きな意味を持つ大会であったと思います。
来年もボランティアとして参加しようと思います。