今日は、熱海の”
蕎麦処 多賀”を紹介します。
江戸末期の豪商の建物を移築したという、とても趣のある建物です。
箱根ターンパイクで
シロッコRの試乗や桜を堪能したあと、ドライブがてら伊豆へ。
11:20ごろ到着。庭側の最後のひとつをゲットできました。
公式サイトによると「店内からは庭園や海も見渡せます。」とのことで、
できれば窓側の席がいいなぁと思っていたのですが・・・
庭園はよく手入れされているようですが、大部分は芝生メインのさっぱりした印象です。
正面の門(135号線側)から店舗の入口付近は、立派な木々に石畳 とても趣があります。
窓側の席は奥(芝生側)から埋めていくようで、入口に一番近い席をゲットできたのはラッキーだったと思いました。
店内は、座敷席が中心ですが、テーブル&椅子の席もいくつかあります。
立派な古民家、鎧兜など飾ってありました。
客層は、幅広く、
かなりきちんとした身なりの年配の方とか、家族連れや若いカップル、観光客っぽいグループ、
テニスかなにかスポーツウェアの壮年夫婦とか、地元の寄り合いみたいな20人くらいの団体さんも。
メニュー
桜えびかき揚天ぷらそば@1,420円
温かいつゆから ダシの香りがふんわりと漂います。
かけ汁は、と~っても濃厚。
今まで食してきた各地の蕎麦の中で一番醤油が濃いと感じましたが
ただしょっぱいだけではなく、鰹節の香りとコクは感じます。
温かい天ぷらそばとしては珍しく、天ぷらが別皿で
最後までサクサクといただけるのが嬉しいですね。
まずは、そのまま一口・・・
ぼくは普通に美味しいと思いましたが、
妻は、桜えびより サラダ油系の揚げ油の香りが強いと感じたそうです。
せっかく別皿だったのに・・・単品だと740円もする高級なかき揚げを、かけ汁にじゃぶじゃぶ漬けて油抜きをしてました^_^;;;;
鴨せいろそば(大盛り)@1,250円
冷たいお蕎麦を温かいつけ汁でいただく、鴨せいろ。
こちらのつゆも かなり濃い味。
適当に脂が乗って 鴨らしい弾力のあるカモ肉と 焦がしたネギが
濃厚なつゆに風味を添えていました。
お蕎麦自体は、この季節としては香りもそれなりにあったし食感も良く美味しかったと思います。
ただ、個性的な濃厚なつゆは好みが分かれるところではなかろうかと。
ぼくは結構蕎麦好きで、(こちらのブログにはあまり載せてませんけど^_^;)今庄・信州・へぎ蕎麦などなど出張やドライブがてら、北陸・信越・関東を中心にあちこち食べ歩いてます。醤油味が濃いといわれている東京の蕎麦よりずっと濃いと感じました。
ネットでの評判はかなり良いお店ですし、
客層を見ても、観光客だけでなく地元の方も多いように感じましたので、固定客は多そうです。
カツオの風味豊かさなんかが 静岡ならではなのかな、と思いました。
蕎麦湯をもう少し気前良く出してくれたら最後の一滴まで飲み干したい感じですね^_^;
住所:
静岡県熱海市上多賀798
駐車場:店舗の前(135号線側)と店舗の裏にあり、20台くらい?
営業時間:11:00~16:00
定休日:木曜日
訪問日:10/04/10(土)
Posted at 2010/04/24 19:46:24 | |
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