*この記事は2017年に書いたものに それ以降使ったタイヤを加えた焼き直し記事です。
Z4Mに乗り始めて 早15年目
おそろしくタイヤ寿命の短いこの車は 3000Km〜4000kmサイクルでタイヤを消費します。
ケチな僕は コスパの良いタイヤを探し続け
・・・気がつけば アジアンの格安タイヤを中心に10種以上のタイヤを試してきました。
僕ほどいろんなタイヤを渡り歩いた人も居ないでしょう。
同一場の比較でも無いですし 素人の印象ですが
簡単なインプレまとめなどを書いてみます。
1.コンチネンタル SportsContact 前後に装着 1回のみ(中古)
Z4M購入時に着いていた純正タイヤ
3年おちの中古なんで 正当な性能を出していたとも思えないのですが
・・・・ Z4Mには全く約不足のグリップでした。
2.TOYO プロクセスT1R Rに装着 1回のみ
これは もろ ミニバン用のタイヤと思います。
今までZ4Mに履いたタイヤの中で 最もグリップが悪かったタイヤです。
走行音が静かなのが唯一のとりえでした。
3.グッドイヤー レブスペック2 Fに装着 1回のみ
SVXに履いてて印象が良かったので使ってみました。
グリップそこそこですが 非常にバランスが良かった。
4.ミシュランパイロットスポーツ3 Fに装着 1回のみ
憧れのミシュラン
・・・・・・全くの期待はずれ
バランスと言うなら グッドイヤー レブスペック2のほうが良かったし
グリップは 全くのコンフォート系でZ4Mには役立たず
コスパが悪すぎるタイヤでした。
5.ブリジストン RE11 前後輪に装着 フロント3回 リヤ1回
さすが ブリジストンのハイグリップ
いままでZ4Mに履いたタイヤの中で最も好印象のタイヤです。
写真の上2本が交換時のRE11ですが
ここまで磨り減っても全く不安の無いドライグリップを示してました。
滑ったときの挙動も全く怖くない さすが国産トップブランドです。
・・・ですが 4、5千Kmでの交換には 価格が高く(ToT)/~~~
6.マランゴーニ Mパワー Rに装着 3回
イタリアのメーカーで なんせ名前が良い(*^_^*)
RE11には明らかに劣るグリップでしたけど 滑りに至る感覚がつかみやすく
気に入ってました。
今や手に入らなくなったのが非常に残念なタイヤです。
7.ATRスポーツ Fに装着 3回
いまや”ZなMの会”推奨タイヤに指名している
アジアンの定番!
国産と比べると温まるまでのグリップの立ち上がりが遅いのをガマンすれば
タイヤパターンに似合わない強烈なグリップを見せてくれます。
何と言っても安くて コスパ最高。
国産と違って 溝が未だあってもグリップが切れてしまうけど
圧倒的に安いんで しょうがないのかも?
8.ナンカン NS-2 Fに装着 1回のみ
これもアジアンの定番です。
使い初めから300Kmくらいでグリップがなくなりました。
ゴムが硬い感じで滑るとコントロールが難しい。
いままで使った中で 最も"怖い”と感じたタイヤです。
9.ATRスポーツ2 Rに装着 2回
ATRスポーツの進化系
ブロックも大きくなって グリップも上がって 言うこと無し
ATRスポーツよりも若干高いけど サイズ的に選択できるなら こちらを選びます。
10.Pinso Tyres PS-91 Fに装着 1回
スマローに履いて非常に良かったので Z4Mのフロントに履いてみました。
このタイヤ ゴムもケース剛性も低いので ステアリングレスポンスが悪いですけど、
普通にワインディング楽しむなら 敏感すぎないので良い感じです。
グリップもほどほどあるのですが・・・・
”ZなMの会”でダウンヒル走るには今一躍不足です。
ATRスポーツと比べても恐ろしく安い(235/35-19で@3990だった)んだけど
フロントタイヤにはおススメしません。
軽量級の車向きだと思うので 選択できるサイズがあるならATRスポーツor2をおススメします。
11.SAILUN ATREZZO ZSR F,Rに 装着 2024年春に2回目リピート中
ドリフト界ではある程度知名度のある中国製タイヤ
圧倒的に安いこのタイヤ
F:235/35-19 R:275/30-19 4本セットの組み合わせでも
実質2.5諭吉程度で購入できます。
絶対的グリップは全然ですが、特質すべきはその特性です。
車の挙動がわかりやすくなります。荷重移動、滑り等が非常にわかりやすい。
注意点としては 空気圧低めでないと 上記の特性も出ないことです。
一人で挙動楽しむには コスパ最高のタイヤです。
・・・・人とつるんで走るときには自制心が強く強く必要です。
基本的に滑らせながら走るタイヤなんで 減りが恐ろしく速く3000kmくらいで交換しますた。
一回目に履いたときのインプレ記事はこちら
12.FINALIST 595EVO Fに2回 Rに1回使用
激安タイヤで有名なオートウエイで手に入る台湾のフェデラルがOEM供給しているタイヤです。
SAILUNほどではないけど 価格が安い!
左右対称パターンだから 裏組みもできます。
溝が現有するロード用のタイヤの中でも最高に深いです。
そして 信じられないくらい重い!
特性は・・・一言で言うと 特徴に薄いタイヤです。
ネガな部分もあんまりない代わりに すごく良い特徴もないタイヤです。
グリップはそこそこで 常に鳴いている印象ありです。
インプレ記事はこちら
13.FEDERAL 595RS-RR Rに1回使用
さすが FEDERAL史上最強のハイグリップタイヤというだけあって
ドライグリップはスゴイものがあります。
Z4Mのパワーでもなかなか横に逃げないので トラクションが稼げます。
ロードノイズは かなり煩いので気になる人は履けません。
最初から浅溝ですが 裏組みして4000kmくらい使えました。
他のアジアンと比べると少し価格はお高いですが、グリップ考えるとバーゲンプライスと思います。
サイズが限られるので前後履けないのが苦しいところ
FをFINALISTで Rを595RS-RR にして使ってみたら ドアンダーになりましたけど
速く走るという目的には沿ったセットになります。 面白みには欠けますけど
まとめ
潤沢な資金があるのなら すなおに国産ハイグリップが良いと思います。
アジアンは安定供給的にも問題があるんで 都度特性が変わることを楽しめる方でないと辛いかな〜〜
高速でスピード出す人はアジアンは真円度にバラツキが大きいのでおススメしません。
たぶん 最近流行りのシバタイヤが良いんでしょうけど
・・・・僕には高すぎます。(^^;;;;;