”駆けぬけるおっさん”が 旬な試乗記をお届けする Fisher's Blog
本日の試乗記は ”スバルXV”です。
昨年秋登場したXV
最近のスバル車の中では 数少ないデザインに魅力のあるモデルです。
帰省した時に空港に迎えに来たMyブラザーが
「運転めんどくさいから 運転する?」ということで
墓参りやら何やらで 合計2時間くらい運転してみました。
■主要スペック比較
スバルXV(ルーフレール付き) Z4Mロードスター(以下Z4Mと呼ぶ)
サイズ 4450×1780×1595mm 4120×1780×1300mm
重量 1390Kg 1430kg
ホイールベース 2640mm 2495mm
パワー 150PS/6200rpm 343ps/7900rpm
トルク 20.0kgm/4200rpm 37.2kgm/4900rpm
エンジン 水平対抗4気筒NA 1995cc 直列6気筒NA 3245cc
ミッション パドルシフト付6速CVT ゲトラグ6MT
■エクステリア
普段 コンパクトな車にしか接してないので
駐車場でキーを渡されたときの第一印象は「デカイ!」
写真で見た感じとは全く違って 大きな車です。
ルーフレール付きのXVはVWのクロスポロに似た感じです。
真後ろから見たデザインはなかないいと感じました。
デザートカーキのカラーは微妙な感じです。
目新しいともいえますが 僕はオレンジのほうが好きです。
ホイールの意匠デザインもなかなか良いと感じました。
■内装
ベースは220万円くらいのグレードになんやかんやオプション付けて300万円くらいのプライスになったそうです。
なので 内装もそれなりの雰囲気でした。
シートもオプションで違和感無いすわり心地でしたけど
ハンドルが安っぽかったなあ
一番驚いたのは エアコンがデュアルのオートだったってことです
・ナビ
純正のバックモニター付き。
さすが国産メーカー製で そつない表示と案内で安心できます。
オーディオも僕にはもったいないくらいの音の良さです
■走行インプレ
乗ってすぐに気がつくのは サスが結構固いことです。
車高が高い割には コーナーでのロールは少なめです。
攻めては走りませんでしたけど 流す感じの運転においては好印象でした。
2L-NAの150PSなんで 全く期待してなかったのですが
CVTの出来が良いのか? なかなかの加速を見せてくれます。
変速は擬似的なもんなでしょうけど CVTとは思えないようなカチっとした変速で
エンジンブレーキも好く効くし スポーツカーユーザーには馴染みやすいです
僕が運転している間の燃費は16.3Km/L
おとなしめに運転したとはいえ4人乗車での数字ですから
水平対抗2L-NAとしては秀逸と言えるでしょう。
車重が軽めの割には静粛性も高く スピード感も無いです。
ステアフィールはスバルらしく 4WDとは思えない良い出来です。
ブレーキフィールはいまいちでした(やっぱローターの材質なんでしょうね)
■総合インプレ
最初に価格を聞かなければ「なかなかいいじゃん」と思ったと思いますが
300万円出すなら 違う選択をするだろうと思いました。
スバルといえば昔はミッションが弱かったり時代遅れだったりと言うイメージでしたけど
XVに搭載のCVTはなかなか良くできていると思いました。
デザインも乗った感じも優等生な車ですけど、
「欲しい」と思わせる魅力はイマイチかな。
Posted at 2013/06/18 22:46:17 | |
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