シトロエンXM　２５周年！

時々ネタの参考にさせていただくシトロエン名古屋天白さんのブログ。
公式ブログにこんなのが出てました。

　2014年5月は シトロエンXM の25周年ですよ！　


おぉぉぉ！
全然ノーチェックでした。

１９８９年デビューですから、確かに２５周年ですね。
だったら、先日のCX４０周年＆C６ミーティングに、XM２５周年も入れればよかったと主催者でもないのに悔んだり…（笑）

CX２５周年ミーティングには私も（今のCXとは違うCXで）参加しましたが、気分的にはその時のCXより今のXMのほうが現役に近いような気がします。



XMの歴史を軽く振り返ってみます。
ホントに軽くですよ。



デビュー時のXMはこういう顔でした。
日本でのXMデビューの発表展示会に行ったのを覚えています。
当時すでに中古で買ったCXに乗っていましたが、「XMは価格的にとても自分が買えるクルマではない」と羨望のまなざしで見ていました。

この時、日本でもテレビCMが流れましたが、日本でのシトロエンのテレビCMは初めてだったと思います。


フラッグシップカーなのにハッチバックであることと、
写真のように２重ガラスで静粛性や、車内の冷気や暖気が逃げないようにしていたことが特徴でした。
そうまでしてハッチバックにしたいのか…というこだわりを感じる部分でしたね。




（写真は欧州仕様です・笑　　正規モノにはMTは有りませんでした）

初期のXMは１本スポークステアリングで、セルフセンタリングも付いていました。（左ハンドルのみ）

その後、廉価モデルやブレークは２点支持のステアリングになりましたが、

これは同時期のZXとイメージを共通化させたものでした。


エンジンの変遷などは適当にwikiでも見てもらうとして、とりあえず後期の顔がこれですね。

ロゴの変更に伴って、後期型をｘｍ（又はXm）と表記する人も多いですね。

顔のチェンジには当時のシトロエンの顔の共通化がありました。
詳しくはこちらを。


後期型のステアリングはすっかり普通になってしまって、セルフセンタリングも無くなりました。




ハイドラクティブという言葉が初めて出てきたのもXMでしたね。



実はXM（ｘｍ）はCXより壊れるという人も多く、シトロエンを扱うプロのメカニックでも『DSやCXの方がまだまし』という人も複数知っています。

そんなXM（ｘｍ）の皆さんにも正式にお声をかけて２５周年イベントをすれば、また楽しかったかもしれません。
（今回の幹事さんを批判しているのではありませんので、そこはひとつ、くれぐれもお間違いの無いようにお願いします）





こんな写真もありますが、軽くスルーで（笑）














最後に、個人的な話ですが…

まだ２０世紀の終わり頃に付き合いがあったXM乗りの方がいました。
単にクルマ仲間でイベントの時に会うというだけではなく、それをきっかけにビジネス的なお付き合いもさせていただいていた方だったのですが…

XMに乗っていて、事故で亡くなりました。
この原稿を書いていて、久しぶりに彼を思い出しました。

XM２５周年を機に、XMを愛していたS氏に改めて哀悼の意を表させていただきます。




写真は全て拾いものです。
皆さんのご協力に感謝します。