今日は宮崎県日南市南郷町の”
港の駅 めいつ”を紹介します。
父の五十日祭、納骨がつつがなく執り行われ、次の日は母を接待。
3月末に陸送で届けた中古のシビックで宮崎の海岸を1時間半ドライブ、日南市南郷へ。
10年落ちですがエアコンも走りも快調でした。
グラスボート”
マリンビューワーなんごう”始発の9:30ギリギリ5分前くらいに到着、ぼくらの他には一組だけ、54人定員の船でしたが8人で出港です。
15分ほどでポイントに到着、クルーが撒き餌をして魚を集めます。でも集まってくるのは地味な黒スズメダイばかり・・・チョウチョウウオやクマノミが少々、海底近くに綺麗なハナダイがいましたが良く見えない・・・。マウイ島で魚を見慣れているぼくらには正直ちょっとショボかったです。
魚を見るポイントから港へ帰る途中、”トンビの餌やりショー”みたいのがオマケでありました。クルーが豚の脂を投げてトンビを集めます。トンビが獲物をキャッチする様子を目の前で見ることが出来て面白かったです。
ちなみに次の回(10:30発)はほぼ満員 すし詰め状態。ぼくらは、デッキでは船の向きにより日陰を求めて席を移動したり、船底の魚を見る窓も魚の多いほうへと好き勝手に動き回りましたが、とてもラッキーだったようです。
船からの眺めなど写真は
こちらにアップしましたので、ご覧ください。
お昼にはまだ早かったので道の駅なんごうで早生のミカンなどいくつか買い物をしながら時間をつぶして、10:50ごろ本日のメインイベント”港の駅 めいつ”に到着しました。

漁協直営なので獲れたての魚を安くいただけると地元の人にも大人気の店、ぼくらが到着したときはすでに残席2テーブル、ぎりぎり待たずに着席できました。11:00を過ぎるとすぐに10人以上の行列!ぼくらが食事を終えた頃にはかなりの行列になっていました。
まぐろ丼定食@980円

赤身とたっぷりの剥き身、お好みで丼タレをかけていただきます。
日南の郷土料理 まぐろの”ししごろ”(心臓)と”ごんぐり”(胃袋)の佃煮、鯵の南蛮漬け、味噌汁、茶碗蒸し、たくわんが付きます。ししごろはツナピコ(銀紙で包んだまぐろの角煮)みたい?ちょっとぱさっとしてました。ごんぐりは弾力のある歯ごたえが不思議な感じ。どちらも酒の肴にぴったりだと思います。
かつおめし定食@980円

まずはたまり醤油でヅケにしてある鰹をご飯にのせて、すりゴマ・ネギ・わさびの薬味とともにいただきます。そして熱々のダシをかけて茶漬けに。ダシで半煮え状態になった状態のカツオをお茶漬けで食べるのも新しい味でなかなかいける!
ご飯の量は多目でしたが、ぺろっと完食です。
カツオの量がもう少し多ければ もっとよかったと思います。
黒潮おさしみ定食@980円

鰹、まぐろ、イカ、イナダなど五種類の盛り合わせです。
付け合せはまぐろ丼定食と同じです。
味噌汁

まぐろ丼とおさしみ定食に付く味噌汁です。まぐろのカマのぶつ切り入り、出汁がよく出てます。普通のアラ汁とは違い、ちまちました作業は一切不要!肉厚で一口ではいただけないくらいの身が骨からツルっとはがれて、マグロだぁ~って充実感があります!
まぐろアラ煮@500円

こちらは単品で頼みました。やはりこちらも宮崎らしい甘目の煮付けです。こちらもカマのぶつ切り、中までよく味が”
しゅんじょる”!!(←宮崎弁、「しみている」の意 最後の「る」は「う」と「でゅ」の中間を混ぜる気持ちで発音するとリアリティが増します) 脂が乗って柔らかく激ウマでした。ひとつあればどんぶり飯が食べられそうなくらいのボリュームです。
メニュー
単品メニュー

他に”本日のおすすめ”として、ウツボのたたき・唐揚げ、鯵のフライなど壁に貼ってありました。
評判どおり、新鮮なお魚をリーズナブルにいただける満足度の高いお店でした。
そういえば、レストラン出口に直結したお土産コーナーにはマグロのサクが東京のスーパーではあり得ない価格で並び、建物の外では干物や冷凍のマグロのカマがトロ箱にわんさか積まれている・・・けど、東京までは持って帰れない・・・恨めしく眺めておりました。
観光客にとっては、ある意味ストレスを感じる店かもしれませんね(^_^;)
住所:
日南市南郷町中村乙4862-9
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Posted at
2009/08/23 22:12:52