昨年の年末 仕事納めの日の夜
MEGAWEB の 2F ”86 CLUB HOUSE”で開催された
”CEミーティング”
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86誕生までの秘話や開発にまつわる話を、チーフエンジニアである多田哲哉氏が自ら語る。
CEと86を語り尽くすスペシャルミーティング。
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というなかなか興味深い ミーティングに参加してきました。
参加者は 当然 熱い86のオーナーが多い!
あと 購入検討中とかの人も居ました。
86オーナーでなかったのは僕を含め3人だけだったような・・・・
僕は 単に86という車の成り立ちを
そのチーフエンジニアから直に聞けるという興味だけで参加しました。
参加者を86&BRZのオーナーだけに限らないところも
単なるマスターベーションに終わらせないという意味で好感が持てます。
講演の内容は下記のYouTubeを見てください
参加者のどなたかが編集したもののようです。
長いけど なかなか面白いとお思います。
Q&Aは下記のYouTubeを見てください
TRDのメンバーブレース有無の違いについて質問したのは僕ですが・・・
この質問に対する答えである「重心の違いで感じたのではないか?」はウソだと思います。
そんなもんがわからんくらいなら 質問しないです。
察するにノーマルの86乗ってる人への気使いだと思います。
TRDのメンバーブレース有だと直線転がしても気持ちよかったですよ・・・・
それで 参加しての感想は
86という車 従来のトヨタのセオリーを変革し
開発のタイムリミットを半ば無視して 徹底的に作りこんだトヨタの自信作
であるということがわかりました。
CEの多田哲哉氏も実にすばらしい方です。
ただ、やはり 最終的にはトヨタらしい”そつのない車”になってるんだと感じました。
誤解しないでいただきたいのは 僕の言ってる”そつの無い”というのは
若干の揶揄はありますが 大方は褒め言葉です。
従来の枠を崩してまで開発した86 徹底的に細部にまでこだわった86
なるほど よく出来てます。
デザインも ハンドリングもその他も ほとんどケチをつけるとこはないでしょう。
・・・・でも スポーツカーに必要(単に僕が思ってるだけですが)なエゴが無い。
なので 嫌われることも無いけど むしゃぶりつくほどの魅力も薄いような気がします。
ただ 新生86はそこを目指して作ってるので大成功のスポーツカーです。
徹底したリサーチ、200人ものスポーツカーパネラーの意見を取りまとめたデザイン、
膨大な時間を要して徹底的にこだわった細部・・・etc
「みんなに長く愛されるスポーツカーにしたい・・・」
思えば 初代86もそんな車だったと思います。
AE86がデビューしてすぐに試乗しましたが、
「あっさりテールが流れる車だねえ、サスがやわらかすぎるのが惜しいなあ・・・」
というくらいの感想しか持ちませんでした。
AE86は特別な何かのあった車ではなかったけど世界中で今なお愛されている車。
トヨタは今回の86を単なる1車種としては考えてなくて
「トヨタの提唱するスポーツカーという文化」の定着
そして それを軸にしたトヨタ自身の変革まで考えてるのだと思います。
今回のミーティングに参加しても 86を購入したいとまでは思いませんでしたけど
スポーツカー購入を考えている人に
「86 良いよ! 開発してる人が素敵だもん♪」と
自信を持ってアドバイスできるようになったとは思います。
次回も参加できたら良いなあ・・・・
でも 結構 辛口の質問しちゃったから 外されるかな~
(おべんちゃらの言えない 正直者だから・・・)
(^^;
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イベントレポート | クルマ
Posted at
2013/01/05 18:33:54