昨日のBLOGが比較的受けが良かったので・・・
・・・じゃ 走りはどうなのよ? ってことで
ベースグレードとBRABUSの違いを中心に書いて見ます。
これは ベースグレード2台 BRABUS2台乗り継いで 全部で15万kmくらい走り
しかもワインディングを集中的に走っている僕にしかわかんないことなんで
・・・ある意味貴重ですが
・・・そもそもワインディング走る車じゃない(不向き)ので無意味とも言えるかも?
(^^;;;
エンジンパワー的違い:
昨日述べたとおりピークパワーはBRABUSのほうが出るんだけど
出力特性は小径タービンのベースグレードの方が素直というかレスポンスが良い
とは言っても ROMチューンしない状態では どちらもかったるい
ROMチューンした状態で絶対的な速さはBRABUSなんだけど下がスカスカでレスポンスが悪いのでミスしたりGセンサーで制御がかかってしまうと回復に時間がかかる。
ワインディングで他の車と走る場合 それも後ろを走る場合は圧倒的にベースのROMチューンが走りやすくなる。
ワインディングで普通の人が乗った場合のエンジン的体感速さは
ベース+ROM>BRABUS+ROM>ノーマルBRABUS>ノーマルベース
の順になる。
個人的に言うと スマローではROM弄らないでワインディングってのはつまんない。
ベースは空冷インタークーラー BRABUSは水冷インタークーラー
普通に考えると水冷のほうが良いようにも思えるけど
ターボの加給圧のたれはBRABUSのほうが早い。
足回り的違い:
ノーマル同士の走り味の違いは 車高とタイヤサイズによるものが大きい

ベースグレードのノーマルは写真のように信じられないくらいにフェンダーとタイヤの間のクリアランスが大きい

BRABUSはベース-20mm タイヤが太いこともあってクリアランスがかなり小さい

現在 初代BRABUS君は 前:純正並み 後:純正-10mmくらい
2代目BRABUS君は 前:純正-10mmくらい 後:純正並みになってるんだけど
バランス的には2代目BRABUS君のセッテイングが良い感じに思えるがたいした違いは無い。
タイヤサイズは ベースが前後 185/55-15に対して
BRABUSは 前205/40-17 後225/35-17となる。
この違いはかなり大きくてワインディングの乗り味が決定的に違ってくる。
ベースとBRABUSのレスポンスの違いはこのサイズによるものも大きいと思う。
端的に言うと ベースはレスポンスが良くて軽快で外乱への懐が深い
BRABUSはその逆であるが絶対的グリップ力の高さによる安定性は上
また、前後バランスの違いによる挙動の違いが明確でベースの方が4ドリ状態に持って行きやすくてスピンしにくい。
BRABUSのほうが後ろのグリップが強大なのでスピンしにくいようにも思えるんだけど35%とペラペラの薄いタイヤによるソリッドな挙動は滑り始めたら唐突に起こり制御するのは難しい。
225/35-17は選べないし高いということもあり
僕はBRABUSホイールに前後同サイズを入れている。
PPSさんに言わせると15インチの鉄チンホイールが一番軽くて良いとのこと
・・・だけどなあ 一度BRABUSホイール入れてしまうと見栄え的に鉄チンは・・・
(^^;;;
スマローはリヤがド・ディオンでもともと懐が深くないしストロークもミニマムでとてもじゃないが良い足なんて言えない。
これはビルシュタインの車高長を入れようが たいして変わんないけど車高だけは
BRABUSくらいに落としたほうが走りやすい。
スマローのコーナリングは 恐らく初めて乗った人にはアンダーに思えてしょうがないはず。
これには2つの理由があるんです。
重量の前後バランスが 35/65と極端なんで ブレーキでの前加重をしっかりかける必要があるのと アプローチスピードが遅めになっている。
ブレーキで荷重かけてアプローチスピードを速めにしてリヤが僅かに出そうな状態にもっていってニュートラル
それをもっと速めにやると4ドリ状態のゼロカウンター これがスマローの理想的コーナリング。ベースグレードのタイヤサイズでグリップそこそこのタイヤが実は一番楽しんだけど・・・他の人と走るとどうしても ハイグリップが欲しくなる(^^;;;
変速制御がバカ過ぎて、足も良くないスマローなんですが 馴れるとそれなりには遊べます。

ESC制御が優秀だしエアバッグもついてて ある程度までは非常に安全
エアコンもシートヒーターもついてて 快適オープンライフが楽しめます。