3連休の中日に 業界では最強プライベータと呼び声高い 某チームのガレージ訪問
ソーラーカー業界のチームというのは 一番多いのは学校関係で
次に企業のクラブチーム もしくは会社オーナーの趣味チーム
完全に有志のプライベータというのは少ない。
お金もかかるし、作業場所も大変で
僕が手伝っている 芦屋の高台にある某大学のチームみたいに恵まれている環境では無いことが多い。
今回 訪問するのは かつて僕が監督やっていたチームの良きライバルであったチーム
同じ大学の先輩後輩関係中心で集まって結成している。
師匠筋が同じで 限定クラスで戦っていたけど
僕らが 4連覇したあとは 今回訪問するチームを含めた3,4強時代が長く続き僕らはいつも4,5位 まれに3位になることもできたけど 4連覇のあと 彼らにはたしか一度も勝てなかった。
僕らの4連覇時代に 彼らのエースドライバーS君と僕はそのドライビングをお互い認め合い仲良くなった。
こと使えるエネルギーが極端に少ない限定クラスのソーラーカーにおいての
ドライビングにおいて 当時は間違いなく最高のドライバーであった。
師匠が済んでいたとこの関係もあって ”登戸友の会”なる宴会を 時々やっていたこともあり お互い親近感を持っている。
前置きが長くなった。
このチームの拠点は 現在 御殿場に住むメンバーの自宅である。

奥に見える車庫がソーラーカーの格納庫となる。

アッパーは載せてないけど 車は最近流行りのモノハル構造(レギュレーションの関係でカタマラン型も多い)で
車幅が極端に狭いタイプのもので
その関係でカーボンモノコックのシャーシは極めてコンパクト
こんなにコンパクトでもシートはFIA規格のカーボンバケット装着となる。
語りだしたらきりがないけど 一つ一つの作りが非常に丁寧
僕のように 「機能すりゃ良いんだよ 適当に作っちゃえ 壊れたら直せば良い」
とかは考えないんだろうな (^^;;;;;

電気はつないでないけど フィッテイングとステア感覚確かめるために
試乗させてもらった 坂道を人力で押上て自重で下るという原始的方法。
フィッティングに関しては「この車 俺に合わせて作ったの?」と思えるぐらいピッタリ ステアリングレシオは結構低いので慣れが必要。
自作ドラムブレーキも 慣れが必要。
レースではこの車で100km/h以上出さんとあかんらしい。
直進安定性は良いとのことなんで ストレートが怖い僕らのソーラーカーに比べれば
安心安全だろう。
車バカ同士というのはどんなカテゴリーにおいても話は盛り上がるんだけど
競技人口の少ないソーラーカー関係に関しては 普段その手の話しができない分
盛り上がる。
約4時間のシンデレラタイムはあっという間
レースまでにまた行けるかな?
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Solar Car | クルマ
Posted at
2023/09/18 10:14:37