2005年01月31日
昨年12月にETC車戴機をつけた。
日本では利権がらみで車載機がとても高くなってしまった。どうも納得できなくて導入を見送っていたが高速道路の割引がETC限定のものになってしまい導入せざるを得なくなった。幸い 購入支援制度などのおかげで導入はセットアップ込みで9千円で済んだ。前払い割引制度や深夜割引、通勤割引ですぐに元は取れたんだが、もっとすっきりシンプルな制度に出来なかったのか? 7ケタの郵便番号と同じでしなくて良いものを無理やり複雑にして利権を絡ませる手口は頭に来る。
Posted at 2005/10/02 19:55:19 | |
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気まぐれコラム | クルマ
2005年01月31日
~500miles a day~がSVXの発売当初のキャッチフレーズだ。
1日に500マイルすなわち800kmを安全に早く疲れずに走りきることが出きる。
刻々と変化するあらゆる環境の変化もものともせずに走ることが出きるGT そんなイメージだったんだろう。
その言葉に嘘は無い。
800kmどころか1000Kmだってまったくへっちゃらで僕は1300Kmくらい走ることもある。500kmなんて朝飯前で下道だけでもOKだ。残念なのは日本においてはそんなに長距離を走って楽しいシュチエーションが極めて少ないことだろう。
SVXのパッケージングは”長距離を快適にこなす”と言う意味において非常に優れている。
余裕のトルクで快適な回転フィールのDOHC水平対向6気筒3318ccのエンジン。路面状況の変化を安全にこなすVTD付き4WD。クーペとしては異例に広いキャビン&積載能力。圧迫感の少ない明るい室内。などなど・・・・
直進安定性が高く乗り心地も柔すぎず固すぎずで高速道は快適だ。
風切り音も非常に少なく低いCd値(0.29)と小さな全面投影面積によりハイスピードでの抵抗感が少なく滑走感覚の独特ののり味を味わうことが出来て気持ちよい。
さすがに街中では長いノーズ、見切りの悪い後方視界で多少のなれが必要でちょい乗りにはまったく向かない。
ワインディングに関してはノーマルダンパーでは225/50-16を履きこなしているとは言いがたく、重い純正アルミの影響もあるのか?多少バネ下がドタバタする印象がある。
ノーマルダンパーでのインチアップは避けたほうが良いだろう。
僕のは前だけK&Bのダウンバネにダンパーはエナペタルビルシュタイン、アライメントは前のキャンバーを1度ネガティブにしてある。
ホイールはRX-7後期純正軽量タイプで多少なりともバネ下軽量化を意識した。
このセッテイングだと結構ワインディングも楽しめる。というかよほどタイトな切り返すが続かない限りは結構なハイペースで走れる。
SVXはもともとコーナリング限界が高い車ではあるが、この仕様に乗ると2段階くらい限界が上がったように感じられる。
しかもフロントヘビーで4WDなので急激にリヤがリバースすることも無くストロークの深いサスペンションのおかげでコーナリング中の路面の荒れも綺麗にいなしてくれる。
もっとも重量が重量なだけにアプローチでの減速を間違えると結構怖い目にあうので注意が必要。
4WDとは言ってもリヤのトルク配分が65%なので回頭性は比較的良く、パワステの重さも適度でステアフィールも良い。
僕のはABSがついてないおかげもあるのか?ブレーキングもナチュラルでコントロールしやすい。ロックしてからも踏力を微妙に調整しやすいブレーキと思う。
オーナーの不満が多いブレーキであるが力を入れて踏めてないだけではないか?と考えている。
ボデイ剛性は充分なのだが 内装の建てつけが悪く ギャップを乗り越えた際に結構にぎやかなのは マイナスポイントのひとつである。
唯一、走りで不満が残るのはATだろう。
ハイギヤードの4速では1速が70kmまで2速では120kmまでをカバーするが、1速はローギヤード過ぎるし2速では高すぎるといった感じで一般道のワインディングでは適切なギヤ比が選べず、変速時の挙動もあまり気持ちの良いもんではない。
なにしろ「いつ壊れるかわからん・・」と思いながら走るのはせっかくの気持ち良さをスポイルしてしまう。
エクステリアに惹かれて乗り始める人が多い車だが、その乗り味にこそ魅力のある車だと思う。
Posted at 2005/10/02 17:51:18 | |
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