日を追うごとに 寒くなって嫌になってしまいますねえ。
皆様 いかがお過ごしでしょうか?
”駆けぬけるおっさん”が 旬な試乗記をお届けする Fisher's Blog
本日の試乗記は 発売したばかりですが超人気のフォルクスワーゲンup!です。
妻の実家用にトヨタの”AQUA”を見に行った後に、
「もっとデザインが良いやつ無いのか?」と言われ
VWのかわいいやつ見に行きましょうか? ということで UP!を見に行きました。
妻の実家用と言いましても 試乗するのはなぜか?僕
■主要スペック比較
AQUA S VW UP! (4ドア)
サイズ 3995×1695×1445mm 3545×1650×1495mm
重量 1080Kg 920kg
ホイールベース 2550mm 2420mm
パワー(EG) 74PS/4800rpm 75ps/6200rpm
トルク(EG) 11.3kgm/3600~4400rpm 9.7kgm/3000~4300rpm
パワー(モーター) 61PS ---+
トルク(モーター) 17.2kgm ----+
システムパワー 100PS 75PS
電池種類 ニッケル水素 ----------+
電池容量 0.92kwh(推定) -------
エンジン 直4気筒DOHC 1496cc 直3気筒DOHC 999cc
燃費 JC08 35.4Km/L 23.1Km/L
10・15 37.0Km/L ---------
ガソチンタンク 35L 35L
■エクステリア
さすが外車と言いますか・・・・
思いっきり安っぽいんだけど魅力的な外観です。
最大の特徴はグリル Fisher家では”カールおじさん”と呼んでます。
リヤのハッチ周りも日本車に無いアピール力で
義父は「これに決めた!」などと口走り 営業マンをジャックラッセルテリア状態に・・・
・・・・・ちなみに僕はアクアのワイド&ローな感じとスポーティなリヤに惹かれます
■内装
さすが 2ドアで149万円のプライスを付けるだけあって
非情に安っぽいです。
安っぽいと感じていたアクアの内装が高級車に見えるほどです。
4ドアと言っても up!のリヤドアのウインドウはチルトするだけで開きません
さらに運転席側から助手席側のパワーウインドウを操作することも出来ません。
とにかく装備はシンプルです
鉄板むき出しのところもかなりあります。
■走行インプレ
まず シフトがNG シングルクラッチの5速ミッション
うわさではスマートよりマシという評判だってけど・・・・・
確かにスマートよりシフトのタイムラグは少ないけれど
ちょこまかマニュアルでシフト操作する人ならともかく
オートモードは使えない。
トルコンみたいに トルクが増幅されるわけでもないし
アクセル踏み込んだらシフトダウンするわけでも無いので
とろとろ状態からのアートモードでの加速はひどすぎる
しかも マニュアルモードとオートモードでシフトの位置が変わるわけでもないので
走行中に訳わかんなくなる。
車に詳しいor得意な人以外は買わないほうがいいと思う。
走行感はドイツ車らしくコンパクトなくせにしっかりしてます。
・・・・でもアクアの低重心に裏打ちされた安定感のほうが上だし
ステアフィールもそんなに変わらない
そして エンジン音がむちゃくちゃに安っぽい
アクアの静かで力強くてしっとりとした乗り心地と比べるレベルにまで達してない。
■総合インプレ
試乗前は アクアのライバルか?と思ったけど
性能的には比べられるレベルではないと思う。
かすかに香るドイツ車の乗り味をこよなく愛して
馬鹿な5速シーケンシャルに我慢できる人以外は やめといたほうが良いと思います。
安いのには訳があると感じると思うと同時に
アクアのコスパの高さを再認識しました。
追記:UP!の良さは安全装備
老人に乗せるなら 判断の遅さや不注意から人を轢きかねないので
シティエマージェンシーブレーキは魅力ですね
でも 老人には乗りこなすまで時間かかりそう・・・・
不慣れな操作系でかえって事故を誘発する恐れは否定できない・・・
Posted at 2012/11/06 22:10:56 | |
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