と 言っても最終的にはインスピレーションなんですが
結果的に考えてみると・・・・・
前提
日本を代表する名車SVXからの乗換えなので
乗り換えた後にSVXへの思いを引きずらない車であることが望ましかった。
デザイン
SVXのように美しいデザイン もしくは魅力的なデザインであること。
SVXはジュージアーロの流れるような美しいアウトラインが魅力だった。
風と一体になりながら流れるように走り去るGT どこから見ても美しいクーペ
Z4はクリス・バングルの前衛的なデザインの代表作
あまりにも特徴的なキャラクターラインでサイド面にむりやり”Z”のラインを浮き立たせる。
ある意味 えぐいデザインではあるが 見たものをとりこにする魅力もある。
加えて 個人的に好きなロングノーズ&ショートデッキ
しかも後ろのボリューム感をバングル・バット?手法でそぎ落としているので
余計にロングノーズ感がクローズアップされている。
Z4デビュー時から好きなデザインであった。
エンジン
SVXのエンジンは名機EG33 ご存知水平対抗6気筒 排気量3318cc
SVXにしか搭載されなかった専用エンジンで
その滑らかさは他の追随を許さない。
単に静かに回るエンジンは数多くあれど 4000rpm付近での透明感のあるクルージングは
EG33でのみ味わえる特別な世界。
Z4Mのエンジンは世界の名機S54 直列6気筒 排気量3254cc
ボアストロ-ク 87 x 91.0mm 最大出力 343ps7900rpmを
誇るM社渾身の高回転ユニット
E46型M3に搭載されていたことでも有名なエンジンである。
そして Mモデルに搭載される最後の直列6気筒である。
回転の透明感はEG33には及ばないがレーシングスペックの切れ味のある加速感は
病み付きになる。
3年前にZ4Mを試乗して以来 このエンジンにはあこがれ続けていた。
サーキットなので無論全開を味わえたが パワー感もさることながら回転の乗りが実に官能的
走行フィール
SVXは高速での長距離移動が特異ではあるが、ワインディングも楽しかった。
Z4Mはあまり試せてないが・・・ 計量ボディにハイパワーエンジン M社味付けのハンドリング
文句が有ろうはずは無い。
特別感
SVXは国内販売たったの5900台程度の孤高のクーペ
Z4Mロードスターは国内販売599台とこちらも希少性では引けをとらない。
悩んだこと
・実用性の無さ
荷物はあんまり乗りません ベースのZ4と比較してもバッテリーがトランク内にあって
タダでさえ小さなトランクスペースがさらに40Lほど少なくなる。
→載らないのなら載せなければよい
・MT
BRABUS君でシーケンシャルのパドルシフトになれた身にはMT 大丈夫か?
→昔はむしろ得意だったので 大丈夫だろう
・価格
中古といえどZ4Mは高い オークションでもそれなりの価格なので
2年保証の付くBMWプレミアムセレクションで購入。
→買えるうちに買っておけ
・エコ
こんな時代にガソリンバカ食いする車に乗っても良いんだろうか?
→将来はほとんどエコカーになる
今のうちしかこんな車乗ってられないからあえて乗るのに意味がある。
・所有する車が2台とも2シーターのオープンカーになってしまう。
→非日常なほうが楽しさは倍増する。
ということで ネガな理由はことごとく都合よく考えてあえて無視!
ということで めでたく決断できたのでございます。
Posted at 2009/09/15 21:22:13 | |
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