しばらく乗っていない Z4Mのバッテリーメンテ
よく 「バッテリーが突然死んだ」なんてこと言われる人が居るけど
よっぽどの過充電しない限り 突然死んだりしません
テスターさえ持ってれば 自分の車のバッテリーがどんな状態にあるのか?はわかります。
電池と言うのは化学変化で電気を取り出すので 気温が高いほど活性が高まります。
それを正しく理解すれば 夏は化学活性が高く電圧も高い状態になりやすいけど
同時に自己放電も早く 満充電状態でも3ヶ月は持ちません。
逆に冬は化学活性が低く電圧は低めになるけど自己放電は遅く万充電からカラになるまで5,6ヶ月かかる。
ただし 上記は新品のバッテリーの話で 充放電を繰り返し経たって来ると電圧も低くなるし万充電からカラになるまでの期間も短くなります。
で 電圧で凡その容量を見る方法の凡その目安としては下記の通りです。
満充電電圧 容量0%電圧 カラになるまで
気温30℃くらい 13.0V 12.0V 3ヶ月
気温10℃くらい 12.8V 11.8V 6ヶ月
で

充分走った状態から1ヶ月ほど経過した Z4Mのバッテリー電圧が
約12.3V バッテリーの端子直では無いので多少の電圧降下を考えると
容量半分くらいかな?

セルスターのDr.CHARGERを使って2日間 3Ahで充電
Z4Mのバッテリー容量が70AHなので 1日充電すれば満充電でお釣りが来る計算。
端子から充電器を外して5分経過後の電圧は

12.7V
充電直後の電圧としては低めだなあ 満充電と言う感じではないです。
(ToT)/~~~
なんせ4年物のバッテリーでココ半年は車が静置状態なんで バッテリー液の攪拌が出来てないので痛んでしまったかも?
バッテリーって液の攪拌が効くんです なので ぐるぐる回るタイプのタワーパーキングが保管状態には良いです。ゴムブッシュにも適度な運動が加わってくれるので タワーパーキングは保管場所としてはかなり良い環境です。
で時々エンジン始動前の電圧をモニターしてみてれば 弱ってきてんのかどうかくらいはわかります。
当てにならないのは かなり弱ったバッテリーでも鉛バッテリー自体が瞬発力があるのでエンジンかけることは出来るということ。
「前日までエンジンかかったのに・・・」 と言うことにならないためにも
日々の電圧観察は必要です
パターンとしては 冬に比較的温度の高いガレージではエンジンがかかり、出先の気温の低いとこでバッテリー活性が落ちて起電力が無くなりエンジンがかかんなくなること。気温10℃と0℃では活性が全く違うんで要注意です。
レーダーなんかに付いてる電圧モニターで見てれば オルタが死んだときもすぐにわかります。3000rpmも回して 電圧が13,5V切ってる様ならオルタが死んでる可能性高いです。
Posted at 2020/11/18 16:43:10 | |
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