2019年07月31日
ロールスロイスもよく動画を公開しましたね。まあ、それだけテクノロジーが「良い」という事でしょうか。
動画のエンジンはエアバスA350XWBに搭載しますが、エンジン名称が機体名称になるとは思わなかったです。このトレントとはイギリス国内にある川の名前なんですね。伝統的にロールスロイス社のエンジン名称は「川」の名前を由来にしています。
ロールスロイスも例外ではなく、エンジン組み立て工程はやはりバーチカル式ですね。バーチカルとはエンジンを立てた状態で組み立てる方式です。ホライゾン式にしないのは、エンジンスプール軸に偏った力が入らないようにするためなんでしょうかね。
また、伝統的にロールスロイス社のエンジンはスプール軸は「３軸」なんです。米国のGEエビエーション社、プラット＆ホイットニー社は「２軸」がスタンダードです。何故、「３軸」に拘るかというと低圧ファン(タービン)、中圧ファン(タービン)、高圧ファン(タービン)という事で、常に適切な回転数でエンジンを回したい思惑があり、効率も良いのですが、何分、パーツ数が多く、コストと整備時間が掛かるというデメリットがあります。戦闘機用エンジンである「アドーア」や「RB199」も３軸でしたね。ただ、低バイパス比エンジンは３軸にしても、思ったより効率向上には向かない事が分かり、ユーロファイターEF2000のエンジンである「EJ200」エンジンは確か「２軸」だったと思います。
ただ、今のジェットエンジンはエンジンメーカー一社での製造は無理があるのが定説です。そこで日本のメーカーの出番となります。ロールスロイス社は川崎重工、GEエビエーションはIHI、プラット＆ホイットニー社は三菱重工と提携しております。これは何も製造だけではなく、メンテナンスやエンジンパーツ枯渇に対してでも、有意義な提携となります。
実際にF-4ファントムに搭載するGEエビエーション社のJ79-GE-17Aのパーツは本家のGEエビエーション社には在庫が無く、製造も出来ない事を受けてIHI社にパーツを注文し納付した事もあるくらいです。つまり、世界三大エンジンメーカーは日本のメーカーがいないと成立しないと言っても過言ではないと思います。あのホンダジェットのエンジンは当初はホンダが開発、製造しましたが、後日、GEエビエーション社と提携しGE・ホンダ・エアロ・エンジン社が開発・製造したHF120となりました。また、同エンジンは米国スペクトラム・エアロノーティカル社が開発中の10席級のビジネスジェット機である「S-40 フリーダム」にも採用される予定です。
あの天下のGEエビエーション社も小型ジェットエンジン製造はしていなかった事でコンサバになったと思います。
話はかなり離れましたが、ジェットエンジン開発、製造は、その国の技術力に比例しており、日本もその傘下に入ったと言っても支障ないと思います。
Posted at 2019/07/31 20:01:00 | |
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航空機 | 趣味
2019年07月31日
まさか、本当に麻薬密輸用潜水艦が実在するとは思わなかったです。
だが、動画を見る限りは潜水艦と言うよりは潜水艇と言った方がいいかもしれませんが、今の麻薬組織は潜水艦まで駆使しているとはね。
一時、「メデジンカルテル」が麻薬密売でターゲットになりましたが、この動画はコロンビア沖と言う事で、同国の麻薬密売組織が製造したモノと思われます。ただ、この麻薬密輸用潜水艦を発見するのは年に一回程度を考えると資金が豊富な密売組織にとっては密輸するにはもってこいのデバイスの一つかと思います。
この動画は米国沿岸警備隊が摘発したモノですが、確か、米国税関・国境警備局向けで国境付近での麻薬密輸や不法入国の取締り用に一時使用したP-3 LRTがありましたが、今も運用中かは定かではありません。それにP-3C AEWセンチネルがあったと思いましたがプラン倒れになったのかは不明です。
米国としては薬物を入れさせないとのプレゼンスは大変大きく、国家存亡を掛けた戦いでもあります。それにしても潜水艦での密輸には驚きました。
Posted at 2019/07/31 17:13:52 | |
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ニュース | ニュース
2019年07月31日
「令和」初となる海上自衛隊第34次海賊対処水上部隊、護衛艦「さざなみ」が定系港である呉を出発しました。
早くも第34次隊なんですね。約半年間に渡る海賊対処行動ですが、安全航行、任務遂行、無事なる帰還を祈ります。
見聞や有識者では先のホルムズ海峡での日本船籍タンカーの攻撃を受け、世界的に有志連合構想が強くなっていますが、法整備もあるかと思いますが、是非とも海上自衛隊も加わって頂きたいと思います。
ただ、派遣される海上自衛隊員とご家族、親戚等には負担が掛かります。ですが、「自国の船舶を守る」これが海上自衛隊の任務の一つでもあり、世界的にも評価が上がるのは確実だと思います。
この構想に対抗してロシアとイランでは共同で軍事演習を行うとの情報もありますが、世界的なエネルギーを安全に確保する為にも参加するべきかと思います。ただし、イランは親日家が多いので、その辺りが懸念事項でもあります。イランが快諾してくれれば良いのですが。
ただ、イギリス船籍だったかな？イラン革命防衛隊が空から乗艦し拿捕したとのニュースは気にはなります。
Posted at 2019/07/31 14:32:43 | |
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ミリタリー | ニュース
2019年07月31日
先般のブログ動画はテレビ朝日編、上記の動画はテレビ東京編
何が違うか分かりますよね。同じ世耕経済産業相の会見でも編集次第で視聴者は受け止め方が違ってくる。
テレビ朝日編は一言もRCEP議長から韓国には「RCEPへの議論に集中するべきである」とは言ってませんよね。
まあ、ニュース等の時間制限もあるかと思いますが、偏向報道とはこういう事だという、まるで「お手本」のようでしたね。
まあ、今のマスゴミはこんな低レベルな次元と言う事です。一つのニュースは各マスコミ等の思惑次第で報道内容が異なる事は肝に銘じるべきかと思いますよ。
Posted at 2019/07/31 11:27:11 | |
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ニュース | ニュース
2019年07月31日
この会見動画には前の部分があり、流石は「テレビ朝日」らしい編集だなと思いました。
その前にRCEPとは何か？ですが、東アジア地域包括的経済連携と言い、東南アジア諸国連合加盟10ヶ国に、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの6ヶ国を含めた計16ヶ国でFTAを進める構想の事を言います。今の議長国はインドネシアだったかな？
その議長から韓国には「RCEPについて議論するのが定例で二国間での協議を触れる会合では無い」という、いわゆる「お叱り」を頂いたのだそうです(笑)、そりゃ、そうだわな。
まあ、何と言うか、何なんでしょうかね。WTOに提訴もそうですが、まあ、それだけ韓国は焦っているのが現状なんだろうなと思います。事実、米国に仲介要請したが「米国は関与しない」とのコメントも当然ですが、今の韓国大統領になってから、一度も輸出管理に関する日本と韓国との協議もしていないという異例な事態が今回の顛末を物語っています。
つまり韓国からみれば輸入された物品をまともに管理せず、第三国への「密輸」とも言える疑う事は当然であり、そのきっかけを作ったのは韓国であり、当然、それを「しっかりと管理しなさい」という国際組織もある中で「ないがしろ」と言われても仕方ないと思います。
まあ、結果的に韓国は第三国への「密輸」は事実とも勘ぐられる事から、世耕経済産業相が「不適切な事案が複数確認された」とのコメントは、そういう事なんです。
それを「ホワイト国から除外し元に戻す」だけの話ですが、韓国からすれば、世間には「規制だ」「経済戦犯だ」と言っていますが、当の韓国経済のお偉いさんは「そんな事を言っている場合ではない、早急に日本に事実事項を提供しないと韓国経済は危険水域に入る」とコメントしても韓国政府と世論がこれではね・・・
国として輸出依存度の高い韓国にとっては「まさか、日本が、その事実を握っており、歴とした根拠がある場合、今の日本の政権では対策を講じる」とは到底予想外だったと思います。
まあ、全てをコンプライアンスしなかった韓国に「非」があるのは、自ら証明していると言えるので、ある意味「自爆」でしょうかね(笑)
韓国内ではニュース等やネットでも分かるように「日本製品不買運動」「日本への旅行禁止」等があり、これが世界的に非難されている事実を知っているのか、知るよしもありませんが「やればやるほど国際的信頼度が無くなる」事を承知していないのでしょう。
日本は今回の３品目から一気に1000品目にも拡大するとの情報も実際に実行したら、過去のブログでもアップしましたがマジに「終焉」を迎える事になるかもしれないと思います。それが韓国は来年まで国家として存続できるのかと言われる由縁でもあります。
Posted at 2019/07/31 06:17:34 | |
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ロールスロイス・トレントXWBエンジンが出来るまで 
