2022年02月28日
動画の中で「ジャベリン」対戦車ミサイルと言ってますが正式は違います。米国ロッキードマーティン社とレイセオン社FGM-148 ジャベリンと言い、米国ではでドラゴン対戦車ミサイルの後継として開発された歩兵携行式多目的ミサイルとなります。
このミサイルの特徴は弾着する際のシーケンスが複数モードがあります。一般的な「ダイレクトモード」と「トップアタックモード」となります。通例として戦車を含む戦闘車両は平面からの攻撃に関しては、ある程度の防護システムがあります。「複合装甲」とか「チョバムアーマー」とか言われてますね。それを逆手にとってトップアタック、つまり上空からの攻撃には複合装甲とかは無いので防護システムは事実上ありません。その脆弱性がある戦闘車両の上空から攻撃出来る利点がジャベリンにあります。だから、ウクライナに供与された「ジャベリン」にロシア陸軍戦闘車両が進軍出来ないのが、この「ジャベリン」ではないかと言われています。
で、実は陸上自衛隊にも「ダイレクトモード」と「トップアタックモード」がある、対戦車ミサイルがあります。それが「01式軽対戦車誘導弾」と言います。メーカーは川崎重工製です。が、実は弱点があります。
ガイダンス(誘導方式)では非冷却型赤外線画像誘導方式、掩蓋内射撃可能な射出推進方式、特殊装甲に対処可能な小型弾頭、小型軽量化などの確立が挙げられ、同時に低コスト化も主要な課題とされ、これらの課題を解決するために様々な試みがなされました。その中でも、日本電気が開発した非冷却型赤外線画像センサの対戦車ミサイルへの採用は世界初の試みであり、これにより低コスト化と瞬間交戦性の向上が可能となりました。
と、ここまで書けば良いことばかりと思いますが、やはり弱点はあります。全天候化での運用ではロックオン出来ない事です。つまり、霧や雨等で赤外線を抑制される状況下では射撃出来ないと言う事になります。そこで「カールグスタフ」84mm無反動砲とのコンバインドとなります。
話は「ジャベリン」に戻しますが、ウクライナは、このジャベリンを供与され、ロシア陸軍侵攻を抑止出来た事で「聖ジャベリン」と言われているそうです。
Posted at 2022/02/28 19:59:57 | |
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ミリタリー | ニュース
2022年02月28日
多分・・・今シーズンの今後の冬は積雪しない事を祈りながら、スタッドレスタイヤからサマータイヤにシフトです。
やはり、サマータイヤは静かですね~
Posted at 2022/02/28 16:39:07 | |
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カローラツーリング | クルマ
2022年02月28日
ヤフーニュースの記事
ソース元が朝日新聞ですので懐疑的でしたが、YouTubeチャンネルには「destroyed」と記載しているので、ほぼファクトなニュースかと思われます。前にも言いましたが、アントノフ設計局はウクライナ国内でもあり、キエフ近郊の空港を攻撃したとの情報もあるので、そこに駐機していたAU-225ムリヤが巻き添いにされたと思われます。
同機は元々はスペースシャトルの旧ソ連版である「ブラン」を輸送するためにAN-124ルスランをプラットフォームとして改修された、世界でただ一機しか存在しない航空機です。ただ、ただ、残念です。飛行機好きなら、このニュースは聞きたくなかったです。ロシアが侵攻するならば空港をターゲットにするのは目に見えていましたが、まさか、AN-224ムリヤまでが犠牲になるとは。
無念としか言いようがありません。
Posted at 2022/02/28 10:36:41 | |
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航空機 | ニュース
2022年02月28日
ウクライナに侵攻したロシア軍ですが、今もって航空戦力を活用したという情報はありません。あくまでも地上戦での制圧のようです。先日、アップしたMI-24ハインド攻撃ヘリコプターが炎上しながら墜落して動画がありましたが、今はどの動画を見ることは出来なくなりましたが、タイトルには「Ukrainian Missile」と書かれていますので、SAM(地対空ミサイル)とは思いますが、短距離地対空ミサイルなのか、中距離地対空ミサイルなのかはファクトチェックしていないので断言出来ません。
ですが、前々から米国は携帯式防空ミサイルシステム( Man-portable air-defense systems, MANPADS/MPADS、マンパッズと言います)である、米国ジェネラルダイナミクス製FIM-92 スティンガーを供与された事を考えれば、この携帯用地対空ミサイルが濃厚と思います。このスティンガーには「BLOCKⅠ」と「BLOCKⅡ」がありますが、財政上、「BLOCKⅡ」の開発は中止され、事実上「BLOCKⅠ」しか配備されておりません。当然ながらウクライナに供与されたのは「BLOCKⅠ」の最新バージョンであるFIM-92F型かと思います。
全世界での「MANPADS」を開発、運用しているのは11カ国あり、バリエーションも形態も様々。また、ガイダンス(誘導方式)も様々あり、どれが一番かは分かりません。国土や風土に適合した「MANPADS」ですので一概に比較出来ないのが現状です。ただ、知って欲しいのは、これらの「MANPADS」はゲリラやテロリストなどの手に入手されやすく、それが問題でもあります。因みにどの「MANPADS」にも「IFF」と言われる、敵味方識別装置は装備されていると思われますが、ファクトチェックしていないので断言出来ません。このFIM-92スティンガーと日本の防衛装備庁と東芝が開発した「91式携帯用地対空誘導弾」には「IFF」は常備されおります。
後はカタログスペック云々の話になりますが、上記でも書いたように国土や風土や気象に左右されやすい装備品であるために、どれが一番とは言えません。それが現実です。ただ、言えることは「誤射」による民間機への撃墜事件はあるので、より正確な敵味方識別装置の向上とリアクションタイムの縮小とファイヤー&フォアーゲット(撃ちっぱなし)が求められます。航空戦力が充実したロシア空軍もウクライナ防空網を制圧(SEAD)したらしいのですが、この「MANPADS」には蔑ろに出来ないのが現実で、軽い気持ちで航空戦力侵攻に「GO」サインが出ないのは、これが関係しているのではないかと考えます。
Posted at 2022/02/28 08:39:09 | |
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ミリタリー | 趣味
2022年02月27日
タイトルは「 Russian MI-24 Hind Helicopter Shot Down By Ukrainian Missile」と書かれています。ロシア陸軍のミルMI-24ハインド攻撃ヘリコプターかと思います。シルエットから察すると間違いありません。
ですが、テールローターより胴体側から炎上していましたが・・・ウクライナ正規軍からの携帯地対空ミサイルによる撃墜でしょうか?テールローター付近は燃料タンクとかは無いですし、ちょっと分かりませんね。ファクトチェックしていないので断言出来ませんが、ちょっと怪しい動画ではあります。
普通、ヘリコプター燃料タンクは機体下部にありますので燃料による炎上ではないと思いますが。だが、テールローターが機能不全ならば、反動トルクでアンコントロール状態になり、即、墜落となりますから、ある一定高度で飛行していたと思えば、テールローターが原因では無いと思います。NATO加盟国から携帯用地対空ミサイルでれば、米国製の「スティンガー」でしょう。この「スティンガー」は赤外線ミサイルですので、ミサイルがヒット箇所は、ほぼエンジン排気口だと思います。と言うのは、エンジン排気口付近は熱が凄いですからね。だとすれば、スティンガーは機体自体にヒットすると思われ、テールローター付近にはヒットしません。
Posted at 2022/02/27 20:21:22 | |
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