今回は備忘録なブログになります。
N-BOX+が手元に来てからまだ1ヶ月も経ってませんが、それなりに乗りこなして来ましたのでちょっとしたレビューを綴りたいと思います。
以前、このN-BOX+に慣れるための走行をしましたが、その後は立山までの長距離ドライブ、このブログの後に書くつもりですが、大台ケ原までのドライブをしてきました。
乗りはじめの当初は、軽規格によるパワー不足やトール・ワゴン(と言ったら良いのかな?)による不安定さを懸念していたのですが、いざ乗ってみるとこのクルマはそんな不安を払拭させる出来でした。
まずパワーについては申し分なし。
最近のホンダ車には標準装備となっているECONスイッチ。
エコ・ドライブが可能となるスイッチで、急加速や無駄なアクセルコントロールを抑制する効果があります。
結構、ウザがられている様ですが、自分は普段からECON入れっぱなしですね。
まぁ、自分が普段からエコ・ドライブが出来ているから、それほど違和感が無く、逆に少々加速が入りすぎなんじゃねーというシーンも有りアクセルを緩めるときもあるのですが、自分はそれで十分走れてると思っております。
あくまで、このN-BOX+としての使い方としての話ですよ。
前回の立山往復でもECONは常時ON、ルートは京滋-名神-北陸でしたから、制限速度は80km/hなのでその前後でクルコンも併用。
行きの燃費はメーター読みで21.5km/Lでした。(満タン法でも一緒)
カタログ燃費はJC08モードで18.8km/Lですから十分ですね(^^♪
しかも、55,000km走行の中古車で、前オーナーさんの乗り方次第でクルマの性格が出てきますから、それほど悪い扱いをしてなかったのは間違いないでしょう。
戻りも寄り道をしながら、そして、渋滞に多少捕まりながらの復路でしたが、行きとのトータルで21.0km/L。(満タン法では20.8lm/L)
アップ、ダウンの激しいルートでの走行としては、個人的にこの燃費は満足の結果でした。
恐らく、ほぼフラットな新東名ではもっと良い結果が得られるでしょう。
目標としているNAの燃費23.2km/Lまで行けるのではないかと思ってます。
しかし、制限速度80km/hの高速で、80km/h前後で走るのは本当に怖いですね(汗)
ほとんどのクルマが100km/h以上で走ってますから、走行車線のみで走ってても煽られまくりです。
次にトール・ワゴンとしての安定性。
やはり、背の高いクルマとなると重心が高くなってしまうのでコントロール性能も悪くなります。
大台ケ原へ行く20kmの1本道ルートはタイトコーナーが連続します。
低速での回頭性は軽ならではの一長はあるものの、ややスピードを乗せてくると重心が高いことと、ロール量の大きさでトンテモなアンダーステアになってしまいます。
てっきり、アンダーステア時にはVSAが効いてくるものかと思ってましたが、その気配は全くなし。
まぁ、効かないなら自分でコントロールするだけなので問題無いのですが、大台ケ原への往復時、このクルマで自分の楽しい領域を見つけました。
それは荷重のコントロール。
アンダーステアになりやすくなるのでしたら荷重コントロールをうまくやれば素直に曲がれるでしょう!ということで、それをいろいろと試してみました。
で、このクルマでも最適なスピードとロール量、そして荷重移動があることを見つけました。
まぁ、当然ながら低次元の話ですけどね。
タイヤもギリギリ鳴く程度の抑えた走り。
慣れるまでの最初のうちは無理にこじったりすることが多かったのですが、個人的にタイヤはズブズブにすることが嫌なので、丁寧に速く走れる・・・ある意味このクルマは基礎コントロールの練習台になりそうです。
次は居住性。
このN-BOX+が届く前まではいろいろと手を加えるつもりでした。
その中で一番の悩みのタネだったのは5尺の脚立。
伊丹での撮影時には足場として必須機材になります。
おおよそ140cmの身長になるのですが、これをどうやって積載するかかなり悩みました。
レヴォーグの場合は片方のリアシートを畳んでフラットにした状態で積載してました。
ですが、Gがかかるたびにゴトゴト動いてしまって・・・(汗)
N-BOX+の場合はルーフキャリーにしてしまおうかと悩み・・・でも、それだけのために2諭吉は痛い。。。
その上全高が1,780mmですから、キャリー + 脚立の厚み等で2M超えとなってしまい全高制限のある駐車場とかでは厳しくなります。
そこで、インナールーフを自作しようと考えました。
カーメイトのオンラインストアを使ってロッドホルダーのリペアパーツを必要な分だけ入手。
槌屋ヤックのマルチグリップバーも併用して、内天井を有効活用しよう!という風に。
結論として、この案も廃案。
実車が手元に来て思ったのですが、これらを取り付けると見た目もイマイチで、何より後部席への搭乗時に頭をぶつけてしまう・・・
自分としては、車中泊が可能、そして定員4名乗車が当たり前なクルマとして使いたいので無しとなりました。
最終結果としてはこのようになりました(^^♪
5尺の脚立を後部座席中央へ斜めに搭載。
ズレ防止にラチェット式ベルト過締機を購入しました。
費用も1,500円程度で済みましたからお手頃価格となります。
ちなみにジッツオの三脚はボード下に積みっぱなし。
車中泊に必要なシュラフ、ブランケットなども下に隠れているので、見た目で車中泊仕様だというのがわからないようにしてます。
なお、
イタミヘハイッテナイヨ・・・
大台ケ原では実際に車中泊となりました。
案の定、N-BOX+は車中泊として最適な作りをしております。
実際の使い方はこんな感じでした。
助手席側だけをフルフラットにしてしまい、その上にフォールディングマットを敷きます。
そして、シュラフで包まってしまえば車中泊セットの完成!
枕は後部座席のヘッドレストを利用してます。
寝心地が良くてぐっすり眠れたのですが・・・
案の定、予想していた欠点が浮き彫りになりました。
それは寒さ。
ドア類が薄く、防音・断熱材が殆ど施工されて無いクルマになりますので当然ながら車内も影響を受けやすくなります。
早朝5時頃がピークだったでしょうか。
この日は天候が予報と違ってイマイチでしたので、窓ガラスには霧の水滴が凍りつく気温。
影響を車内も受けてしまい、あまりの寒さで目覚めてしまいました。
なので、今後の課題は遮音を含めた断熱を考えていこうかと思います。
できれば、冬までにはある程度仕上げたいですね♪
この分だと、他のものにまで手を出してしまいそうですが・・・(汗)