ビーナスラインと同時期になりますが、4月19日に冬季封鎖から解除された大台ケ原へのルート。
今年も昨年より2週ほど早かったですが同様に足を運んでみました。
大台ケ原へは毎回そうなのですが、前日の夜に出発し、おおよそ2時間半をかけて現地入り。
車中泊をして翌朝に活動、という感じですね。
クルマがN-NOX+になったおかげで車中泊も快適になりました。
フォールディングマットを敷いて寝袋があれば翌朝の太陽が出るまで快眠できます。
ただ・・・
大台ケ原は1,500mを超える山深い高地にあります。
夏でさえ明け方は10度を切る場所なので思った以上に寒くなるんですよ。
こういった場所、山に慣れている人は、当然のように自分と同じ考えで寝袋などで暖を取るのが大半ですが、わからない人は当たり前のようにそういった装備を持たずクルマのエンジンをかけてエアコンで暖を取ります。
どこかのサービスエリアとかでしたらそれでも構わないのですが、静かな山中を満喫してる人にこれをやられると、なんだかな~って思ってしまいます。
今回は特に、登山口からやや離れた静かな端っこの駐車スペースを選んだのですが、自分の隣で、しかも、ディーゼル車でやられたのは・・・(-_-;)
やっぱり、スライドドアの方まで防音シートを貼らないといかんな!
前置きはこれくらいに、今回はタイトル通り時期尚早でした。
野鳥はほとんど姿を見せず、ミソサザイやコマドリは山道から遠い沢で囀っていたので5月下旬から6月上旬くらいから訪れたほうが良かったと思ってます。
なので前半は野鳥探しをメインに歩いておりましたが、後半は気持ちをトレッキングへと切り替えました。
ご存知の方もおられますがコースはこんな感じ。(リンク先は上北山村HP)
一般的に気兼ねなく歩けるのは東大台になります。
スタートは6時過ぎ、中道コースから歩きます。
1,ヒガラ
2,ヤマガラ
こんな感じで野鳥に遭遇する機会が少なかったです。
時々、ミソッチにも遭遇したのですがカメラを構える前に逃げられちゃいましたね(汗)
歩いて突き当りが尾鷲辻になり、牛石ヶ原へ向かって更に歩きます。
3,
風景の殆どがiPhone撮影になります。
4,
大蛇嵓への分岐点からシャクナゲの坂を降りていくと立ち枯れた木々が多くあります。
何れはここも正木ヶ原と同じになるのでしょうか。
5,
ルートで最も低い場所となるシオカラ谷。
ここに来て思ったのですが、春の息吹はまだまだのようでした。
6,
シオカラ谷の先からは急登が続きます。
野鳥撮影をされている方は、機材を持ってこの急登を歩く事をためらいますが、自分はというと、ちょっとだけためらいましたが経験しているとそれほど気になりません。
7,キバシリ
コース終盤に久しぶりに遭遇しました。
8,キバシリ
木の幹と同化して分かりづらいですね。
9:30頃に周回し駐車場へと戻ってきました。
ですが、そのままクルマへは戻らず、再度中道コースを歩きます。
9,モミジの新芽
赤ちゃんの手みたいでカワイイですね♪
早朝ではそこそこ聞こえていた鳥たちの囀りも、この時間になると殆ど聞こえません。
10,カケス
ふと、動いたものを見てみればカケスが小さなせせらぎにいました。
尾鷲辻に到着しましたが、今度は牛石ヶ原へは行かず正木峠方面へ向かいます。
11,
ようやくここで小休止。
鳥待ち時間もありましたが、ここまでおおよそ7km歩いてました。
12,
リュック等も下ろして少々体休み。
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でも休み時間も10分程度に済ませてまた歩きます。
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休憩していた場所から見えてましたが、こちらが正木峠。
15,正木峠から見える三重の海
16,
17,
ここから写真は無く、ただひたすら下って駐車場まで戻ります。
道中はゴーヨンを担いで歩いてましたから目立つ存在。
多くのトレッキングをされている方に声をかけられました。
中でも自分と3回、エンカウントした同業者がいて、自分の足取りを聞いて驚いておりました。
今回歩いたコースはこちら。
8の字にコースを歩み、おおよそ10km、5時間半ほどとなりました。
大台ケ原はシオカラ谷に急登があるものの、高低差はそれほどでもありませんのでトレッキングをしている方にとっては楽勝なコースです。
残念だったのは鳥に遭遇できなかったこと。
できればコマドリに会えたらって思ってましたが、こればかりは仕方がないですね。
しかし・・・
奈良県の県の鳥となってるコマドリですが、実際は県のレッドデータブック(希少種)になっているんですよね。
理由はニホンジカによる食害により、繁殖地の消滅が一端となっている話なのですが・・・(;´Д`)
奈良県には保護するものが多くて大変だと思ってしまう今日このごろです。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
Posted at 2019/05/13 21:23:35 | |
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