前回の
カメラなお話からの続きになります。
内容はあまり難しくは無いのですが、誰得な内容なのでお急ぎの方は読み飛ばしてください。
タイトルの画像はJリーグ、ツエーゲン金沢のマスコットキャラクター「ゲンゾー」と「ナンシー」です。
本編とは関係ありませんm(_ _)m
カメラの現像ソフトのお話になります。
各カメラメーカーにはそれぞれに現像ソフトが配布されております。
例えば、
キャノン:Digital Photo Professional
ニコン:Capture NX-D
オリンパス:Workspace
シグマ、タムロンなど:SILKYPIX(各メーカー機器対応版)
自分が知っている製品ではこんな感じでしょうか。
その中で、唯一自分が扱っているメーカー、ニコンのNX-DだけがとてつもなくPCに負荷がかかり、4Kモニターに正常に対応していないので扱いにくいというのがあります。
なので、純正の現像ソフトを使うのではなく他社製の現像ソフトを使っている次第。
自身が使っている現像ソフトは2つとなり、これらの長所を生かして活用しております。
それぞれのソフトと特徴は以下の通り。
・DxO PhotoLab Elite (レンズ・ボディ補正やノイズに強い)
・Adobe Lightroom Classic (色の修正やゴミ除去に強い)
Lightroomはカメラをやっている方にはこちらはお馴染み。
DxOのPhotoLabは知られている方は少ないかもしれませんが、DxO社はカメラとレンズのベンチマークの方がお馴染みでしょうか。
そのおかげで、各カメラメーカーのレンズやボディ、スマホなどのカメラ機能の補正データを多数評価しておりますのでほぼ正しい値にしてくれていると思ってます。
個人的にLightroomのノイズ補正はキレイに見えないので・・・^^;
あと、直接Lightroomに読ませるとデータベース化され、ストレージが肥大化されるのが嫌なんですよね。
さて、これらのソフト、作業の流れは以下の順番で使っております。
カードからPCのワークエリアへファイルコピー
↓
PhotoLabにてファイルの読み込み
↓
ボディとレンズの補正実施(自動)
↓
ノイズ除去、クリアビュー処理(自己処理)
↓
Lightroomへ編集したファイルをエクスポート
↓
明るさ・コントラストの調整(自己処理)
↓
シャープ・鮮やかさの調整(自己処理)
↓
現像完了
大まかな流れはこんな感じです。
参考までに前回のA320neoを現像した手順を実際にご紹介。
①画像ファイルをPCへコピーした後はPhotoLabに読み込ませます。
PhotoLabに初めての機材情報が読まれると、自動で補正プラグインをダウンロードしてくれて補正が適応されます。
②次にノイズ処理
ノイズ除去をONにするだけで標準的な補正が実行されます。
ちなみにElite版はプレミア補正がかかります。
PhotoLabでの作業はここまで。
③PhotoLabからLightroomへ現像ファイルをエクスポート
PhotoLabにはこの機能があるので便利です。
④Lightroomへインポート
右上にあるヒストグラムを確認しながら調整をしていきます。
⑤まずは露光量の調整
やや白飛びが出ますが、ヒストグラム上の山がやや中央になる程度まで上げておきます。
⑥コントラストの調整
ヒストグラムの山がややなだらかになる程度。
⑦ハイライトの調整
白飛びとなった部分を抑えます。
⑧シャドウの調整
エンジンのフィンが見やすい程度に上げておきます。
⑨白レベルの調整
後の作業に影響があるので、気持ち程度下げておきます。
⑩黒レベルの調整
こちらも、気持ち程度上げておきます。
⑪参考)エンジン回りの補正前
⑫参考)エンジン回りの補正後
ここまでの作業の色合いの確認です。
一連の流れで見るとそれほど変化してないと思いますが、こうやってみると補正がかなりかかっているって思っちゃいますね(;^_^A
最終仕上げです。
⑬明瞭度、テクスチャーの調整
飛行機のボディにメリハリを付けますが、派手にならない程度で調整します。
⑭最終調整
明瞭度、テクスチャーを調整すると、白飛びや黒つぶれが発生しますのでそれらを⑤~⑩で行った基本補正で調整していきます。
以上が自分が行っている現像の基本形になります。
部分的に問題があれば部分補正も行ってますが、それについては色々と難しくなるので省略ということで^^;
もし現像方法にて面白い技がありましたらドシドシご意見お寄せください(^^♪
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
Posted at 2021/02/26 20:50:25 | |
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