 
18で車やバイクに乗り始めてから  かれこれ40年以上
大学生時代はバイクでは ホームの峠を 目をつぶってても走れるくらいに走り込んだり バイク屋やAB、怪しい中古車屋のバイトやったりとドップリ業界にハマってた。
社会人になってスキーだWSFだと別の趣味にはまったりしたのだけど
結局はレーシングソーラーカーを趣味に持ち
車も いまだに毎週末 峠を走り込み   世間的に言えば 車業界にハマっているとも言える。
そんな僕ですが・・・
オイルというもの には いままで全くむとんちゃくで
「オイルなんて   純正相当のスペック値のもの使っときゃ問題無いんだ!」
と考えて  完全にノンポリシーであった。
唯一気にしてたのはコスパのみ。
「フィーリングは交換直後だけ変わるだけでそんなに重要ではない」と思っていた。
・・・ところが
我が家のBT32改  には  量産NA直6の最高傑作と謳われるS54エンジンの最終型が載っかってまして  ・・・
このエンジンの凄いのは   ボア(内径)87.0mm*ストローク(行程)91.0mm、
のロングストローク型にも関わらず 最高出力を7900rpmの高回転で叩き出す高回転エンジンであること
7900rpmでのピストンスピードは24.0m/secに達し当時のF1エンジンに匹敵するスピードだったということ。
高回転で有名なあのS2000でさえ同じくらいだったから 当時のユニットとしては飛び抜けた存在であったんだと思います。
当然  いろんな無理をしているわけでE46M3に乗っかていたS54ユニットはリコールなどいろんなトラブルがあったようです。
BT32改に載っかっているS54は形式こそ同じですが、色々対策されているようでVANOSボルトの強度不足以外は全く問題なくて それ以外でブローしたという話を聞いたことがありません。
・・・・もっとも  S54エンジンをぶん回すととてつもない音量の轟音(メカニカル)が発生して 出力特性もスペックに見合わない乱暴なものですので   回しまくってる人の割合も少ないのかなと思います。
純正オイル番手は10W-60指定で オイル銘柄によってはラインナップも存在しない高粘度タイプです。
最近 ふとしたことで↓のオイルを使うようになったのですが
 ”kendall GT-1 High Performance Engine Oil with Liquid Titanium 20W-50”
”kendall GT-1 High Performance Engine Oil with Liquid Titanium 20W-50”
非常に調子がいいです。
具体的に言うと   まずエンジンが静かになり トルク感とレスポンスが 良くなりました。 
特に高回転領域でアクセル踏んだときのトルクの出方が良くて挙動が作りやすいです。またこの時期連続で回すとタレてくる感じがするものですが、全くそれを感じない。高回転の回転フィーリングも苦しげな様子を感じさせずレブに飛び込んでいきます。全く同じ条件には出来ないけど 燃費も良くなりました。少なくとも5%下手すりゃ10%近いです。
かなり 目からウロコだったのですが    10万kmを超えた我が家のBT32改に新たな試練が・・・・
ミッションのシンクロが弱って   2速⇒3速のシフトアップにガリッと嫌なギヤ鳴りが出始めた。
出始めたのが  EGオイル&ミッション&LSDオイルをすべて交換したタイミングだったので
ミッションオイルが合わなかったのか?と思い再交換したけど 多少マシになっただけで解決せず
困った挙げ句に ある動画を見てたどり着いた
品名にシンクロこの↓オイルに再々交換
 BG792 シンクロシフトII 75W-80
BG792 シンクロシフトII 75W-80
ギヤオイルとしては非常にサラサラなんですけど 手についた薄い被膜は洗い流すのには他のオイルよりも時間かかる。
そこら辺が秘密なんでしょう。 
ミッションオイルに必要な  ”金属同士を滑らさずにギヤを保護する” 要件を突き詰めた商品なんだと思います。
結果   高回転領域での高速シフト含めてすべての領域で スコっとあっけなく変速してくれて解決しました。
おりしも 続けざまに オイルで目からウロコの効果を得たわけです。
いや〜〜〜 世間の人がオイルにこだわるわけですね   
この2つの事例のオイル   どちらもUSA製なんです。流石自動車大国!
おそらく 僕は今後のオイルはUSA製にこだわっていくでしょう(^^;;;
  Posted at 2024/07/11 17:38:39 |  | 
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