なんて痛ましい事故なんや。
【速報】走行中の車から外れたタイヤが園児に直撃 意識不明の重体で搬送 札幌・西区
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6481672
映像を見ると軽自動車のジムニー。
足回りを変更し、車高を上げタイヤ外形を大きくしているようにみえる。
ハブには50ミリ程度のワイドトレッタでスペーサーを噛ませ、ハブボルトは折れていないように見受けられる。
この時期から考えてタイヤ交換をしたのかも知れないが、見た感じタイヤはスタッドレスっぽくないな。
オーバーフェンダーを貼り5センチ以上車幅がワイド化されているようにも見える。
この動画からもナンバーが見て取れて、軽自動車ナンバーを掲げてあるので公認は取っておらず整備不良に該当すると思われる。
何よりもナンバーが全国に晒されてしまってるね。
自分がしたことに対して責任があるからな‥。。。
偶然歩道を歩いていた園児に直撃、お父さんと一緒に歩いていた際にタイヤが飛んできたという何と言う不運。
何の罪もないただ歩道を歩いていただけというのに‥これも運命なんかな。
1分時間がずれていれば衝突しなくて済んだかもしれない‥人生において運命とは皮肉なものである。
運命は変えられるものと思ったているが、この場合は避けきれないだろうな。
気の毒でならない。
そもそも改造をしてなければこんな事故は起こらないとも言える。
いやいや、改造だけが問題ではないぞ。
特に大型トラックの左後輪のハブ破損によるタイヤ脱落事故での被害はかなり多い。
いずれにしても整備状態によって回避できることもあるから整備は重要です。
今回このお子さんは意識不明の重体で運搬されたとのことだが、無事に回復してもらいたいと思う。
この軽乗用車を運転していた40代の男を過失運転致傷の疑いで逮捕したようだ。
まぁ、この改造だし、被害者の状況次第では自殺防止に逮捕は正当かな。
それにしても本当に痛ましい事故である。
サイドバイザーも黒く塗られているから、目立とう精神旺盛な自己流カスタム好きなジムニーオーナーだったんだろう。
色を塗ったり、カスタムパーツを取り付けたりすることは問題ないと思うが、やはり保安規則に準じたパーツで安全確保できていなければ問題だ。
加害車両がそう古い車でもないことから、経年劣化による保安パーツ破損による事故は考えにくい。
リフトアップさせるためスプリングなど足回りを全体を交換して車高を高くしているので、背が高くなった分、死角も増えて前進後進ともにとても危険な車両となっている。
改造することでそれらデメリットとなる自覚はドライバーにあったのだろうか。
ワイトレは見た感じからしっかりハブに付いているようだから、ワイトレのボルトも1本折れてないようにも見える。
残りの数本が曲がってるように見えるところから、タイヤ交換した際、軽く手締めしたナットを締めた後、本締めを忘れたのではないかと思う。
タイヤ交換中、途中で手を止めて何か違う事をしてあとから締めようと思ったのが束の間、締め忘れることになるのだ。
締め切っていないナットのまま走行来てると、カチンカチンと音がするんだよね。
私も人にタイヤ交換してもらったあと、乗ったら「カチンカチン」音がするので違和感を感じ、公道に出る前に私有地を走って確かめている最中、敷地内で右回りひだりまわりを数回したらタイヤが外れて車庫の壁に飛んでった事がある(TдT)
あの時は、まじヤバかった経験だw
パジェロが傾き右フロントのロアアームが地面に擦る「ギャーーーー」という異音が鳴った瞬間、タイヤが前に転がっていったからな。
私有地での案件の為、被害者はいなかったが、その後の車検はロアアームのボルト交換をしなければ車検合格できなくなり車検日が遅くなった程度で済んだ。
やはり異音などを感じた際は、先ずは車から降りて外観チェックを優先させる必要があることが身に沁みた。
整備をお願いする以上、作業ミスはあってはならないことと思う。
だがそこは人間が行うこと‥ミスはあるものとして「人を信用しない」ではなく、「自分で確認し人のせいにしない」が一番の正解てないかと思う。
カチンカチンの音に気が付かなくてそのまま公道を走り出したら間違いなく数キロ先でタイヤが飛んでったことだろう。
人にお願いしたタイヤ交換後はしっかり確認する必要があるのだ。
ましてや自分自身も忘れることがあるので、締め増しなどして指差し確認は必要だな。
だからタイヤ交換中は、人と話したり、話しかけて手を止めたりさせてはならないのである。
一気に本締めまでしてから、違うことをするべきだと思う。
人間がすることなのでミスは必ず起こると考えるべき。
そのミスを如何に少なく防止するかの意識が大切だ。
1個、2個と外れて最後のナットが耐えきれなくなり最後はちぎれホイール脱落したんではないかと思う。
少なくともナット1個ぐらい締まっていなくとも短期間の走行ではナット全てが同時に外れてハブからホイールが飛んでいくことはないと思う。
タイヤ交換後にナットをネジ山2つ程度かけたまま、本日もしないで走ったのではないかと思う。
少なくとも5本のナットが同時に緩んで脱落することは考えなくい。
大型車両の左リアの焼付きでハブがロックしてるのが気が付かないことはあっても、小型車以下のしかもフロントのホイール緩みがある徴候は何かしらあったはず。
例えば、カチンカチンと音するとか、ハンドルの遊びを感じるとか、ハンドルがブレるとか。
それを気が付けなかった運転者の過失は大きい。
いずれにしてもとても残念な事故である。
例えば、この非公認車両のタイヤ交換を外注に出すと、一般の整備工場などでタイヤ交換してくれるかな?!
ここまで規格外な仕様だと、業者もタイヤ交換程度の作業も手を付けないのではないかと思う。
そんな状況下だからこそ、このカスタムはオーナー自らが行った作業かも知れない。
車検に出す際には純正に戻さなきゃならないからね。
一般的に指定工場なら引き受け無いし、工場の敷地内にも入れないんじゃないかとも思う。
下手すると認定降ろされるかも知れんからな。
仮に認証工場や指定工場で行ったタイヤ交換した後の移動でこの事故が起きたと仮定すれば、オーナーは施工不良のための過失は作業を引き受けた側にあるということになる。
さて、被害者救済等、費用面でどうなるか気になるところである。
また足元のオシャレにハブナットをアルミに変えてる人もいるが、あれもヤバイ。
走行中に緩むこともあるし、電食によってボルトの劣化を早めてしまうこともある。
ホイールのエアーバルブをアルミに変えたら腐食して取れなくなったりするからな。
違法改造はダメですね。
法律に合わせた対応で車は正しく楽しみましょう!
被害に合われたお子様の回復をお祈りいたします。
エキゾチック〜ジャパン!