2019年01月09日
Business Journal
【転載開始】
■ソフトバンク、解約申し出る契約者に年6万円の
通信料割引を適用か…契約者間で不公平
2018年12月6日、ソフトバンクの携帯
電話において大規模な通信障害が
発生した。
午後1時39分から午後6時過ぎまで、
4時間以上にわたり起こったこの障害は、
日中だったこともあり多くのユーザーが
不便を強いられた。
3キャリアすべての回線を保持している
私も、メイン使いの回線はソフトバンク
であったため、出先でLINEや電話を
使えず、不便な思いをした。
通信障害の原因はエリクソン社製
交換機に不具合が起こったためと
報道されており、他国の通信事業者
でも同様の通信障害が発生している。
この件に関しては、ソフトバンクの
過失割合は大きくないように思えるが、
ユーザー側からすれば
「高い料金を払っているスマホが、
突然使えなくなった」という理不尽
な目に遭ったことにはかわりはない。
同19日に上場を控えたソフトバンク
にとって、この通信障害は大きな
痛手であったといえるだろう。
19日の記者会見では、6日の通信
障害を契機に1~2万件のユーザー
がソフトバンクを解約したという報告
があった。
通信障害によってビジネス上の不利益
を被ったり、ストレスを感じた人がソフト
バンクを離れようとするのは、
当然の動きといえ、ソフトバンクとの
契約を解約したユーザーのほとんどが、
MNPによって現在の番号を保持した
まま他社へ乗り換えたと推察される。
MNPによるユーザー獲得は、
他社との契約を解約させ自社の契約
数を増やすことができるため、
各キャリアはMNPによる新規契約者
に対して大幅な優遇をして端末を
販売することも珍しくない。
MNPの利用者は、解約するキャリア
から10桁のMNP用予約番号を発行
してもらう必要があるが、そのため
にはカスタマーセンターに電話を
かけてオペレーターと会話するか、
ネット上で手続きをするか、ショップへ
出向くことになる。
そのため、電話対応のオペレーター
やショップ店員は、解約金や端末料金
の残債、メールアドレスの消滅といった
デメリットを説明し、乗り換えを思い
とどまらせようとする。
それでも解約の意思が揺らがない
ユーザーに対して発行されるのが、
ネット上で「コジポ」と呼ばれる引き
止め施策だ。
要は「MNP転出を思いとどまってくれ
たら、機種変更に使えるポイントを
あげます」という内容で、
ソフトバンクの場合は8000~3万ほど
のポイントであることが多い
(利用可能な機種は限定)。
ポイント数は機種によって変動し、
旧機種のiPhone8やXであれば
8000ポイント、廉価モデルのXRで
あれば1万ポイント、XSであれば
2万ポイントといったかたちだ。
■割引額が請求額を上回る?
このソフトバンクのMNPによる
契約者転出の引き止め策について、
12月の通信障害を受け変化が
あった。
私が12月22日にソフトバンクの
カスタマーセンターへ電話をかけ、
手持ちの4回線すべてについて
「通信障害があったので他社へ乗り
換えたい」という旨をオペレーターへ
伝えると、なんと
「全回線に5000円×12カ月の通信料
割引をつけるので再考をお願いしたい」
という返答があった。
なんと1回線あたり年6万円、4回線で
計24万円にも上る。
さらに、現在適用されている月2480円
の 「月々割」と、月1000円の「おうち割」
についても併用が可能だという。
そのため、1回線当たり毎月8480円もの
割引が適用されることになった。
通話料にさえ注意すれば、割引額が
請求額を上回り、月2円(割引額が請求額
を上回ってもマイナスにはならず、
ユニバーサルサービス料の2円はかかる)
で運用できてしまう。
私の場合、契約中の回線のうち2本は
2年半の契約期間、残り2本は1年の契約
期間となっており、ある程度の長期契約者
に対する優遇策である可能性も考えられた。
しかし、今年9月にソフトバンクへMNP転入
したばかりの家族からも、同様の割引が
ついたという報告があった。
また、SNSを検索しても、この割引が適用
されたユーザーの報告を多数確認できる。
■解約を申し入れしないと、割引が適用
されない
だが、ソフトバンクのこの対応を
「ユーザー還元策」として評価すべきか
どうかについては疑問が残る。
電気通信事業者協会の報告によれば、
昨年9月時点のソフトバンク契約者は
約4000万件。
このなかには従来型携帯電話(ガラケー)
や「みまもりケータイ」「フォトビジョン」など
の契約も含まれているため、
すべがスマートフォンの契約ではない。
もし全契約の約半数の2000万件に5000円
の割引を適用すれば、単純計算で割引
総額は1000億円になる。
そのため、全ユーザーにこの割引が適用
できるわけではない。
また、SNSで検索をした限りでは、
この対応が始まったのは12月22日から。
同月6日から21日までの間にMNPで転出
をしたユーザーや、MNPで他社へ転出
する意向をソフトバンクに伝えずに使い
続けているユーザーには、当然ながら
この割引は適用されていないことになり、
ユーザー間で不公平が生じていることに
なる。
■“値引き”の実態
ソフトバンクでは、新規加入時の審査で、
過去に料金滞納などを起こしていないにも
かかわらず、
「総合的判断により、ご契約できません」と
契約を拒否されることがある。
実際に私は2016年頃からソフトバンクに
複数回にわたりMNPによる転入を試みた
が、契約を拒否された。
しかし、なぜか毎年3月だけはiPhone 7や
iPhone Xといった、当時のトップモデルを
端末代金0円で契約することができた。
現在はネット上のソフトバンク代理店
「おとくケータイ.net」などで、MNPによる
新規契約の場合、iPhone XRに対して
7 ~8万円程度の端末値引きが適用され
るケースも確認できる。
この値引きは代理店の施策ではある
ものの、ソフトバンク側から付与される
インセンティブを当てにした値引きであり、
同社が契約獲得のためにかなりの値引き
をしていることがうかがえる。
消費者からしてみれば、3月にMNPを
利用して他キャリアに契約を切り替え、
端末を買うというのがもっとも賢い判断
といえよう。
しかし、幾度となく繰り返されてきた行き
当たりばったりの値引きでユーザーを
獲得する売り方は、いまだに変わって
いないようだ。
(文=山野祐介)
【転載終了】
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ソフトバンクの営業の仕方はおかしい
ですよね。
昨年、妻のスマフォ購入の際に、光に
変更し、携帯とネット、i‐Padの一括
管理にするため、i‐PadのSIMロック
解除を依頼したら、air2はソフトバンク
で解除できないとの事でしたが、外部
業者ならできるが4万円前後の金額に
なるとのこと。
もう、はぁ~!という感じでした。
「キャリアができなくて、外部業者
ができるっておかしくないですか」、
「じゃあ、外部業者紹介してください」
といったら、「ネットで探してください」
だそうです。
回線契約解除も9000円の手数料
との事でしたが、構わないのでと解除
してくださいといってきました。
二度とソフトバンクは使いません。
ソフトバンクは、やばいほどの
借り入れがあるので、マグロと同じで、
とにかく業務拡張していかないと窒息
するのでしょう。
Posted at 2019/01/09 09:52:55 | |
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ニュース | 日記
2019年01月09日
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■経済財政諮問会議2人の新顔にちらつく
“竹中平蔵人脈”
公開日:2019/01/09
7日、政府が発表した経済財政諮問会議
の新人事。
8日で任期満了となる民間議員4人のうち
2人に代わって、慶応大大学院の
竹森俊平教授(62=国際経済学)と
東大大学院の柳川範之教授(55=経済学)
が新たに起用される。
驚きなのが、2人ともあの竹中平蔵
東洋大教授(67)とつながっていることだ。
竹森教授は、
「日経ビジネスオンライン」(2009年7月22日)
に「竹中氏は日本経済の恩人である」と題さ
れた文章を寄せ、竹中氏に関するエピソード
を紹介している。
それによると、雑誌の座談会に出席した際、
竹中氏の評判について<悪いんじゃないか>
と言った他の出席者に対し、2000年代前半
に銀行の不良債権問題を解決した竹中氏の
手腕を次のようにベタ褒めしたという。
<そこで筆者(竹森教授)は思わず、
「え、それはおかしい。今の日本経済の唯一
の救いは銀行問題がないことです。竹中さん
はその問題の解決に貢献したんだから、恩人
というべきじゃないでしょうか」と叫んだので
ある>
“竹中人脈”をにおわせる事実はこれだけ
じゃない。
柳川教授は昨年8月、竹中氏が会長を
務める人材派遣会社パソナグループの
「パソナ総合研究所」で「働き方改革」を
テーマに講演。
今後の会社のあり方や「40歳定年制」に
ついて提言した。
■新人事発表の夜、安倍首相と会食
加えて、柳川教授は、竹中氏が理事長
を務める「SBI大学院大学金融研究所」
の研究員だ。
さらに、一般社団法人「G1」のシンクタンク
「G1政策研究所」では、顧問を務める
竹中氏とともに、幹事として名を連ねて
いる。
ノンフィクション作家の森功氏がこう言う。
「竹中氏は政府の有識者会議に影響力
を行使し続けてきました。小泉政権時代
から構造改革の名の下で民営化事業を
推進してきた張本人ですからね。今回の
人事は、今年4月から施行される改正
入管法や改正労働基準法を見据え、
法律の中身を詰めていきたいということ
なのでしょう。そこで、竹中氏が、政府の
諮問会議でトップに位置する経済財政
諮問会議に、自分に近しい人物を送り
込んだのではないか」
新人事が発表された当日の8日の夜、
竹中氏と安倍首相は、赤坂のふぐ料理
屋で会食した。
今度は何を企んでいるのやら……。
【転載終了】
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某国が経済工作員として送り込んだ
のが竹中氏ですね。
全ての民営化に絡んでいますし、
関係業種に関わっています。
小泉政権の「派遣法改正」や
「郵政民営化」が最たるものです。
直近では、「水道民営化」ですね。
Posted at 2019/01/09 07:46:39 | |
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ニュース | 日記
2019年01月09日
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■1ドル95円も
市場好感のFRB議長発言は円高地獄への入り口
公開日:2019/01/09
目先の株高に胸をなで下ろすのは
早い。
日経平均株価は7日、再び2万円台
を回復した。
前週末の米国株大幅高を受けた形だ。
米国の株高は、パウエル米連邦準備
制度理事会(FRB)議長が金融政策
に柔軟な姿勢を示したことが好感され
たからだが、パウエル発言は
「ドル安・円高宣言」。
日本の輸出には大逆風で、その先に
あるのは円高地獄だ。
パウエル議長は4日の講演で、
「市場は世界景気を不安視しており、
金融政策も柔軟に見直す用意がある」
と語った。
「FRBは、19年に2回の利上げを
想定していましたが、1回も利上げ
しない可能性も高まっています。
年末以降、世界経済への懸念が米国
の株式市場で明確に示されました。
また、トランプ大統領のプレッシャーは
意に介さないとしているパウエル議長
ですが、来年の大統領選に配慮しない
わけにはいかない。景気にクギを刺す
利上げはとてもやりにくいのです」
(金融機関関係者)
FRBは、15年末から「緩やかな利上げ」
を開始。
引き上げるペースを徐々に加速させ、
過去2年間はほぼ3カ月ごとに利上げ
を実施してきた。
米国の金利が上がれば、ドル買いが
進み、ドル高・円安になる。
米国のコンスタントな利上げのおかげで、
アベノミクスは助かっていたのだ。
パウエル発言は、ドル安・円高にカジを
切るものだ。
今年、円高はどこまで進行するのか―。
第一生命経済研究所取締役・
首席エコノミストの嶌峰義清氏はこう言う。
「今年、FRBが利上げを減速させること
によって、リセッションが回避され、景気
が緩やかな減速で済めば、100円割れ
は避けられるかもしれない。ただし、それは
“好条件”が揃わないと難しい。実際には、
10~12月にかけて米国がリセッション
局面に入ってしまう可能性もある。そうする
と、年末に97.5円までの円高も想定でき
ます」
■いよいよアベノミクス崩壊
嶌峰氏に限らず、今年に入って、
昨年末にはほとんど見られなかった
「100円割れ」の予想が登場している。
1月6日付「日経ヴェリタス」で、
みずほ証券の上野泰也氏は
「米利上げ休止に加え、利下げ観測も
浮上する」として、3月にかけて98円
までの円高を予想。
新生銀行の伊藤篤氏は消費増税を
懸念材料として挙げ、12月に95円を
想定している。
9月の日銀短観によると大企業・製造業
の想定為替レートは1ドル=107円40銭
だ。
昨年の大和証券のリポートによると、
「上場企業全体の経常利益は、1円の円高
で1716億円のマイナス効果」。
もし、95円になったら、2兆1278億円が
吹っ飛ぶことになる。
円高・株安でアベノミクスはいよいよ本当
に崩壊だ。
【転載終了】
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円/ドル95円は、日本経済を停滞
させてしまいますね。
株価は、16000円というところで
しょうか?
Posted at 2019/01/09 07:20:22 | |
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経済 | 日記