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広島の実家のお袋より....

母のYK12マーチ(実は，こいつは買い替えが決まってるんですが，いつまで経っても新車が納入されない....)のエンジンがブルブル振動して気になる，というので，エンジン/ミッションマウントゴムの劣化ではないかなぁ，ディーラーに言っておくので診て貰ったら....って案内しまして.....ちなみに，自分もGWに母のマーチには乗っていて，エンジンの振動が大きいのは知っています．

んで，先日，結果が出ました．「問題が無い」．お袋によるとコンピュータを繋いでその画面を見せられ，問題が無いと言われたとの事．OBDコネクタの部分に何か機械を繋いでいたというので，CONSULT(日産版の車両状態診断器?)で何かを確認したんでしょう．

アホかぁ！エンジンマウントの劣化がCONSULTで判ると思ってるのか？馬鹿も休み休み言えって事ですよね．確かに，現代のエンジンのセンサー類とその分析プログラムは優秀ではありますが，センサーはあくまでセンサー，測定していない物の判別は出来るわけ無いでしょう．そもそもブルブル振動しているものを見て，問題ないと言える根性が腐ってる．

別件でメンテナンスの師匠と話す機会が有ったんですが，今の若いディーラーメカニックはまずダイアグに繋いで，そのコードが変なの出てたら直ぐに諦めちゃうんだよね．あんなの，だれでも出来るし，全然仕事が面白く無いだろうなぁ．これじゃ，熟練の技能なんて無いし，メカニックなんて長く続けられる仕事じゃ無くなっているよなぁ.....

とのこと．ま，そりゃそうですよね．今回のディーラーのやってる事では，診断しているのはあくまで機械．諦めるなり部品交換するなりはただのマニュアルのままの作業．わざわざ人間様がやる様な高尚な業務ではありません．機械修理の本質は故障原因の解明とその現象に最適化した解決方法の提案&実施．「故障」なんてのは一つとして同じ現象は無い訳ですから，修理方法も毎回全く違う筈．私のお師匠様の修理は毎回，その故障要因がめちゃめちゃ美しく対策されていて，かならずホレボレします．ディーラーのやっているのはあくまで原因の解明ではなく，故障事象の把握，しかも機械任せで，その上事象を把握しきれていない．最悪です．

車はあくまで機械でPCと違って出力は機械的な動きとなって現れる訳です．こんなふざけた，何かのゲームするみたいに自動車の整備のまねごとをやる奴が給料をもらっているなんて，腹立つなぁと思った次第で．

それとも，売り払間近の車を真面目に直す気が無かったんですかね．お袋は長く乗った気に入っていた車が最後に調子悪いのは残念なのでちゃんと直して引き渡したいってことで直そうとしたんですがね...

どちらにしろ悲しい事です．

朝の07:00頃から出発して，箱根-愛鷹山-富士宮と富士山の表側を回ってきました．総行程400km程．

決して遊びではなく(笑)，ちょっとした重大な使命，お客様が来るので行程と宿を決める為に走行時間を測るっていう目的だったのですがね．マーチでバスっぽい速度で延々と走るのはなかなか難儀でした(^^;

とはいえ，今日の富士山は最高の景色！新緑も映える素晴らしい天気でした！