SU-35/37フランカー・・・

何度見てもコブラには度肝をぬかれますね（＾＾：
いったいどうやって制御してるのか想像も出来ません。
レシプロのアクロ機のようなことを超大型の超音速戦闘機でやってるようにすらみえますね。
それにしてもあのエンジンノズルの動きは興味深かったです。
高温に晒される部分がああもくねくね動くわけですから、エンジンそのものにもかなり負担かかってるんじゃないかなと。
構造も複雑そうですし、これを整備・維持していくのは結構な苦労がありそうに感じました。

コブラの発端はSU-27でのアルファを計測中に偶然出来たそうです。

偶然とはいえ、そこまでアルファ角度を試験していたロシアには感服します。

実はこのエンジンは左右対称では無いことが解ったようです。

もともと、双発を前提に設計されたエンジンですがスラスト・ベクター・ノズルを採用するにあたり、逆ハの時にノズルを制御しピッチのみならずロールにも影響するのは同エンジンだけでしょう。

ただ、可動部分が多いため、重量増加と整備性悪化、稼働率低下と良い面はあまり恩恵はないようです。

そのせいか、ロシア空軍は採用していません。

しかし、テクノロジーは良いモノを持っているのは間違いないでしょう。

機体も制御も凄いなーと感心しますが、それ以上にこれを操縦しているパイロットは化け物ですよね。本当に人間なんでしょうか？（笑
訓練すれば何とかなるレベルとは思えません

これがですね。

意外にパイロットは操縦桿だけでコントロールしているようです。

スラスト・ベクターやカナード制御はあんまりパイロットは関与していないようです。

ただ、とは言ってもこの機動性は凄いの一言ですね。

SU-35のフライト・エンベロープをよく熟知しないとフライトは出来ないと思います。