2023年07月09日
今、流行しつつある病がヘルパンギーナ病と言われます。発熱が帯びて倦怠感があると言う事で、コロナと間違いやすいようですが、特に小さいお子さんをお持ちの方々は感染する恐れもあります。
ヘルパンギーナ病は発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。いわゆる夏かぜの代表的疾患です。夏風邪は辛いよね。
症状としては2~4 日の潜伏期を経過し、突然の発熱に続いて咽頭痛が出現し、咽頭粘膜の発赤が顕著となり、口腔内、主として軟口蓋から口蓋弓にかけての部位に直径1~2mm 、場合により大きいものでは5mmほどの紅暈(こううん、皮膚が部分的に充血して赤く見えること)で囲まれた小水疱が出現する。小水疱はやがて破れ、浅い潰瘍を形成し、疼痛を伴う。発熱については2 ~4 日間程度で解熱し、それにやや遅れて粘膜疹も消失します。発熱で口内炎が出来たら、まずヘルパンギーナ病と考えて良いのかな?
予防は感染者との密接な接触を避けること、流行時にうがいや手指の消毒を励行することなどです。まあ、風邪の予防と同じと言う事でしょう。ただ、口腔内に多数の口内炎が出来たら、これはこれでかなり痛いし辛いですね。とにかく、栄養、休養、睡眠、消毒が大事と言う事ですね。また、コロナと同様に基礎疾患持ちの方は心筋炎を伴う事もあるそうなので注意はした方が良いですね。
Posted at 2023/07/09 20:34:07 | |
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